金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 宝塚記念(GⅠ)! オーソリティ、ここを勝って凱旋門賞へ‼

2022-06-26 07:00:05 | 競馬

 関東地方は明らかに梅雨明け状態なのに、気象庁は、6月中の梅雨明け宣言を行う勇気がないようですね。

 

 さて上半期の総決算、宝塚記念であります。大枠のレースの見方は、金曜日に述べたとおり

 逃げる⑪パンサラッサが淀みのないペースのレースを作り、それを追いかける⑥タイトルホルダー①オーソリティ⑮ディープボンドが、残り800mからのロングスパートを仕掛ける。④エフフォーリア⑦デアリングタクト⑱ポタジェ⑩ヒシイグアスたちも、遅れまいと追いかける。史上稀に見る『消耗戦』の展開になると予想致します。

 

 本命に指名するのは、先日も申し上げたとおり、Cルメール騎乗のオルフェーヴル産駒①オーソリティスピードの持続力勝負ならば国内トップ、負ける訳にはいきません。

 相手1番手には、闘争心で走るキズナ産駒⑮ディープボンド

 その他、2着3着付候補としては、④エフフォーリア⑦デアリングタクト⑩ヒシイグアス⑱ポタジェ⑪パンサラッサ⑥タイトルホルダー⑫ウインマリリン⑬アリーヴォ⑭キングオブコージ⑧ステイフーリッシュの10頭。

 馬券は、本命①オーソリティ頭固定で2着3着付に⑮ディープボンドの三連単20点 ①⇒⑮⇔④⑦⑩⑱⑪⑥⑫⑬⑭⑧ と、①オーソリティと⑮ディープボンドの2頭軸三連複10点 ①⑮⇒④⑦⑩⑱⑪⑥⑫⑬⑭⑧

 

 オーソリティがここを勝って、父が勝てなかった凱旋門賞へ向かう姿が目に浮かんできます!


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【憂鬱な日々】 何かのバランスが崩れて、良くないことばかりが起こる‥。

2022-06-25 06:36:05 | 

 このところ、身の回りで起こることは、悪いことばかりであります。

 

 5月に中学・高校からの親しい友人が急逝したと思ったら、先日、5歳年上の兄が脳梗塞で倒れてしまいました。まだ66歳ですから、回復を期待したいと思いますが、何と言ってもコロナ禍のせいで、入院している兄に直接会うことができません。後遺症が残るにしても、どの程度になるのかも、直接会えないために、完全にブラックボックスになっています。

 医師は、最悪のシナリオを説明するばかりで、余計な期待を持たすような発言は一切してきません。「あの時、治るって言ったじゃないか!!」などと、のちのちクレームをつけられることを避ける意図だと思いますが、こちらが知りたいのはメインシナリオ。いきなり、リスクシナリオだけを論じられると、ほぼ家族側の期待は、一切を粉砕されてしまいます。もう少し、配慮ある発言をしてほしいものです。

 コロナ禍で、家族は患者に全く会えないのです。担当の医師は、患者の現状を、家族に対して必要十分に説明する責任があると思います。

 

 このように、何かのバランスが崩れて、良くないことばかりが身の回りで起きている気がします。こうなると、自分の体調にも変調が‥ちょっと歩いただけで疲れる。食事の量も減ってくる。歩きながらだと、マスクが呼吸を苦しくする。誰にも会いたくなくなる‥

 

 そんな風に内向きばかりに籠るようになると、この方が登場いたします。

 

 

 何を悩んでおる。

 人間はいつかは死ぬのである。

 だからこそ、日々を一所懸命生きるのである。

 悩むくらいなら、前を向いて歩け。走れ。叫べ。そして働け。

 

 ちなみに、猫はクヨクヨ悩まない。

 余計な欲を持たないから、絶望もしないのである。


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【宝塚記念特集】 種牡馬オルフェーヴルの復権をかけて、オーソリティの激走に期待!

2022-06-24 05:49:13 | 競馬

 今週末は、いよいよ、2022年前半戦を締め括る宝塚記念です。阪神の内回り2200mというトリッキーなコースで、毎年毎年、繰り広げられるドラマは、必ずしも時の最強馬が勝つ訳ではなく、体調面だったり、コース適性だったり、重馬場適性だったり、さまざまな要素が組み合わさった「意外な結果」が楽しめる、前半戦のドリームレースであります。

 今年は例年以上に、出走馬の顔ぶれが豪華であります。大阪杯組や天皇賞春組、そしてドバイ遠征組も揃っており、ここにいないのは、欧州遠征を行ったシャフリヤールくらい。

 

 という訳で、今年の宝塚記念は、例年以上に激しいレース展開が予想されます。展開のカギを握るのが、ドバイターフを逃げ切った⑪パンサラッサの存在。この馬の逃げは、途中でスローに落とすことなく、淀みないペースを維持して、後続に脚を使わせる戦法が身上。あのサイレンススズカを彷彿させる逃げに出るでしょう。

 これを追いかけるのが、天皇賞馬⑥タイトルホルダーと、サウジ・ドバイと逃げて成果を出したオルフェーヴル産駒①オーソリティ。そして、これらの先行馬を見ながら、⑮ディープボンド④エフフォーリア⑱ポタジェ⑦デアリングタクトといった有力馬たちも、出来るだけ前の位置を取りに来ると思います。前を自由に走らせすぎると、⑪パンサラッサのスピード、および⑥タイトルホルダーの逃げ粘りに、完全に遣られてしまうからであります。

 このように、史上稀に見る『消耗戦』の様相になることが予想されます。ラスト800mは、生き残りをかけたロングスパート合戦になるはず。地力勝負の激闘となるでしょう。

 

 地力勝負ならば、本来は④エフフォーリア。しかし、鞍上の横山武史騎手の一週前コメントは「まだ本来の姿ではない」とネガティブ。割引が必要な状態なのでしょう。一方の⑥タイトルホルダーは、菊花賞と天皇賞春を逃げ切ったGⅠ馬ですが、どちらも、中間の1000mは超スローに落としての勝利キタサンブラックのようにスピードの持続力=地力で制覇したレースではなく、展開を上手く利した勝利

 となれば、昨年のジャパンCで先行粘りの2着、サウジでは逃げ切り勝ち、ドバイシーマクラシックでは、最後はシャフリヤールに差されたものの、ここも逃げて3着に粘り切った①オーソリティの地力を信じてみたいと考えています。

 この出走メンバーを相手に、①オーソリティが初GⅠ制覇を成し遂げれば、父オルフェーヴルの種牡馬としての価値も跳ね上がり、社台SS内での復権にも繋がると思います。

 

 あとは当日までの天候を見ながら、馬券の買い方を組み立ててみたいと思います。


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【将棋 A級順位戦】 藤井聡太五冠のA級順位戦が開幕!! その結果は!?

2022-06-23 05:32:56 | 将棋

 いよいよ、藤井聡太五冠のA級順位戦が開幕いたしました。ご存知のとおり、A級順位戦とは、将棋界のトップ棋士10名によるリーグ戦であり、このリーグ戦を1位で勝ち抜いた棋士が、渡辺明名人への挑戦権を得ることになります。

 

 すでに、今年度のリーグ戦はスタートしていますが、タイトル戦で忙しい藤井聡太五冠は、ようやく6月22日(水)に、佐藤康光九段=日本将棋連盟 会長との第1局を迎えることになりました。会場は、新設されたばかりの『名古屋将棋対局場』。東京将棋会館、関西将棋会館に続く、日本将棋連盟が運営する3番目の正規の対局場であります。

 

 さて第1局の結果ですが、先手番の藤井聡太五冠が101手で快勝。戦型は、後手番の佐藤康光九段が振り飛車を選択し、後手向かい飛車とその対抗形になりました。何だか懐かしの20世紀の将棋を見るようで、その分、藤井聡太五冠には経験の少ない世界。一方の佐藤康光九段は、かつてブイブイ言わせた戦型へと引き込んだと言えると思います。

 昼食のあとは、それぞれの自陣を固い守りで囲い込む展開で、一瞬、千日手かも‥と心配しましたが、夕食後になって、いよいよ藤井聡太五冠から攻撃の狼煙が上がり、後手陣の守り駒を1枚1枚剥がしていく展開に。終盤にかけては、慎重な手順とともに相手を追込み、ミスのない寄せで快勝。両者ガップリ四つの大相撲ではありましたが、ラストは大横綱の寄り切りのような圧勝劇に見えました。

 

 『名古屋将棋対局場』は、中部地区を本拠地とする藤井聡太五冠にとっては『ホーム球場』であり、スポンサーであるトヨタ自動車からの心強いサポートにより実現したもの。

 愛知県の英雄でもある藤井聡太五冠。この対局場の開設によって、当面の間、本拠地を動く必要はなくなりました。生活面での、ご家族の支援も引続き受けられますので、万難を排して、A級順位戦での第1位を実現していって欲しいと思います。

 

 さて次局は、6月28日(火)29日(水)の王位戦七番勝負第1局で、かつての天敵、豊島将之九段との対局となります。愛知県犬山市の「ホテルインディゴ犬山有楽苑」で行われます。同時並行で行われている棋聖戦とも、日程が詰まる闘いになりますので、藤井聡太五冠の過密スケジュールの対応力も試される七番勝負になります。そのあたりにも注目して参りましょう!


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【2歳・3歳のダート重賞路線の整備が決定!】 JRA・NARほか競馬5団体が発表!!

2022-06-22 05:44:57 | 競馬

 本Blogでも再三提言をして参りましたが、ついに中央と地方の歩み寄りが実現2歳と3歳のダート重賞路線が見直されて、整備されることになりました。

 

 6月20日(月)に発表された内容は、

①現在は南関東限定の「羽田杯」と「東京ダービー」をJpn1に格上げして中央馬に開放

②現在7月に行われているジャパンダートダービー(名称変更予定)を10月へ移行

③この3レースを3歳三冠レースとして、三冠馬には8000万円のボーナスを支給

④5月に行われている兵庫CPを1400mへ変更して3歳短距離王決定戦へ移行

 

 ネットでは様々な意見が出ていますが、総じて言えば、まずは「山が動いた」という評価で良いと思います。また、JRAの2歳重賞や3歳重賞路線の整備など、詳細な変更内容はまだ示されていませんので、『変革』に着手したという段階だと思います。

 

 地方競馬、例えば、盛岡や高知、佐賀などの地方のダービーなどは、今回の変更対象には含まれていません。これは、急激な変更だと地方競馬の基盤そのものを壊してしまう恐れがあるため。一方で、南関東については、自らの3歳クラシック体系を維持するよりも、JRAからの出走馬も募って、馬券売上げを倍増、3倍増と伸ばす方が、自らの存続に資すると判断したためでしょう。ここは、変化への対応力の差と言っても宜しいかと思います。

 また、JRA側に3歳クラシックの開催権を譲ってしまうことの方が、南関東にとっては致命傷になると考えたこともあるでしょう。古馬の重賞については、すでに殆どが「交流重賞」となっているため、「3歳クラシックだけは開放しない」と拘ることは、すでに意味を失っています。

 

 少しだけ気になるのが、兵庫チャンピオンシップを3歳短距離王決定戦とすること。兵庫競馬の「既得権」に配慮した結果だと思いますが、兵庫の小回りで重い砂のダート1400mの舞台で、3歳ダートのスピード王を決めるというのは、ちょっと抵抗があります。まぁ、格付をJpn2に留めているから、ここは再考の余地があるということなのでしょう。6月の府中のユニコーンSを、1400mに縮めてGⅠにした方が良い気が致します。

 

 いずれにしても、2歳3歳のダート路線の整備について、中央と地方で大枠合意に至ったこと、これは素晴らしいことだと思います。日本馬は、ダート路線でも世界一が目指せるレベルになって参りました。それを支える意味で、2歳3歳の重賞レース体系を整備することは大変意義があります。

 本件は、その第一歩になると思います。


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