1週間くらい続いた暖房が必要なくらい寒い日がやっと昨日で終わり、昨日は日中の気温が26度と暑いくらいの良い天気となりました。
それではと出かけたのが旭川市にある標高220mの小高い山「突哨山」にある「男山自然公園」でした。ここは国内有数のカタクリの原生花園となっており、今月23日から5月6日までわずか10日あまりの短い開花期に一般公開されている貴重な自然の観察地です。
昨年初めて知って出かけた時は少し花の時期が遅かった感があったので、今年は8分咲きと言われる昨日が大正解でした。薄紫のカタクリの花とそれ以上に多く見られる青のエゾエンゴサクのコントラストが見ごたえがあり、更に歩いていると白いニリンソウや黄色のエゾノリュウキンカ、フクジュソウも控えめに競演していました。
一周850mのゆるやかな丘の散策コースがあり、ここを歩いていると頂上からはコブシの花の向こうに旭川市の街並みが春霞の中に見え、北国の春を心身ともに実感させられる極上の時間を体感することが出来ました。
帰り際には名前を冠している男山酒造会社の臨時売店に寄って甘酒を購入して少しだけ無料で公開している維持費への協力をしました。
昨日は旭川市で桜が満開になったと報道されていましたが、この山はまだ咲き始めたばかり、美瑛町もまだ開花直前の様相で、北国の春はやはりコブシでありカタクリや水芭蕉が先んじるということを改めて知ったものでした。
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