夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

夏山を語る集い

2023-11-09 07:41:32 | 山歩き

昨夜は、大雪山を登り自然を学ぶ「ひぐま大学」の今年最後の企画である「夏山を語る集い」が旭川市で催されたので夫婦で出かけて来ました。

「ひぐま大学」の年間スケジュールは、月1回の企画で5月、6月はまだ大雪山系の山は冬山状態なので近隣の低山を登り、7月から9月の3回は本番の大雪山を登り、10月は修学旅行として1泊2日でバスで道内の低山に遠征し、昨夜の「夏山を語る集い」で年内の企画を終了、12月、1月は休息し、2月にスノーシュー登山を行い3月は卒業式ということになっています。

「夏山を語る集い」は過去半年間の活動を振り返って思い出を語ったり来年以降の活動への課題などを懇親会形式で語り合うものでした。30人ほどの役員と学生が集い、普段は登山スタイルで良く顔も把握できていない人たちと向き合って話し合える良い機会でした。

いつも感心するのが、この大学の運営にボランティアで携わっている役員の人たちがこういった企画の設営から運営をきちんと準備して行ってくれるので、ぶっつけ本番の会合と言えども開始から記念写真を撮っての解散まで実にスムーズに進むことでした。

昨夜は2000円の会費でちょっと豪華なお弁当とアルコール、お茶も用意されましたが、参加者がアルコールやつまみ、デザートなどを持ち寄ってくれたのでその場では消費し切れず、残った飲み物、食べ物はジャンケン大会で全員に行き渡るようにお土産にまとめて持たせてくれました。

学生一人一人からこの夏を振り返っての感想なども披露され、私(夫)は10月の修学旅行以外全ての企画に参加し、全員で途中撤退した8月の美瑛富士以外は全て頂上に登ることが出来きたので少し自信を持てたと話し、妻は「5月、6月の山行以降は不参加だったので大学は落第ですね」と話すと、皆さんからそんなことはないと声をかけられ、個人的に旭岳の裾合平や大雪高原沼を一周したと述べると「やるじゃないか」の雰囲気になりちょっと満足していました。

中には80代、90代のベテランの方もおられ、さすがにこの方たちは山行にまでは参加していなかったので初めてお会いする方たちでしたが、昔の美瑛富士の登山道修復工事に携わったという方や全日本の尺八保存の会の役員として活動されているといった方の話があり大雪山登山とは離れますが興味深いものでした。

6時から始まった会は8時半に終了し、意気投合した者たちは二次会で旭川の街へ消えていったようですが、私達は30分ほどのドライブで我が家に戻って来ました。

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