2歳最初の重賞レース、函館2歳Sです。
ここに何と、クラシック候補と言われているキタサンブラック産駒⑦サトノカルナバルが出走してきました。デビューは6月22日の東京芝1400m新馬戦、稍重の馬場1分23秒6で2着に7馬身差をつけての圧勝でした。当然ながら、ここでも1番人気に推されると思います。
ただ、前半3ハロンは36秒5というスローで、直線を瞬発力だけでちぎった内容。むしろ距離を伸ばした方が良いと言われるレース内容だっただけに、2戦目に函館2歳Sを選択してきたのはビックリでありました。
函館2歳Sでは、馬場が良ければ、当然ながら前半3ハロンは33秒台のラップを踏むと思いますので、サトノカルナバルは後方に置いていかれる可能性が大。それでも、地力の違いをもって直線だけで差し切り勝利ということも十分にあり得ますが、ここは、短距離路線を主戦場にするであろう2歳勢を狙うことにしたいと思います。
狙いたいのは、アルアイン産駒①エンドレスサマーとサトノアラジン産駒⑤ニシノラヴェンダの2頭。
①エンドレスサマーは、6月29日の函館芝1200m新馬を1分9秒4で5馬身差逃げ切り勝利。スタート後に押し出される形で逃げましたが、本来は好位から中団待機で折り合えるタイプ。速い流れになりやすい函館2歳Sでは絶好の脚質になると思います。
⑤ニシノラヴェンダは、6月16日の函館芝1200m新馬を1分9秒3で4馬身差逃げ切り勝利。こちらは途中まで2番手の馬に煽られてハイペースの逃げになりましたが、厳しい流れでも直線で後続を突き放して完勝という内容。速い流れの本番でも、前々から粘り切る地力があります。
馬券は、まず①エンドレスサマーの単勝。そして、①エンドレスサマーと⑤ニシノレヴェンダの馬連1点 ①⑤ で。
世代最初の重賞制覇は、どの馬が成し遂げるのでしょうか⁉