金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 ラジオNIKKEI賞・CBC賞

2022-07-04 05:39:20 | 競馬

 まずは福島のラジオNIKKEI賞勝ったのは、ブラックタイド産駒フェーングロッテン。6番手追走で脚を溜めます。逃げたザファクター産駒ショウナンマグマは、前半1000mを58秒8とややハイペースを作ります。直線に入ると、スピードを落とさずに逃げ粘るショウナンマグマを追いかけて、馬場の外側からフェーングロッテンが迫ります。3/4馬身前に出たところがゴール。勝ちタイムは1分46秒7。2着はショウナンマグマ、3着は8番手から追い込んできたエピファネイア産駒サトノヘリオス

 勝ったフェーングロッテンは、ショウナンマグマの作ったハイペースをものともせず、好位置から差し切る強い内容タイムも優秀で、秋が楽しみになりました。2着のショウナンマグマも強い内容。1800~2200mのレースで活躍できると思います。

 

 そして小倉のCBC賞勝ったのは、レッドスパーダ産駒の3歳牝馬テイエムスパーダ好スタートから、迷いのないスピードを活かした逃げへ。前半3ハロンが31秒7という超ハイペース。直線に入ってもスピードを落とすことなく、そのまま3馬身1/2差で圧勝。勝ちタイムは1分5秒8の日本レコード。今村聖奈騎手の48kg軽量を活かした迷いのない騎乗が勝因。2着は後方から追い込んできたタートルボウル産駒タイセイビジョン、3着は3番手から粘り切ったキズナ産駒アネゴハダ

 勝ったテイエムスパーダが48㎏、3着のアネゴハダが49㎏を活かした3歳牝馬で、どちらも思い切った逃げ先行2着のタイセイビジョンと4着のスマートリアンは、ほぼ最後方から猛然と追い込んだ古馬陣という、真反対の図式。こんなレースもあります。

 今村聖奈騎手は弱冠18歳。デビュー年に重賞初挑戦で初勝利。お見事でした!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする