軽井沢町植物園に行ってきました。(2019.09.28)
ここは、入園料が100円と安く、いろんな山野草が見られるので、
時々、ふらっと行っています。あまり手を入れず
自然に任せているようなところが好きです。
入園券の写真が「レンゲショウマ」でした。
「もう遅いかな?」と思いながら行ってみると、
盛りは過ぎてるものの、まだ頑張って咲いていました。
「レンゲショウマ」は、木陰の薄暗いところに下向きに咲いています。
普通に見ると、花の裏側しか見えません。写真を撮るためには、
どうしても三脚を低くして下から仰ぎ見るように撮ることになります。
「レンゲショウマ」の花は、ひとつづつまばらに咲いているため、
二つ、三つをまとめて撮ることが難しい花です。
これは、散り始めた花と満開の花を上下に重ねてみました。
下から見上げて撮るため、うまく木漏れ日が入ると、
味のあるバックになります。
漢字では「蓮華升麻」と書きます。
花がハスの花に似て、葉がサラシナショウマの葉に似ているから
この名が付いたようです。覚えやすい名前です。
私が「レンゲショウマ」に初めて出会ったのは、
5年前でした。南牧村の飯盛山に登った時、
登山口の近くの民家の庭先に咲いていました。
「 なんと上品な花なんだろう。」というのが第一印象でした。
日陰を好む花のため、日の当たる庭では、まずお目にかかれません。
軽井沢の鼻曲山の登山道沿いに群生地がありますが、やはり雑木林の
中(下)でした。もう一度、花の咲いている頃に行きたいのですが、
この辺りは熊の出るところなので、一人ではちょっと不安です。
たまたま行った植物園で良い写真が撮れました。
ヤブ蚊に刺されながらの撮影でしたが、曇り空も味方して
面白い写真になりました。今度の写真展に出そうかと、
考えています。