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「もけらもけら」




絵本は奥が深いな~。
と感じた一品である。

作者はなんと山下洋輔!
そう、あのピアニストの。

この絵本を初めて知ったのは、ボコちゃんが1歳後半のときだっただろうか。
保育園の連絡ノートに
「"ボコ"ちゃんは『もけらもけら』という絵本が大好きで読んでやると何度も『もう1回』と言ってきます。」
などと書かれたからだ。
このような連絡がなかったら、多分、本屋で見つけても素通りしてしまいそうな本である。

初めて保育園で読んでみたときには、
(なんじゃこれ。)
が感想。
作者の名前をみて、
(ほー、ジャズピアニストと同姓同名の絵本作家がいるんだ~。)
ぐらいにしか認識していなかったのだが…。
なんとなく気になりWebで調べてみたら、本当にその本人が作者だったのだ。

内容は、意味不明の絵と、意味不明の言葉。言葉というよりは、擬音語というべきか。

「もけらもけら でけでけ」
「ぱたら ぺたら」
「じょわらん」

こんな言葉が並んでいる。

そう。この本は、まさにジャズなのだ!!
と、どっかのWebの記事にも書いてあった。

そして、子供にはウケるのだそうだ。

子供はジャズを理解できる感受性を持っているということか…。

山下洋輔は、もけらもけらコンサートなるものも開催しているとか。
絵本を譜面台において、その絵本から得たインスピレーションでセッションやるんだって。
すごい!そんなライブに行ってみたい!

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