六郷土手花火

昨日は、六郷土手花火大会だった。
毎年この花火大会が8月15日に行われているらしいということを、去年初めて知ったのだ。

ここに住んでから5年ほどだが、この時期は夏休みをとって実家にいることが多かったので、その存在を知らなかった。
実家に帰らなかった去年、家で夕食をとっていると花火の音が聞こえ、音のほうに引き寄せられて行ったのが初めての六郷土手花火だった。

そのときたまたまいい場所に行き着いたのだが、そこにいた人に聞くと、マンションが建ってしまうから来年（今年のこと）は見えなくなってしまうとのこと。
今年は打ち上げ場所を地図で確認し、お昼におすすめスポットを下調べし、おにぎりを作って、準備万端で臨んだ。

お昼に確認したおすすめスポットは大田区側であり、すでに場所取りがしてあった。
しかし、去年の場所よりも打ち上げ会場から少し離れてしまう。
家に帰って入念に地図を見る。
やっぱり川崎側の土手がよさそうだ。
ということになり、花火大会開催の1時間前には家を出発した。
ビニールシートを買って、お弁当を持って。
結果、思いのほかよい場所で見ることができた。
あんまり人がいなかったのもよかった。

出かけに、雨がポツリポツリと降ってきたので、カメラを持参するのをあきらめた。
しかし一旦は雨が降ったものの、花火大会が始まるころにはお天気もよくなり、カメラを持っていないことを大変後悔することとなる。

大田区側で開催されているので、開始の合図などは聞こえない。
突然花火がドドーンと上がったときには、思わず、「おおおおおおおお！」と叫んでしまうくらいの大迫力。

それまで、
ボコ「花火まだかねぇ。」
なんて言って、おにぎりをかじりながらくつろいでいたボコちゃんは、花火が始まると同時にしがみついてきた。

フィナーレの花火も最高。
夏休みの最後を飾るのにふさわしい夜だった。
残念だったことは、写真に残せなかったことだなぁ。


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