金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【もなか姫が激怒!】 生物の分類における人間の驕り高ぶりに物申す!!

2022-07-02 05:51:55 | 

 もなか姫が大変お怒りになられています。

 

 

 私目が、たまたま「NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版」という雑誌を開いていたら、生物の分類の話題が掲載されており、これについて「ふむふむ」などと判ったような態度を取っていたことが、まずは、お気に召さなかったようです。

 

もなか姫「おい。ちょっと。生物を勝手に分類するのは、お前ら人間の自由ではあるが、もう少し謙虚になったらどうか?」

ワタクシ「え!? とおっしゃいますと?」

もなか姫「判らぬか? この驕り高ぶった人間どもが!」

ワタクシ「全く、心当たりがありませぬ」

もなか姫「それでは、我々猫のことを、お前らはどう分類している?」

ワタクシ「ネコですか? 確か、食肉目 ネコ科 ネコ属 イエネコ でございます」

もなか姫「そうだな。それでは、人間のことはどう分類している?」

ワタクシ「ヒトですね。確か、霊長目 ヒト科 ヒト属 ヒト だったと思います」

もなか姫「霊長目の『霊長』とは何のことか?」

ワタクシ「この『霊長』とは、『万物の霊長』という言葉から引用されたもの」

もなか姫『万物の霊長』とは、どのような意味か?」

ワタクシ「それは、全ての存在の中で最も優れているもの、という意味で‥。あは、いや!?」

もなか姫「無礼者‼ 自らのことを『霊長目』などと分類しよって! 驕り高ぶるにも程があるであろう。この不埒者が‼」

ワタクシ「大変申し訳ございません。何と申し開きをしたら良いか‥」

もなか姫「この愚か者。たかだか、この200~300万年の間で、食物連鎖の頂点に立ったからと、驕り高ぶりよって。500万年前であれば、お前ら猿人は、全てネコ科の餌だったわ!!」

もなか姫「ようやく、ヒトとネコ科が同等に成れただけなのに、自分のことを『霊長』と呼ぶのか! この大アホが‼」

 

 もなか姫のお怒りは、当分の間、収まる気配はございません。しかし、お怒りになるのは御尤も。『霊長目』などとは、人間の驕り高ぶり以外の何物でもありませぬ。

 

 そういえば、どこかのプロ野球球団が、自分のことを『球界の盟主』などと呼んでいた時期がございました。さすがに、今は恥ずかしくて『球界の盟主』という言葉は死語になったようです。

 そろそろ、われわれ人類も、自らの種族のことを『霊長目』と呼ぶのを止めた方が良いのではないでしょうか? 生物学会の方、いかが!?


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