林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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また新しいギターが欲しいな・・・その2

2016年03月31日 05時36分39秒 | 新しいギター購入計画



さてさて、前回は、持ち運びに便利な練習用のギターを探し始めた、というところまででしたな。
さらに、できることなら、本番で使うメイン・ギターと同じ長さのスケール(弦が張ってある部分)のものが良い。

上の写真にあるとおり、ちっちゃいギターのスケールはそれぞれ、普通のギターより短くなってます。

ちなみに、マーチンD28のスケールの長さは、64.5cmです。




そう、今のおいらが使っている、練習用ギターの問題点は。


1・ショート・スケールであること。

2・クラシック用の弦が張ってあること。



おもにこの2つですね。



あ、この「ショート・スケール」という言葉、厳密にやりだすと、きりがないのですが、おいらにとってはマーチンD28のネックの長さが基本でして、それを「ロング・スケール」と呼んでいます。
それよりもネックが短い物を、ひとまとめにして「ショート・スケール」と呼んでいます。
ギターに詳しい方からすれば、厳密ではないでしょうが、そこはご了承くださいませ。



で、ギターの大きさの違いがわかる、次の写真を見てみましょう。

1番左が、ドレッドノート・タイプの、普通のアコースティック・ギターです。
おいらのマーチンもこれと同じ大きさです。


1番右は、おそらくギタレレでしょう。
ネックの長さが全然違いますよね。
弦が6本張ってあるウクレレ」なので、もはや、別の楽器と言っていいでしょうな。
真ん中の2本が、俗に言う「ミニ・ギター」ですね。
おいらが持っている、ペペ・ギターZO-3ギターは、これと同じくらいのネックの長さってわけです。


持ち運びを便利にするには、小さくするしかないわけで、ネックの長さが短くなるのは当たり前といえば、当たり前。



現在は、こんなにたくさんのミニ・ギターが販売されているんですな~。


おいらがぺぺ・ギターを買った10年くらい前は、ミニ・ギターなんて無かったですよ。

いやあ、このギターを買うときは大変だった~。


あのころの楽器屋さんって、なかなかに硬派でして、

「練習用のちっちゃい、持ち運び便利なギターが欲しいんです。」

と言ったら、

「それはないですね~。ちっちゃいギターで練習しても、あまり練習にならないですよ。エレキ・ギターをアンプにつながないで、生音で、練習したほうがいいと思います。」


などと、渋谷の楽器店でそっけなく言われたのをおぼえてます(遠い目)


でもやっぱり、ちっちゃいギターが欲しくてたまらず、さんざん探し回って、このぺぺ・ギターを購入したわけです。
スペインの子供がフラメンコを練習するためのギターですからね、町の楽器屋さんには、なかなか置いてなかったわけです。
当時は、ミニ・ギターの需要があまり無かったんでしょうね~。


でも、今になって思えば、たしかに「練習」ということを考えれば、この店員さんの言うことは圧倒的に正しい。
ショート・スケールで練習しても、本格的な練習にはならないわけです。


いや、もちろん、スケール(音階)とかコード(和音)とか楽曲を記憶するための、反復練習ならショート・スケールでも全く構わないのですよ。

でも、本番でやりたい演奏を、練習して磨くつもりなら、全くといっていいほど意味がない・・・

指を動かす基礎練習にしても、ショート・スケールでいくら弾けるようになっても、本番で使うギターで、練習と同じように弾けなければ意味がない。

現においらは今、本番で演奏するギターと同じ環境(ロング・スケール)で練習できるギターを探しているわけですから。

硬派な店員さんの言うことが、今になってよくわかりましたよ~。

まあ、ショート・スケールの練習用ギターがすべて悪いわけではなく、使いようってことですな!



そこで、数年前から気になっていた存在が、トラベラー・ギターというやつです!!

これですね!!

これはいろんな意味で画期的なギターですよね!!

まず、コンパクトなのに、ロング・スケールである。
普通のギターと同じ長さのネックを装備しているのですよ。

その上で、持ち運びを便利にするための工夫が凝らされている。

ヘッドが無いですよね!
これで、ギター全体の長さをかなり短くできる。
ヘッドの役割を担うのが、ボディのなかに内蔵されたペグ!
しかも、ボディが、すごく小さい!!

これは非常に良く考えられた設計だと思うのです!!


でも、おいらは数年間、熟慮して、このギターの購入を見送ってきました。

それはなぜかというと、



1・エレキ・ギターであること。

おいらはアコースティック・ギターじゃなきゃ、イヤなのです(爆笑)
まあ、簡単にいうと、いちいち弾くたびにアンプに接続するのがめんどくさいのです(笑)
昔、ZO-3ギターを購入したのも、アンプに接続しなくて良かったからですわ。



2・チューニングがいじりにくそう。

おいらは今、演奏する曲によってチューニングを変えています。
となるとやっぱりペグはヘッドについていて欲しい。
いや、もちろん慣れの問題なのでしょうけど、チューニングを頻繁にいじる人には、使いにくい気がするざます。



3・ヘッドにつけるタイプのチューナーはどこにつけるの?


こういうやつですねっ(爆笑)

ヘッドが無いから、つけられませんよね?(爆笑)
おいらとしては、いろいろと勝手が違ってしまって、とまどうばかり(笑)




いやこのギター、デザインとしては革新的だし、素晴らしいと思うのですよ!
でもやっぱり、おいらにとっては、購入するほどは惹かれないわけです。



というわけで、どうするか。

アコースティック・ギターで、ロング・スケール。
それなのに、持ち運びが便利!


はたして、そんなギターが存在するのか??

以下、次号ですわ!!


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