土曜日は函館1R芝1200mを勝ったキンシャサノキセキ産駒ミシュラドラータ。5番手追走から、4コーナー手前から前に進出、直線では早め先頭に立ってそのまま押し切りました。勝ちタイムは1分10秒4。2着は後方から外を差してきたディスクリートキャット産駒べべ、3着は4番手から内を差してきたキンシャサノキセキ産駒トラネスハープ。
阪神1R芝1600mを勝ったヴィクトワールピサ産駒コスモサガルマータ。後方6番手で脚を溜めます。直線に入っても、外に持ち出すのに時間がかかり、先に抜け出したゴールドシップ産駒マイネルメモリーをラスト100mのところから追いかけてクビ差だけ差し切ったところがゴール。1分34秒9の勝ちタイム。2着はマイネルメモリー、3着は最後方から追い込んできたハーツクライ産駒ビューティーワン。上位3頭は、今後も楽しみな存在なので、3頭ともに覚えておきましょう。
東京1R芝1600mを勝ったバゴ産駒スズカダブル。好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、馬場の中央を堂々と抜け出して早め先頭に立ち、そのまま後続を3馬身離して完勝。勝ちタイムは1分34秒8。2着は最後方から追い込んできたロードカナロア産駒スティルディマーレ、3着は2番手から粘り切ったトーセンホマレボシ産駒トーセンサウダージ。スズカダブルはレベルの違いを見せつけるレース内容でした。中京6月4日のダイヤモンドハンズが勝った新馬戦のレベルの高さを裏付ける勝利でもありました。
函館5R芝1200m新馬を勝ったジャスタウエイ産駒フミサウンド。好スタートから2番手追走へ。直線では逃げ粘るビッグアーサー産駒イコサンを追いかけて、最後の最後で差し切ってハナ差の勝利。勝ちタイムは1分10秒1。2着はイコサン、3着は6番手から差してきたビッグアーサー産駒ベッラフロー。
阪神5R芝1400m新馬を勝ったイスラボニータ産駒オリオンネビュラ。中団待機で脚を溜める選択。直線では、2番手から抜け出していたアメリカンペイトリオット産駒セミマルを追いかけて、外から豪快に差し切ったところがゴール。勝ちタイムは1分22秒7。2着はセミマル、3着は最後方から追い込んできたハーツクライ産駒ルクスドヌーヴ。
東京5R芝1800m新馬を勝ったエピファネイア産駒シャンドゥレール。好スタートから2番手追走へ。前半1000mは1分3秒1のスローで、先行馬有利の展開に。直線に入ると早めに先頭に立って、そのまま1馬身3/4差で完勝。勝ちタイムは1分50秒0。2着は3番手から粘り切ったドゥラメンテ産駒エバーハピネス、3着も同じく3番手から外を差してきたオスカーパフォーマンス産駒マイネルビジョン。前半のスローから、前に居た馬が残った競馬。後続の有力馬にとっては参考外のレース。
日曜日は函館5R芝1200m新馬を勝ったエピファネイア産駒カワキタマックス。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンを36秒3のスローに落として、そのまま直線でも押し切り勝利。勝ちタイムは1分11秒7と平凡。2着は5番手から外を鋭く差してきたネロ産駒ニシノピウモッソ、3着は3番手から内で粘ったレッドフォルクス産駒オボロヅキヨ。勝ち馬はスローペースのおかげで、むしろ2着のニシノピウモッソの方を注目。
東京5R芝1600m新馬を勝ったダノンバラード産駒ミシシッピテソーロ。中団後方に待機して脚を溜めます。直線では、馬場の外側を選択して追込みに賭けます。2番手から先に抜け出していたダイワメジャー産駒サイモンオリーブを、ゴール前100mのところで豪快に差し切り、また中団から伸びてきたデクラレーションオブウォー産駒サトノヴィレの追い上げを抑え切って勝利。勝ちタイムは1分35秒7。2着はサトノヴィレ、3着にサイモンオリーブ。
種牡馬ダノンバラードは豪州から再輸入されての第一世代が今年の2歳。新馬戦で活躍が目立ちます。故 岡田繁幸氏の相馬眼の凄さが、ここにも顕れています。
阪神5R芝1800m新馬を勝ったシルバーステート産駒カルロヴェローチェ。好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、早めに先頭に立って、そのまま後続を寄せ付けず、2馬身差の完勝。時計は1分50秒2。2着は6番手から外を差してきたエピファネイア産駒チャンスザローゼス、3着は2番手から内で粘り切ったシルバーステート産駒ゴッドファーザー。
素質馬が揃った注目の新馬戦でしたが、勝ったのはカルロヴェローチェ。シルバーステート産駒らしく、先行できるスピードと鋭い差し脚が目立ちました。2歳重賞路線で楽しみな馬だと思います。