この修道女「ソル・フアナ・イネス・デ・ラ・クルス」さんと言います。お札には「JUANA DE ASBAJE(フアナ・デ・アスバヘ)」と書かれていあますが、アスバヘはお父さんの苗字らしいです。(「お札の人々? 200ペソ札」 参照)
この女性の肖像画を以前、テポツォトランのサン・フランシスコ・ハビエル教会堂の「教会内宗教博物館」で見た事があります。
お札で見るよりも美人ですよね
ガイドさんの話では、実際にとても美しい人だったそうで、更に学問にとても長けていたそうです。しかし当時は学問=男性のするもので、女性はするものではない という考えが主流だった為、好きな読み書きを含む学問全般を断念せざるを得なかったのだとか。どこの国でも昔は「学問=男性のするもの」というのが一般的だったんでしょうか。。。
自分の国のお札ならともかく、他の国のお札に載っている人々についてはよく知らない事が多いですよね。「お札に載るくらいだからすごい人物なんだろう」位で。今回の記事を書くにあたって「ソル・フアナ・イネス・デ・ラ・クルス」について調べてみたところ、下記のページを見つけました。
お札の人々? 200ペソ札
対話形式で分り易く書かれており、彼女について勉強になりました。興味のある方はちょっと覗いて見てください。それ程長い文章では無いし、ちょっとした逸話も載っていて面白いです
これを機会に、お札の人物について調べてみようかなぁ、、、と思った次第です。
「教会内宗教博物館」にあった興味を惹かれた作品をもう1つ
crick
これは何かと言うと、スペイン人に征服された後の“民族の血統図”と言えばいいのかな?
有名なのは「国立ビレェーイナト美術館」所蔵の『スペインのアステカ征服から約200年の間に生まれた新たな「血統」を、両親とその子の三者を16例描いて示した図解絵』だそうです。
上の写真の絵もそれと同じような物だと思われます。
すっごくややこしいのですが、
スペイン人(男)と先住民(女)の子供 =メスティーソ
メスティーソ(男)とスペイン人(女)の子供=カスティソ
カスティソ(男)とスペイン人(女)の子供 =(血はめぐって)スペイン人に戻る
スペイン人(男)と黒人(女)の子供 =ムラト
ムラト(男)とスペイン人(女)の子供 =モリスコ
モリスコ(男)とスペイン人(女)の子供 =チーノ
チーノ(男)と先住民(女)の子供 =サルタ・アトラス
サルタ・アトラス(男)と黒人(女)の子供 =ロボ
・・・・・・・・・と言うように再現がないわけで
(ワールド・カルチャーガイド メキシコ 参照)
書いているだけで頭がこんがらがってきたので、今日はこの辺で
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【本日のおまけ写真~ディズニーワールド~】
MGMスタジオにて
前回に引き続き、素晴らしいイルミネーションをご覧下さい
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