金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 新潟2歳ステークス(GⅢ)とキーンランドカップ(GⅢ)!

2021-08-29 07:54:32 | 競馬

 まずは2歳マイル重賞、新潟2歳S。例年よりも頭数は少なくなりましたが、参加メンバーのレベルは良くなった気がいたします。

 まずは、リオンディーズ産駒の⑥オタルエバー。デビュー戦は、評判の高かったディープ産駒2頭を寄せ付けず、新潟マイルを1分34秒6で逃げ切り勝ち。しかも、ラスト3ハロンを11秒5、10秒7、11秒3というラップで後続を4馬身突き離しました。ここも逃げ切りで完勝すれば、暮れの朝日杯FSまでは、この馬で仕方なしという感じになるやもしれません。

 次に、ハービンジャー産駒の⑧アライバル。6月の府中でのデビュー戦は素質馬が集まったレースで、これを5番手追走からあっさり差し切って完勝。スケールの違いを見せつけました。同じく6月の府中デビューのクロフネ産駒の牝馬②クレイドルも、素質馬相手に強い勝ち方を見せましたし、⑦クラウンドマジックは、6月の中京で最後方からの豪快な追込みを決めて、父エピファネイアを彷彿するレースを見せてくれました。

 レース展開を予想すると、今回は前に行きたい馬(⑥オタルエバー、⑨キミワクイーン、④タガノフィナーレ、①セリフォス)が揃いましたので、人気の⑥オタルエバーにとっては厳しいレースになりそう前半が速くなると、新潟の長い直線をそのまま押し切れる馬はそうはいませんので。

 となると、中心はやはり、中団から差してくる、⑧アライバル、②クレイドル、⑦クラウンドマジック、といった有力馬たち。そして、もう1頭、忘れてはならないのが、これが4戦目となるシルバーステート産駒の牝馬⑪コムストックロード中団で脚を溜められれば、長い新潟の直線でも、最後まで伸びる能力の持ち主。人気がないので、三連複の軸に面白いと思います。

 馬券は、⑪コムストックロードの1頭軸の三連複10点 ⑪⇒⑧②⑦⑥①

 

 次は、札幌のキーンランドC。注目は、何と言っても、3歳牝馬の快速馬、ミッキーアイル産駒⑤メイケイエール。とにかく制御が難しい馬です。桜花賞までは、何とかマイルまでをゴマカシゴマカシ走らせようと、関係者が苦労していましたが、ご案内のとおり、桜花賞では制御が効かなくなり、前半から暴走気味に走り出して、結果18着に惨敗してしまいました。阪神JFの時は、我慢しながら大外を差してきて4着になったのとは対照的で、年齢とともに、制御が難しくなってきています

 その分、スピードの絶対値が高くなっているとも言え、今回、陣営が1200mを選択したのは予定どおり。テンの速い馬たちが揃いましたので、3~4番手で脚を溜めることが出来れば、⑤メイケイエールが突き抜けるシーンも目に浮かんで参ります。リスクは、その馬たちすら追い越して暴走することですが、さすがに、そこは名手武豊騎手が御してくれると信じます。

 相手には、同じ3歳牝馬で葵Sを勝った⑫レイハリア、差し脚が安定している⑪ミッキーブリランテ⑬ダイアトニック、それから復調が見られる⑥カツジの4頭。

 馬券は、⑤メイケイエールからの馬単4点 ⑤⇒⑫⑪⑬⑥


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