夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

帯広その2~六花の森と幸福駅

2023-10-21 08:04:01 | 旅行

アートヴィレッジの後向かったのは同じ六花亭が運営する六花の森でした。ここもアートヴィレッジと同じように広大な敷地の森の中に美術館が点在し、またカフェと菓子工場が併設してありました。

ヴィレッジは入場無料でしたが、六花の森は入場料1000円(JAF会員800円)でした。ただ、美術館の一つに無料でコーヒーとクッキーが用意されていてそれらで4,5百円が還元されているようです。

今の時期は花はハマナスが少し見られるだけですが、時期によっては六花の森の名前が示す通り6つの花(カタクリ、シラネアオイ、エゾノリュウキンカ、オオバナノエンレイソウ、ハマナス、エゾリンドウ)が見られるそうで、多分春のカタクリやエゾノリュウキンカが咲く時期に訪れるのが良い感じです。ヴィレッジと違って森の中に小川が流れているのでそれも風情がありました。

ここにある美術館は全て六花亭の包装紙デザインの作者、坂本直行さんに関する展示です。幕末のヒーロー坂本竜馬の遠縁にあたる方で、ずっと十勝地方に根差して絵画活動をして来た方だったようです。

カフェでは昼食メニューもあったので私たちはそれぞれハヤシライス、ビーフシチューを美味しくいただき、コーヒーと共に工場出来立てのマルセイバターサンドをいただいて来ました。

この後帯広市内へ向けて車を走らせ、途中で是非寄りたかったのが幸福駅でした。40数年前結婚した翌年に北海道旅行をした際に立ち寄っていました。当時はまだ広尾線は廃線となっておらず、訪ねる前年頃でしたか「愛の国から幸福へ」という歌がヒットしたこともあってちょっとした観光地となっていました。(当時の写真もありますが激やせの姿を見せたくないというので掲載しません。)

1987年に廃線となって以降も駅は存続し続け、むしろ今の方が公園として整備されて観光客を引き付けているようでした。昔と同じく「愛国→幸福」の切符を購入して来ました。明治以降に入植した人達が名付けた地名なのでしょうが、幸福とは良い名前を付けたものだと今更ながら感心します。

ここから30分ほどで帯広市内に到着。一つだけこだわりで中島みゆき、ドリカムの吉田美和が卒業した帯広柏葉(はくよう)高校前を通って駅前のホテルにチェックインしました。

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