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こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

時を駆けて・・・・

2012-06-18 21:51:31 | 第1章・青の家

ルナです。


ルナも、体操部に入部しようかと思っているんだけど、
この柔軟性、どうかなぁ~♪


この前、マーブルママさんのお孫さんのしーちゃんが、
とても素晴らしいブリッジ見せてくれたけど、
ルナもちょっとやってみた。







こっちの足の伸ばし方なんか、
なかなか、綺麗に決まってるでしょ~
しかも、目をつぶりながらやってるってところを、評価してね~







ルナが、こんな事している間に、
ママさんは、昨日の予告通り、約30年ぶりに、「花子さん」に会いに、
待ち合わせの仙台駅、ステンドグラス前に出かけて行ったよ。


ルナは、むしろ、ハラハラ、ドキドキ。
ママさんって、落ち着いて見えるけど、違うんだよ。
きっと何かやってるよ。






新幹線は、降り口改札は3階にあるんだけど、
3階緑の窓口前あたりから覗くと、
そこから見る2階の中央に、ステンドグラスがあるからね。
ママさんといつか仙台駅で待ち合わせるときは、ここだからね~
みんな、覚えておいてね(笑)



ママさん、ちゃんと花子さんと会えたの~


えーーーーーーーっ


ママさん、間違った。。。の。。。。


ママさん、花子さんにママさんおススメの美味しいハーブティをお土産にしようと、
約束の時間より、すごく早めに仙台駅へ行ったんだよ。





考えていたものが、季節限定だったから、先月で終わってしまって、
それに似たものを試飲しながら探していたら、時間がギリギリになってしまって、
慌てて走って行ったら、
花子さんと思われるような人が「いた~~~」

「花子さん、花子さ~ん」
「・・・・・・・・・・・・
「花子さん?」
「ち・・・違います・・・・・


「ごめんなさい。とっても似ている人と私、
今日、30年ぶりに待ち合わせしたものですから・・・」
「良いんですよ、実は、私も、20年ぶりに待ち合わせしているんです(笑)」


とても良い方で、そこで二人で大笑いしてしまったらしい。
ママさんらしいね~
すまして見えるくせに、必ず落ちが付いてくる


それにしても、20年だの30年だのと、
人間って、どうしてそんなに時間を超えるの?
とっても不思議な感覚に、ルナは驚く。


そこから、慌てて、違う、違う。。。。。
ステンドグラスの前って言ったのに~~~~   あ~~~~



み~つけた


ママさんは、感動の再会を、一歩手前でやってしまったから、
おかしくて、涙どころではなかった・・・・けれど、
花子さんと手を取り合って、30年の時を駆ける少女になって、
そして、一瞬で、その時間を凝縮して、
今、そこに居る花子さんと、先週もあった友達のように、
「待たせてごめんね~~」







事前に、花子さんに、どんな予定を考えているのかを聞いたところ、
花子さん地方にはないような、そんな所で美味しいランチがしたい!!
そんなミッションをかなえるべく、
ママさんが、案内したのは、ここから見える、
向い側のビルの4階にある、レストラン ヴェランダ


屋上に、グリーンが見えるでしょ。
晴れた日は、オープンテラスになるはずだから、今日はラッキーかもね。
ママさんは、大事な人はここへ案内するよ。






スケルトンのエレバーターで上ってゆくと、







ママさんが予約してた、開放感のある席に案内されたらしいよ。

















このあと、スイーツでゆっくりお茶を考えているから、
ここは、軽めのランチにしようねって、ママさんのメインって何?

スィーツはテラスLで、
ちょっと、都会感覚をプレゼント。


 



二人とも、30年の間に、いろんな「時」を超えてきたけれど、
居心地は、当時と何も変わらなかった。
話しをする声が、あのころのまんま。
ママさんは、もしかしたら、少し仙台なまりになっていたかも知れないけれど、
その抑揚も、話す間合いも、あの頃のままだった「花子さん」


今度はいつでも気軽に会いに来てね。
次は、美味しい和食のお店に連れて行くからね~
ママさんがそう言うと、花子さんはとても嬉しそうに、また来るって喜んでくれたそうだよ。


この30年で、二人が変わったことと言えば、
しっかり成長したことかな~


横幅にね(笑)


一緒に成長して良かったね。
片方だけ成長していたら、切なかったもんね。


ママさん、今日は、素敵な一日になって本当に良かったね。
こんな日が、訪れるなんて、最近よく思うことだけど、
誰かが動かないと、出会いは前に進まないし、
現実を拡大できないような気がするね。


代休を使って、会いに来てくれた「花子さん」に感謝。
ありがとう。
また、笑顔で会える日はきっと近いよ。







コメント (20)
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