昨日は、この冬初めて富良野スキー場で滑って来ました。一緒に出かけたハワイから移住体験中の岡田さんは富良野スキー場のシーズン券を購入してもう数えきれないほど通っているようですが、リフト券が近隣の他のスキー場と比べて高い富良野は少し出かけることに躊躇してしまいます。
なので出かける時の基準は、前日までに新雪が降っていたこと、晴れて風の弱い日と決めています。昨日はほぼそういう条件に合致するはずでしたが、実際には15日にホワイトアウトになるほど雪が降ったものの一昨日は降っておらず、昨日は日中の気温がプラス1度くらいまで上がる暖かさになったため午前中は軽い雪質で気持ち良く滑れましたが午後からはペタペタの雪となってしまいました。
その午前中の気持ち良いスキーのノリで、昨年は一人で滑っていたためランチをスキー場で食べるようなことはなく、この日初めてスキー場内のレストランで食べようと思いました。ところが、ここで気が付いたのは、新富良野プリンスホテルが鎮座する富良野ゲレンデにはまともな食事が出来る場所がないということでした。ゲレンデベースにラーメン専門店があるだけで、他にはロープウェイ終点に小さなレストランがあるものの先日火事騒ぎがあってクローズしていて、後はホテルの豪華なレストランで食べろというスタンスです。
ラーメン店に入ってみるとラーメンがトッピングによりますが1500円から2500円と高く、外国人が多いこのスキー場らしく日本人向けの料金設定とは思えませんでした。それなら早めにスキーを切り上げて富良野の街中で食べようと、これまた貧弱な無料休憩所でドリンク休憩をし、午後からは非圧雪のコースなどを滑って疲れたので1時前には退場して来ました。
昼食に目指したのは昨年気に入って何度か出かけた市場食堂でした。ここの刺身の盛り合わせ「市場定食」を久しぶりにいただきました。見た目は少し刺身の量が少ないかなと思ったものの、食べ出すと十分で満足の昼食でした。
これで1350円と米ドルなら9ドルちょっと、しかも税込みチップなしですから、いかにハワイやカナダの物価が高いかという国際経済の話になってしまいました。客の中には外国人のスキーグループもいて、同じようなことを考えていたのかも知れません。