夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

取材されたパンフの完成

2024-08-05 07:42:27 | 日記

5月31日の記事「雑誌の取材」で書いたパンフレットが出来上がり、先日町の担当者が持参してくれました。パンフは、「びえいでくらす」というタイトルで、美瑛町への移住を考えている人に対し様々な情報を提供するものです。

私達はそこで取り上げられた3組の移住者の1組として、セカンドライフで移住したカテゴリーでの生活の紹介でした。

上の写真はゲラ刷り段階のもので、出来上がったものは記事内容は変わりませんが、右上のメイン写真が下のものに変更になっていました。

他の2組は、家族で移住した子育て世代と単身で移住した方でした。その2組ともファミリーは宿泊施設、単身者はカフェと美瑛町で起業し、今や地元や観光客にも人気の施設となっているので、私達のように何もしていない人はちょっと気が引ける気もしますが、美瑛町への移住希望者には結構退職後に考えられる方も多いようで、そういう方に向けて何かを示すことが出来れば良いのでしょう。

最新の町の広報誌によると6月末現在の美瑛町の人口は9,329人で、6月1か月間で亡くなった方は12名、新生児5名、それに転入転出者を合わせると14名の人口減少となっています。転入転出者の中には今年度新たに美瑛町へ移住して来た16組27名の方々が含まれます。放置しておくと減少の一途をたどる美瑛町の人口を移住者がかろうじて埋めている状況が見えます。

北海道の多くの市町村はこれが現実です。北海道各地をドライブして思うことは、札幌や近郊の町がエスコンフィールドやラピダスなどのカタカナ文字で勢いづいていることとは裏腹にどんどん寂れていく様子を見るばかりで、そのような中で美瑛町は旭川市にも空港にも近く富良野と共に観光地としても人気の町なので他の市町村とは違って活気づいて見えることは確かです。

しかし、それでも人口減少は進むばかりです。定住人口の増加には農業、観光業、林業以外にやはりもう一つ新たな産業の育成が必要なのかなと思わざるを得ません。

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