夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

ハープ演奏とチーズフォンデュ

2024-01-26 07:55:46 | 日記

一昨日、美瑛町のお隣美馬牛(びばうし)駅近くの「満天の丘いちばん星」という小さなコミュニティセンターでハープの演奏会があったので出かけて来ました。12月に大正琴のクリスマスコンサートに誘われて出かけた時に月1回の催し物企画として聞いていたものでした。

バンクーバーでもハープの演奏は聴いていて、その荘厳で心地よい響きに魅了されていましたので期待していました。ハープの女性とリコーダーの男性がそれぞれ演奏したり合奏したりしましたが、お二人とも富良野の合唱団の仲間だそうで歌も披露してくれました。

演奏曲は良く知っているクラシックや映画音楽のテーマ曲で楽しかったです。こんな田舎の片隅のコミュニティーセンターで毎月何かしらのイベントが行われているなんて、プリンスエドワード島に居た頃のコミュニティーセンターを想い出してしまいました。

お昼前に終了したので、せっかくだからこの辺りで食事が出来るところはと美瑛放牧農場のカフェで冬季限定のチーズフォンデュを提供していることを思い出し、小雪の降る中ちょっと足を伸ばして出かけてみました。夏にはたくさんの牛たちがなだらかな丘に放牧され多くの観光客が訪れる場所ですが、この日は私達だけで牛たちも小屋でお休みでした。

チーズフォンデュは、ほとんどチーズを味わうようにパンと茹でたポテトが添えられていたので美瑛豚のソーセージも付け加えて見ました。こちらのチーズは国内のチーズ品評会で最高のグランプリを取ったお墨付きの美味しさですからその風味を美味しく味わっていただきました。ただ、二人で食べるには全体的に量が少なかったのが残念でした。

スキーやスノーシューとはまた違った美瑛町での冬のお楽しみをして来た気分でした。

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パン時々ものつくり部

2024-01-25 07:55:21 | 日記

「パン時々ものつくり部」というユニークな名前は、美瑛町の移住者で作る美瑛樹の中に最近できたグループです。発起人の沼倉さんは観光で訪れたはずが農家に嫁ぐことになったという方で、自家製小麦を使ったパン作りを初め食べ物に限らず色々なモノを作ることに意欲がありグループを立ち上げました。そこに私達も加えていただきました。

第1回目はパン作りでしたが、先日の第2回目はレザークラフトとランチの会でした。レザークラフトは長年姉が趣味で素敵な作品を作り続けていて、私は水戸に帰省の度にいろいろ貰って来たり、私自身も昔一年位やったことがありますがなかなか手につかずレザークラフトは姉にお任せと言う感じでいたので、私と夫はランチだけの参加でした。

姉からのもらい物

午前中のレザークラフトは、中富良野町にある革細工のお店でキーホルダーやブックカバー、お財布など短時間で仕上がる小物を制作したようで、ランチの最中のお話でも皆さん楽しそうでした。

ランチの会場は同じく中富良野町にある「モトマチデリ」というカフェで、隣接してカフェオーナーの息子さんが古着屋さんを開いています。皆さんが革細工店から移動して来る間にちょっと時間があったのでそちらを覗いてみたのですが、男物がほとんどでしかもビンテージ物が多いのでびっくりでした。エドウインのジーパンが安くしたと言って3万円で薦められましたが、夫はいつもユニクロかGUの超安物ジーパンで満足の人ですから丁寧にお断りをして眺めるだけでした。

昔息子の住むロサンゼルスに行ったときにサンタモニカの巨大モールのビンテージ屋さんで息子がよれよれのジーパンを結構なお値段で嬉しそうに購入してたのを想い出しました。田舎でこういうお店を営業するって、そういうビンテージ物のファンがいるのでしょうね。

ランチ会では思いがけずに久々に会う方などもいて食事とおしゃべりを楽しんで来ました。次回は場所を変えて発酵食品のソムリエによる使い方と発酵食品の食事会だそうで楽しみにしています。

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好きです。美瑛電子商品券

2024-01-24 08:17:01 | 日常生活

美瑛町に住み始めた頃に町からBeコインという名前の美瑛町だけで使える電子地域通貨のカードをもらいました。このカードにあらかじめお金をチャージしておき、美瑛町内の取り扱っている店での支払いはそれで出来るというものです。もちろんプレミアがなければ誰も使いませんから通常は1%のおまけがつきます。1回のチャージ限度額5万円で500円が加算されるというものです。

このBeコインが時々大盤振る舞いをします。それが今週から開始した「好きです。美瑛電子商品券」キャンペーンで、一人の限度額は3万円ですがこれに30%のプレミアがついて3万円が3万9千円になります。ただ期間は限られていて来年の3月31日までに使い切ることが条件です。

昨日の美瑛富士、美瑛岳

こういうことには直ぐ反応する私達は、昨日商工会に出かけて3万円をチャージして来ました。Beコインは美瑛町内でしか使えませんから普段の買い物に何でも使えるというわけではないのですが、美瑛町内のレストランやカフェではほぼどこでも使えますから主にそちら方面で使うことになるでしょう。9千円分ただで外食できると考えればありがたみが増すというものです。

昨日の美瑛町民スキー場

一昨年来たばかりの頃にもキャンペーンがあって、その時は限度額5万円で6万5千円になったのですが、今回は少し金額を下げられてしまいました。このカードは美瑛町民だけに発行されており、このキャンペーンの申し込みに当たっても町民であることの身分証明が必要であったりしました。地域経済の活性化のためということで美瑛町の予算で行っているものでしょう、私達も少し貢献した気分です。

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流氷

2024-01-23 07:39:56 | プリンスエドワード島(PEI)

一昨日、富良野やすらぎの刻(とき)で「北の国から2002遺言」を見て、その一つの主役が知床の流氷だったと書きました。すると昨日、オホーツク海沿岸に流氷が流れ着き昨年より19日早い流氷初日となったと報道されていました。そういう季節ですね。

フリー写真から

ドラマを見た後この冬流氷を見に出かけようかなと思い始め、2月末頃の日程で流氷が見られる場所で比較的出かけ易いのは網走かなと情報収集を始めたところでした。オーロラ号という観光船があるそうです。昨日もラッキーなことに冬の網走観光に来た人たちが流氷を見て感激している様子が写っていました。

シャーロトタウンハーバーその1

流氷は文字通りシベリアから凍った海水が風で流されて来るものでしょうが、私達が2008年から2017年まで住んだプリンスエドワード島ではセントローレンス湾に浮かぶ島だったので大きな海水の動きがないからでしょうか冬の間海自体が凍ってしまいます。

シャーロットタウンハーバーその2

特に私達が住んでいたシャーロットタウン市のハーバーはセントローロレンス湾の中に更に湾があるような地形なので早い年は12月後半から遅い年は3月まで凍っていて、私はやったことはありませんが海の氷の上をスノーモービルで走ったり散歩している人も見かけました。

シャーロットタウンハーバーその3

流氷は昔から知っていましたが実際に見たことはなく、実は心の奥底に「流れ着く氷より海が凍る方が凄いんじゃない」感があるので、果たしてどちらが凄いか自分の中で決着をつけるためにも一度流氷を見てみたいものです。

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ピアノの練習

2024-01-22 07:59:35 | 趣味の生活

ピアノの練習、3日坊主は脱出しました。毎日少しづつ触っています。しかし、楽譜の読み方は学生時代以来であり、ピアノの指使いに至っては全くの初心者ですから、これで独学でピアノが弾けるようになるのかは我ながらはなはだ疑問です。かと言って今更音楽教室に習いに行く気はありません。

それで今頼りにしているのが、先日も書いたSimply Pianoというスマホのアプリです。Bluetooth(無線)でピアノと連動しているのでこちらが鍵盤を弾いて音を出すとアプリが感知し、間違った音を出すと初めからやり直しさせらます。楽譜の読み方、指の使い方なども極めて初心者レベルからゲーム感覚で覚えるように工夫されています。

Youtubeにはそれで成功した人のビデオなどもアップされているので、自分もそうなるべく当面はこのアプリで練習を継続してみようと思っています。年間1万円ほどの料金がかかりますが、この程度の金額ならむしろ無料のものよりもやる気が出るし、それなりに機能するのだろうという信頼感も出るというものです。

今、一つ練習で困っていることは、ト音記号は慣れているのですが、ヘ音記号が全く読めないことです。考えて見れば学校での音楽の授業でヘ音記号は少し習ったかも知れませんがほとんど使うことはなかったように思います。ピアノは左手がヘ音記号を使うようなので、これを瞬時に何の音か見極めなければならず、ただでさへ右利きの私には左手が自由に動かないことに加えてそもそも何の音を弾けば良いのかも分からなければ話にはなりません。左手が自由に使えて初めてピアノを弾いている感覚になるのではないかと思っているので、今はアプリに加えて紙の五線譜を使ってヘ音記号での音階の読み方、書き方の練習も始めました。

このように書くと着々と練習が進んでいるように聞こえるかも知れませんが、そうではなくて書くことで逃げ出したくなる誘惑を封じたい一心です。ピアノを邪魔な飾り物にしないように頑張らなければなりません。

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