夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

中鶴根山の山頂で鐘を鳴らす

2023-01-24 08:18:37 | 山歩き

この頃は毎日雪模様の日が続くので、朝から天気が良いと「どこかへ行きたい」、「何かをしたい」感が強まります。昨日もそうでした。初めは白金温泉のちょっと高級そうな宿「森の旅亭びえい」の日帰り温泉に行くかと思っていたのですが、ここは月曜日が休館だと知って断念し、ならば近隣の低山としてチェックしていた中鶴根山に登ろうということになりました。

標高678mとこれまで登って来た低山の旭山(295m)や岐登牛山(456m)と比べるとちょっと本格的です。やや渋り気味の妻と連れ立ってグーグルマップのナビで約50分ほどでスタート地点となる駐車場に到着しました。この一帯は北海道立の「21世紀の森」として整備されていて、この時期は全てクローズしていますが、夏にはキャンプ場や温泉施設もあるようです。

さて、昨日はここから少し反省点がありました。事前に見ていた山のアプリYAMAPではスタート地点からは山頂へ往復して3㎞、250m程の高低差とあったので甘く見て事前に地図のダウンロードもせず、私は念のためスノーシューを持参しましたが妻はアイゼンだけで大丈夫だろうと思って歩き始めました。しかし、山道に入るとしばらく誰も歩いていなかったのかすごい雪の量で、結局アイゼンでは歩けないと判断し妻は引き返し車で待つことになりました。

私だけアイゼンからスノーシューに履き替え、地図もないのでピンクのリボンを頼りに行ける所まで行こうという気持ちで歩き始めました。雪の深さは半端ではありませんでした。トレッキングポールを持っていてもほとんど全部雪に埋まってしまうほどであまり役に立たず、スノーシューの浮力だけで歩きましたが山はほとんど直登の感じで、スノーシューでは登るのに苦労する急な斜面もありました。久しぶりにゼーゼー喘ぎながらやっと山頂に到着。

そしてそこには、高さ27mの展望鉄塔が待ち受けていました。これは登らなければなるまいと、スノーシューをアイゼンに履き替えて恐る恐る手すりを使って登ってみました。登ってみると周囲の山々が360度見廻せる絶景でした。更にそのてっぺんには鐘が備え付けてあったので、どういう意味かは分かりませんが記念に鐘を鳴らして降りて来ました。

帰りはふかふかの雪を浮き上がるように降りて来たので楽でしたが、この山は冬はちょっと厳しいので妻とは夏になってから来ようと考えていました。

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