昨日1月15日は小正月・・などのニュースを見ると、15年ぶりに日本に帰って来たことをつくづく感じます。松の内が終わる、正月飾りをこの日に片づける、といった慣習を昔聞いていたなぁと思い出していました。
カナダなどでは良く言われるように正月を祝うという風習はほとんど感じられず、大晦日であるNew Year’s Eveに年越しパーティで大騒ぎをして、翌日1日は国民の休日なので二日酔いで寝て過ごすというのが私達のステレオタイプな正月のイメージでした。唯一松の内を感じたのは、11月頃から飾っていたクリスマスツリーをクリスマスが過ぎても片づけず、1月初めにゴミ回収の一環としてツリーを道路際に置いておくと行政が回収してくれる日でした。
ただ、日本でもそういう意味合いも感じられなくもないのが、昨日各地の神社で行われたどんど焼きの行事だったのではないでしょうか。近所の美瑛神社で朝9時からどんど焼きが行われるというので、昨年末から飾っていたしめ縄などを持参して焼いてもらおうと出かけて見ました。
元日に初詣に出かけた時は9時過ぎでも人がまばらだったので昨日もそういうことかと思って着いてみると、松納際とかいう儀式の真っ最中で結構な人が神妙に頭を垂れていました。
マイナス9度という寒さで火で温まろうと考えて来た夫婦にとっては予定外で、15分くらい寒さに震えながら火がつけられるのをじっと待っていました。しかし点火されてみると火はあっと言う間に燃え上がり、今度は熱くてたまらず早々に我が家のしめ縄を燃やして引き上げて来ました。
これで1年間無病息災と信じておこうと思います。
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