金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 6月4日~5日 来年のダービー馬、オークス馬を見つける長旅の始まりです!

2022-06-05 16:14:19 | 競馬

 まずは土曜日の中京5R芝1600m新馬を勝ったサトノダイヤモンド産駒ダイヤモンドハンズスタートは少し遅れましたが、すぐに4番手追走へ。逃げたバゴ産駒スズカダブルのペースは最初の3ハロンが36秒1と、このメンバーレベルではスロー直線に入ると、そのまま逃げ切りを図るスズカバブルに対して、ラスト2ハロンでギアをチェンジして、一気に差し切る瞬発力を見せたダイヤモンドハンズが1馬身1/4差で快勝。勝ちタイムは1分35秒4。世代初の新馬戦の勝利馬であり、2歳重賞路線での活躍が期待できる勝ち方でした。

 2着のスズカバブルは自分のペースに持ち込んでの2着。次戦、同様な展開に持ち込めるかは不明で、次は危険な人気馬だと思います。3着は、6番手からラスト2ハロンだけで追い込んできたゴールドシップ産駒マイネルメモリー。勝ち馬と同じ上り最速タイムで、次戦はこの馬の方が面白いと思います。

 

 東京5R芝1600m新馬を勝ったモーリス産駒ノッキングポイント好スタートから5番手追走へ。逃げたリアルスティール産駒オールパルフェが、前半スロー、後半はスピードを活かした逃げで押し切りを図ろうとすると、ノッキングポイントがラスト3ハロンで異次元の脚を見せて、3馬身差の圧勝。勝ちタイムは1分35秒3、上り3ハロンは33秒2。ノッキングポイントは段違いのレベルを見せつけた勝ち方で、次は2歳重賞だと思いますが、大変楽しみです。

 2着のオールパルフェも、自分でレースが作れて、しかもラストの瞬発力に優れているので、この馬は次戦は確勝レベルだと思います。3着のモーリス産駒牝馬のバロックダンスも、上りタイムは33秒6の末脚を見せていますので、次も有力。そして、4着のハーツクライ×メジロツボネのエゾダイモンも、好位置が取れて、相応の瞬発力を示したので、この馬も次が楽しみ。総じて、素質馬が揃った新馬戦であり、これを圧勝したノッキングポイントの評価がうなぎ登りとなりました。

 

 中京5R芝1400m新馬を勝ったミッキーロケット産駒ジョウショーホープ好スタートから4番手追走へ。ハイペースのまま、直線では上位4頭の激しい競り合いに。4番手にいたジョウショウホープが1馬身抜け出して快勝。勝ちタイムも1分22秒3と優秀。新種牡馬ミッキーロケットは早くも産駒初勝利で、スピードに長けた有望産駒が生まれました

 2着は2番手から粘ったマインドユアビスケット産駒メイクザビート、3着は逃げたスペインタウン産駒マニバドラ4着のモーリス産駒ナゲットモンスターまで、ハイペースのレースで後続を7馬身突き放していますので、レベルは高いと思います。この2~4着は次も楽しみ。

 

 東京5R芝1600m新馬牝馬限定を勝ったエピファネイア産駒モリアーナ5番手追走で脚を溜めます。レースは超スローペースとなり、直線での瞬発勝負となりました。2番手から押し切ろうとするエピファネイア産駒エンジェリックアイを、5番手から33秒0の究極の上りで鮮やかに差し切って3馬身差の圧勝勝ちタイムは1分36秒9。33秒0の上りは凄いですが、超スローだったため、過大評価は禁物か。

 2着はエンジェリックアイ、3着は6番手から鋭く差してきたハークライ産駒ビューティーワン。後方の位置にいたエルダーサインやメリオルヴィーダは、今回は参考外と良いと思います。

 

 東京6R芝1400mを勝ったサトノクラウン産駒クラックオブドーン中団待機で脚を溜めます。直線では、2番手から押し切ろうとするデクラレーションオブウォー産駒ロードディフィートの外から、並びかけて競合い、前に出ますゴール前で、後方からワールドエース産駒ノーブルプランが鋭く追い込んできますが、これも制して勝利。勝ちタイムは1分23秒0新種牡馬サトノクラウンが早くも産駒初勝利となりました。長く良い脚を使う有望な産駒を出しました。

 2着はハナ差でロードディフィート、3着はさらにクビ差でノーブルラン。この2頭も次は楽しみ。スピードに長けた産駒だと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【競馬】 安田記念(GⅠ)! マイルの新王者は誰か!?

2022-06-05 07:03:38 | 競馬

 ダービーが終わるとモードが変わります。また来年のオークス馬やダービー馬を探すスタート台に立つとともに、秋に向けて、世界一を目指す有力馬たちの動きをおいかける楽しみも加わります。

 

 さて、日本の新たなマイル王を決める安田記念です。暫くの間、アーモンドアイとグランアレグリアというスーパーホースが支配していたクラス。誰が王座に就いても、まだ頼りなさは否めませんが、それでも、有力候補が目白押しです。

 まずは4歳牡馬ですが、⑨シュネルマイスター⑧イルーシヴパンサー⑭ソウルラッシュ④ダノンザキッドの4頭。5歳6歳牡馬からは、⑥カラテ②ヴァンドギャルド⑰サリオスの3頭。そして、牝馬陣からは、⑯レシステンシア⑦ファインルージュ⑬ソングラインの3頭。

 

 本命には、4歳牝馬の⑬ソングラインを指名。この馬は、牝馬同士の時よりも、強い牡馬とのレースの方が地力が出しやすい傾向があります。厳しい展開になった方が力を出すタイプということ。相手1番手には、4歳牡馬の⑧イルーシヴパンサー今の勢いではNO.1だと思います。実績1位の⑨シュネルマイスターは、海外遠征後の放牧で体重が増えてしまい、身体が絞り切れていないようなので3番手以下に

 馬券は、本命⑬ソングライン頭固定の対抗⑧イルーシヴパンサー2着3着付の三連単18点 ⑬⇒⑧⇔⑨⑭④⑥②⑰⑯⑦⑬ と、⑬ソングラインと⑧イルーシヴパンサーの2頭軸三連複9点 ⑧⑬⇒⑨⑭④⑥②⑰⑯⑦⑬

 

 新たなマイル女王の誕生に期待いたします!!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする