金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 6月25日~26日

2022-06-26 16:00:57 | 競馬

 土曜日は函館1R芝1200mを勝ったキンシャサノキセキ産駒ミシュラドラータ5番手追走から、4コーナー手前から前に進出、直線では早め先頭に立ってそのまま押し切りました。勝ちタイムは1分10秒4。2着は後方から外を差してきたディスクリートキャット産駒べべ、3着は4番手から内を差してきたキンシャサノキセキ産駒トラネスハープ

 

 阪神1R芝1600mを勝ったヴィクトワールピサ産駒コスモサガルマータ後方6番手で脚を溜めます。直線に入っても、外に持ち出すのに時間がかかり、先に抜け出したゴールドシップ産駒マイネルメモリーをラスト100mのところから追いかけてクビ差だけ差し切ったところがゴール。1分34秒9の勝ちタイム。2着はマイネルメモリー、3着は最後方から追い込んできたハーツクライ産駒ビューティーワン上位3頭は、今後も楽しみな存在なので、3頭ともに覚えておきましょう。

 

 東京1R芝1600mを勝ったバゴ産駒スズカダブル好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、馬場の中央を堂々と抜け出して早め先頭に立ち、そのまま後続を3馬身離して完勝。勝ちタイムは1分34秒8。2着は最後方から追い込んできたロードカナロア産駒スティルディマーレ、3着は2番手から粘り切ったトーセンホマレボシ産駒トーセンサウダージスズカダブルはレベルの違いを見せつけるレース内容でした。中京6月4日のダイヤモンドハンズが勝った新馬戦のレベルの高さを裏付ける勝利でもありました。

 

 函館5R芝1200m新馬を勝ったジャスタウエイ産駒フミサウンド好スタートから2番手追走へ。直線では逃げ粘るビッグアーサー産駒イコサンを追いかけて、最後の最後で差し切ってハナ差の勝利。勝ちタイムは1分10秒1。2着はイコサン、3着は6番手から差してきたビッグアーサー産駒ベッラフロー

 

 阪神5R芝1400m新馬を勝ったイスラボニータ産駒オリオンネビュラ中団待機で脚を溜める選択。直線では、2番手から抜け出していたアメリカンペイトリオット産駒セミマルを追いかけて、外から豪快に差し切ったところがゴール。勝ちタイムは1分22秒7。2着はセミマル、3着は最後方から追い込んできたハーツクライ産駒ルクスドヌーヴ

 

 東京5R芝1800m新馬を勝ったエピファネイア産駒シャンドゥレール好スタートから2番手追走へ。前半1000mは1分3秒1のスローで、先行馬有利の展開に。直線に入ると早めに先頭に立って、そのまま1馬身3/4差で完勝。勝ちタイムは1分50秒0。2着は3番手から粘り切ったドゥラメンテ産駒エバーハピネス、3着も同じく3番手から外を差してきたオスカーパフォーマンス産駒マイネルビジョン。前半のスローから、前に居た馬が残った競馬。後続の有力馬にとっては参考外のレース。

 

 日曜日は函館5R芝1200m新馬を勝ったエピファネイア産駒カワキタマックス好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンを36秒3のスローに落として、そのまま直線でも押し切り勝利。勝ちタイムは1分11秒7と平凡。2着は5番手から外を鋭く差してきたネロ産駒ニシノピウモッソ、3着は3番手から内で粘ったレッドフォルクス産駒オボロヅキヨ勝ち馬はスローペースのおかげで、むしろ2着のニシノピウモッソの方を注目

 

 東京5R芝1600m新馬を勝ったダノンバラード産駒ミシシッピテソーロ中団後方に待機して脚を溜めます。直線では、馬場の外側を選択して追込みに賭けます。2番手から先に抜け出していたダイワメジャー産駒サイモンオリーブを、ゴール前100mのところで豪快に差し切り、また中団から伸びてきたデクラレーションオブウォー産駒サトノヴィレの追い上げを抑え切って勝利。勝ちタイムは1分35秒7。2着はサトノヴィレ、3着にサイモンオリーブ

 種牡馬ダノンバラードは豪州から再輸入されての第一世代が今年の2歳。新馬戦で活躍が目立ちます。故 岡田繁幸氏の相馬眼の凄さが、ここにも顕れています。

 

 阪神5R芝1800m新馬を勝ったシルバーステート産駒カルロヴェローチェ好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、早めに先頭に立って、そのまま後続を寄せ付けず、2馬身差の完勝。時計は1分50秒2。2着は6番手から外を差してきたエピファネイア産駒チャンスザローゼス、3着は2番手から内で粘り切ったシルバーステート産駒ゴッドファーザー

 素質馬が揃った注目の新馬戦でしたが、勝ったのはカルロヴェローチェシルバーステート産駒らしく、先行できるスピードと鋭い差し脚が目立ちました。2歳重賞路線で楽しみな馬だと思います。


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【競馬】 宝塚記念(GⅠ)! オーソリティ、ここを勝って凱旋門賞へ‼

2022-06-26 07:00:05 | 競馬

 関東地方は明らかに梅雨明け状態なのに、気象庁は、6月中の梅雨明け宣言を行う勇気がないようですね。

 

 さて上半期の総決算、宝塚記念であります。大枠のレースの見方は、金曜日に述べたとおり

 逃げる⑪パンサラッサが淀みのないペースのレースを作り、それを追いかける⑥タイトルホルダー①オーソリティ⑮ディープボンドが、残り800mからのロングスパートを仕掛ける。④エフフォーリア⑦デアリングタクト⑱ポタジェ⑩ヒシイグアスたちも、遅れまいと追いかける。史上稀に見る『消耗戦』の展開になると予想致します。

 

 本命に指名するのは、先日も申し上げたとおり、Cルメール騎乗のオルフェーヴル産駒①オーソリティスピードの持続力勝負ならば国内トップ、負ける訳にはいきません。

 相手1番手には、闘争心で走るキズナ産駒⑮ディープボンド

 その他、2着3着付候補としては、④エフフォーリア⑦デアリングタクト⑩ヒシイグアス⑱ポタジェ⑪パンサラッサ⑥タイトルホルダー⑫ウインマリリン⑬アリーヴォ⑭キングオブコージ⑧ステイフーリッシュの10頭。

 馬券は、本命①オーソリティ頭固定で2着3着付に⑮ディープボンドの三連単20点 ①⇒⑮⇔④⑦⑩⑱⑪⑥⑫⑬⑭⑧ と、①オーソリティと⑮ディープボンドの2頭軸三連複10点 ①⑮⇒④⑦⑩⑱⑪⑥⑫⑬⑭⑧

 

 オーソリティがここを勝って、父が勝てなかった凱旋門賞へ向かう姿が目に浮かんできます!


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