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「うさぎのくれたバレエシューズ」




この絵本は、数ヶ月前、ちょうどボコちゃんのバレエ教室を申し込んだときくらいに、タイムリーにも生協のカタログに掲載されていて買っちゃった絵本。

内容は、バレエを何年もやっていた女の子が、なかなか上達できないとスランプに陥っていたときに、森のうさぎの靴屋から一足のバレエシューズが届くという、とてもメルヘンチックなお話。
バレエシューズに同封されていたうさぎのメッセージを頼りに、森の靴屋を訪ねた女の子が、バレエシューズを作る手伝いをしたり、うさぎのバレエ団と一緒に踊ったりして、再び踊る楽しさを取り戻しスランプから脱出する。

もう、ボコちゃんはバレエやる気満々だったし、何度繰り返し読んだことだろう…。

多分、この先バレエに限らず、大人になってからだって(今の私だってそうだが)、壁にぶつかったり、成長できないと感じたりと、スランプに陥るような出来事はたくさんあるだろう。
そんなときに、本当の「楽しい」「うれしい」という気持ちを取り戻すことが重要だというのが、この絵本のメッセージなのかなぁと思う。

この場合、この女の子が再び森の靴屋を訪ねても、もうそこに靴屋が存在していなくて、ひょっとしてこの女の子の夢だったのかなぁとも思わせるのだけど、そんな出来事ってきっと現実にもあるんだろうね。

何かがきっかけとなって、本当の気持ちを取り戻す。

好きなことを続けるにも、モチベーションが必要。
そのモチベーションが、やっぱり純粋に「楽しい」とか「うれしい」とか感じることで維持できるんだろうな。

それが、今のボコちゃんにそのまま伝わっているとは思わないけど、こうやって読み聞かせているうちに、潜在意識の中に入っていくことを期待している。

いやぁ~、絵本ってほんとに奥が深い。
やっぱり、ボコちゃん向けじゃなくて、私向けだ…。



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