夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

大荒れの日もウォーキング教室

2023-01-26 09:24:41 | 健康維持

昨日は歴史的な寒波だと報道され高速道路の立ち往生など日本全国大変なことになっていましたが、私達の通うウオーキング教室は通常通り開催され、皆さん欠席もなく元気に歩かれていました。さすが雪国!皆さん慣れていらっしゃる。

会場の町立体育館

90分の教室ですが最初に軽くストレッチをし、その後いろいろな歩き方を指導してもらい休みなく1時間以上歩き続けます。30分を過ぎたころからじわーっと汗を感じ終盤にはかなり汗ばみ体が熱くなります。これが有酸素運動ということなのでしょうね。私の異常に高いコレステロール値に効果がありそうです。終了後にはケーキなど爆食いしたい欲望と戦っています。


前回、最初の教室では私の歩き方で膝が曲がっていると指摘されたものですから、その後骨格トレーナーの真知さんにもアドバイスをいただき2回目の教室では意識して歩きましたらOKだったようです。簡単そうな動きでも先生の意図する筋肉を正確に使うという動作をするとかなり負荷がきます。ウオーキングも奥が深いです。

まさにこういうイメージで歩いています

外はマイナス13度という寒さで風と雪のミニ暴風の中、いつもの教室でいつものメンバーで汗を流すというのは不思議な気もしますが、雪国の日常なんでしょうね。

日中こういう運動をしたりスノーシューに出かけたりすると、夕食後には相当早く眠くなってしまいます。昨日もそうでした。今まで文系の私には不眠症が似合うと密かに悦に入っていたのですが、実は単に運動不足だったのかと最近気づいてしまいました。

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10年に一度の低温の日に思う

2023-01-25 08:40:32 | 美瑛町~冬

今日(1月25日)から明日にかけて、日本列島は「10年に一度の低温」に見舞われ、北海道や日本海側の風雪はもちろん、沖縄や一部の地域を除いてほぼ全国的に氷点下の朝を迎えているようです。

今朝の美瑛町の気温はマイナス14度、外は細かい雪が強い風に舞っています。ただ、内陸の美瑛町は北海道でも日本海側のような暴風雪にはこれまであまり見舞われたことはなく、今日もこの後は曇りや時々晴れ間も覗く予報となっています。

カナダに住んでいた時、特にプリンスエドワード島(PEI)に住んでいた冬、あまりの寒さと雪に「世界中でカナダに匹敵する寒い国はそうあるものではないから我々はどこにでも住める」と豪語していたことがありました。そう思ったのは、「北極が出張して来た」と思ったくらい寒くて気温マイナス29度を経験した時でした。しかし、PEIでもこういう寒さは異例で、通常はマイナス10度くらいまでしか下がらないのものでした。

その経験もあって美瑛町への移住もあまり気にすることなく決めたのでしたが、今冬の本番を迎えて「ちょっとやり過ぎじゃない」的な感じも否めません。PEIで住んでいたシャーロットタウン市と美瑛町の1週間の天気予報の比較です。

シャーロットタウン市の週間予報

                     美瑛町の週間予報

シャーロットタウン、住み易いじゃないか!今年は雪もあまり降っていないようです。雪も北海道の方が多いです。日本は世界の中でも豪雪地帯に入ると聞いたことがありましたが納得です。ただ、PEIで2014年、2015年と続けて一冬の積雪量が5mを超えた時は「もうここには住めない」と思ったことは本音でした。

                  一晩でこんな状況になりました

                 暖房をつけるために除雪が必要でした

聞くところによると、美瑛町の積雪量は一冬で1.5m程度だそうですから「ここには住めない」とはならないし、北海道の家はシャーロットタウンの家よりはずっと暖かく、多少の寒さや雪があっても「終の棲家」と決めた地を楽しもうと思う気持ちに変わりはありません。

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中鶴根山の山頂で鐘を鳴らす

2023-01-24 08:18:37 | 山歩き

この頃は毎日雪模様の日が続くので、朝から天気が良いと「どこかへ行きたい」、「何かをしたい」感が強まります。昨日もそうでした。初めは白金温泉のちょっと高級そうな宿「森の旅亭びえい」の日帰り温泉に行くかと思っていたのですが、ここは月曜日が休館だと知って断念し、ならば近隣の低山としてチェックしていた中鶴根山に登ろうということになりました。

標高678mとこれまで登って来た低山の旭山(295m)や岐登牛山(456m)と比べるとちょっと本格的です。やや渋り気味の妻と連れ立ってグーグルマップのナビで約50分ほどでスタート地点となる駐車場に到着しました。この一帯は北海道立の「21世紀の森」として整備されていて、この時期は全てクローズしていますが、夏にはキャンプ場や温泉施設もあるようです。

さて、昨日はここから少し反省点がありました。事前に見ていた山のアプリYAMAPではスタート地点からは山頂へ往復して3㎞、250m程の高低差とあったので甘く見て事前に地図のダウンロードもせず、私は念のためスノーシューを持参しましたが妻はアイゼンだけで大丈夫だろうと思って歩き始めました。しかし、山道に入るとしばらく誰も歩いていなかったのかすごい雪の量で、結局アイゼンでは歩けないと判断し妻は引き返し車で待つことになりました。

私だけアイゼンからスノーシューに履き替え、地図もないのでピンクのリボンを頼りに行ける所まで行こうという気持ちで歩き始めました。雪の深さは半端ではありませんでした。トレッキングポールを持っていてもほとんど全部雪に埋まってしまうほどであまり役に立たず、スノーシューの浮力だけで歩きましたが山はほとんど直登の感じで、スノーシューでは登るのに苦労する急な斜面もありました。久しぶりにゼーゼー喘ぎながらやっと山頂に到着。

そしてそこには、高さ27mの展望鉄塔が待ち受けていました。これは登らなければなるまいと、スノーシューをアイゼンに履き替えて恐る恐る手すりを使って登ってみました。登ってみると周囲の山々が360度見廻せる絶景でした。更にそのてっぺんには鐘が備え付けてあったので、どういう意味かは分かりませんが記念に鐘を鳴らして降りて来ました。

帰りはふかふかの雪を浮き上がるように降りて来たので楽でしたが、この山は冬はちょっと厳しいので妻とは夏になってから来ようと考えていました。

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ちょっと嬉しい表札

2023-01-23 08:36:37 | 

家の表札の話です。カナダにいた時、家の建築が進むにあたって小さなことですが表札についても考えなければなりませんでした。これは工務店に頼むことではないので自分で手当てをしなければなりません。そこでインターネットで色々探していると、暗くなると内蔵のLEDライトで明るく照らされる表札というものを見つけました。

これだ!と購入を決め、早速制作会社に連絡を取りデザインを相談して制作してもらい、無事工務店宛に発送してもらっていました。そして家の引渡し直前に工務店とどこに設置するかを相談し、現在設置されている玄関ポーチの柱に据え付けてもらいました。ここまでは順調でした。

ところが、住んでみると最大の特徴であったはずの表札が夜になっても光らないのです。原因は我が家の玄関が北向きで日中光が当たらず、表札の中に組み込まれているソーラー発電が機能せず蓄電していないことでした。がっかりでした。その時は、もしかして季節が変われば太陽の向きで光が当たることがあるかも知れないという一縷の希望だけでした。

ところが、それから3か月が過ぎて今は冬の真っ最中なのですが、たまたま暗くなってから表札を見たら何と光っているではないですか。嬉しい驚きでした。多分、直接の光は当たっていないものの冬至を過ぎて太陽の光が強くなって来たり、光の当たる範囲が広がって来たのかも知れません。

直射日光に数時間でも当たればこの表札は日没から翌朝まで光り続けるのだそうですが、我が家の場合はまだかろうじての発電量なのでしょう、夕方5時ごろから8時ごろまでは光っていることを確認していますが、9時には消えてしまっています。

さてこの先もっと光が強くなってくれば朝まで光続けることはあるのでしょうか?楽しみと不安半分で眺めて行くことにします。何と言っても3万8千円というコストがかかっていますので期待に応えて欲しいものです。

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美瑛樹山の会

2023-01-22 08:33:12 | スキー

一昨日、昨日は北海道は大荒れと予報されていましたがそれは日本海側や沿岸だけで、内陸の美瑛町周辺は全く穏やかでむしろ青空が広がっていました。

その昨日、美瑛樹山の会のメンバーがスキーに行こうとLINEで呼びかけがあったので呼応して出かけて来ました。この会は、町が主催する移住者の集い「丘の町美瑛移住定住促進協議会BIEIJU/美瑛樹」の中に出来た山を歩きたい人達のグループで私達も参加させてもらっていたのですが、冬の時期は山歩きは難しくまだ一緒の活動はありませんでした。

昨日のスキーの呼びかけは、メンバーの皆さんが「隊長」と呼んでいる義博さんで、まだお目にかかったことがなかったので「これはいい機会だ」と直ぐに手を挙げたのでした。出かけたのはもう何度か出かけている東川町のキャンモアスキー場です。車で30分足らず、2時間券で結構満足できる良いスキー場です。

参加した絵美さん、美香さんからなぜ義博さんが「隊長」と呼ばれているのか聞いたところ、上富良野駐屯地に勤務する現役自衛隊員で普段山岳救助やパトロールを任務としている方だということでした。なるほどスキーも上手だし山にも詳しそうで頼もしい限りですが、昨日は娘さんと一緒で少しも強面ではない優しいパパでもありました。

皆さん私の息子よりも若い人たちで、スキーの後には知る人ぞ知るみたいな場所にあるドーナツ屋に寄ったり、解散して直ぐにそれぞれのFacebookにビデオや写真を上手に掲載していたので私も不得手ながら返信投稿をしたりと、普段の私では考えつかないようなおつきあいのオマケもありました。今までとは違った生活が始まったようでもあります。

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