伝統の菊花賞トライアル、セントライト記念ですが、ここ10年くらいだと、ここの勝ち馬が本番を制したのは、2015年のキタサンブラックくらいで、あまり本番との連関性に乏しいレースになっています。
したがって、本番菊花賞で面白そうな存在を探すというよりも、中山巧者であったり、2400mくらいまでの中距離巧者を探してみたいと。それと、これもローズSと同じですが、春のクラシック戦線の活躍馬と、夏の上り馬の比較が大事なポイントとなります。
まずは、春の活躍馬。春のクラシックのキーになる重賞レースは2つあって、1つはエフフォーリアが勝った共同通信杯、もう1つはシャフリヤールが勝った毎日杯。その毎日杯で勝ち馬と差のない4着だったのが、モーリス産駒の⑪ルぺルカーリア。切れ味に乏しいところはありますが、長く使える脚とヘコタレナイ根性がピカ一。この馬に注目しています。
そして、夏の上り馬。7月の函館で、2勝クラスの駒ケ岳特別で2着だったワールドエース産駒の⑧レッドヴェロシティ。その時の勝ち馬は、土曜日のオープンクラスのケフェウスSを4連勝で制覇した4歳牡馬アラタですから、価値のある2着。後方から差して3着の青葉賞、2番手から押し切った水仙賞も評価できるので、上り馬の中では、この馬に注目。
では、どっちを中心に据えるべきか!?‥ やっぱり、よく判りません‥。
ということで、ローズSと同じで、⑪ルぺルカーリアと⑧レッドヴェロシティの2頭軸から手広く買いたいと思います。馬券は、⑪⑧からの2頭軸三連複8点 ⑪⑧⇒③④⑥⑦⑩⑫⑬⑭ で。