先日ご紹介したサント・ドミンゴ教会のすぐ脇にある『オアハカ文化博物館』。めっちゃくちゃ広いんですよ!モンテ・アルバン遺跡からの出土品や、オアハカ州先住民族の工芸品、生活用品など、展示してある物も多種多様。そのほんの一部だけ、写真に収めてきたのでご紹介しますね
“モンテ・アルバン7号墳墓から発見された宝石類”が展示された部屋ありまして、そこがひとつのメインなんですが、「金銀財宝ざっくざく
」とはまさにこういう事を言うのでしょう。
(写真は数枚しか撮りませんでしたが、もっともっとも~~~っと沢山展示してありました)ひとつのお墓から出土したものにしては、大変な数でしたよ!
その中でも、一番の「は~い、ちゅうも~く!by teacher金八」出土品はこの頭蓋骨でしょう。
「いや~ん、こわ~い!」という方は拡大せずに次に進みましょう。
Crick 翡翠の欠片が頭蓋骨を覆っています。
もともとは隙間無く埋められていたんでしょうね。元が見てみたかった!
しかし・・・
骨に貼り付けてあるという事は=死んですぐに貼り付けたのでは無い
という事ですよね。いったん白骨化させて、それから翡翠で飾りつけたんですね。正直言うと、翡翠というよりはターコイズっぽく見えました。
※余談ですが、昔はターコイズのアクセサリーには全く興味が無かったんですが、最近ハマッてます(ちなみに8月20日が私の誕生日。プレゼント先行受付中
別の部屋での展示物
「踊る人々のレリーフ」
(メキシコシティの国立人類学博物館にもオリジナルが展示されています)※遺跡のピラミッド前にあるのは複製だそうです
これもモンテ・アルバンのもの。後日紹介しますが、モンテ・アルバンには「踊る人々のピラミッド」というのがありまして、そこに、こういった「踊る人々」の姿が刻まれています。「踊る人々」なんて名づけられていますが、実際は拷問を受けた捕虜の姿では無いかと言われているそうです。『コミカルに踊っているようにも見えるが、それらはほとんど裸人で目を閉じ、口を開けて、局部から血をほとばしらせているため、捕虜の拷問や死体を意味するといわれている。』
(地球の歩き方’04~’05 メキシコ より引用)
もし本当にそうなら、このモチーフのモデルになった捕虜たちは「踊る人々なんて名前つけんなよー!」と、あの世でお冠だと思います、、、絶対に
子供を産んでいる女性の出土品。やけにリアル・・・
どすこい系出土品
「え?力士?」
腰につけているのは化粧まわし・・・では・・・ないですね、はい。
舌べろ~ん系出土品
こういう時、スペイン語の説明書きが読めないと、こんな稚拙な紹介になってしまいます ←反面教師にしてください
まあ、考古学者じゃないんだし、出土品なんて『楽しんでなんぼ』の世界ですよ。←ついに開き直るの巻き
「綺麗!」「素敵!」「面白い!」と言った、素直な気持ちで見たほうが博物館は楽しいです。小難しく考えようとすると、退屈なだけです、きっと
こちらは先住民族の手工芸です。柄の部分は全て刺繍で出来ているんですよ!「う~ん、いい仕事、してますね~」
柄がなんとも言えず複雑で、それをこんな風に綺麗に作ってあるのは素晴らしい!こういう刺繍って、先住民の人たちは得意ですよね。本当に手先が器用
本日最後の一枚
不謹慎にも笑いがこみ上げてきそうになった絵
こういうタッチの漫画を書く方、いましたよね?
そうそう、日本では昨日はひな祭りでしたね!
去年はアクリルビーズでクマちゃんの雛人形を作ったんですが、今年はお友達のお子さん用に、ワンちゃんの雛人形を作りました。見た目にはほとんど、同じですけれど・・・
こちらも今週のAB-ROAD記事(2月29更新)
毎週土曜日だけのお楽しみ、『Bazaar del Sabado』へGo!過去記事も含めたページ
メキシコ記事
←ポチッと応援よろしくね