kouzi_2007~

発火村塾 established 2007

MGC M459

2008-06-13 22:44:59 | トイガン

MGC製スミス&ウェッソンM459。MGCの取り扱い説明書に1993年12月の記述がある。
筆者が子供のころ見て憧れた「太陽にほえろ」のドック刑事使用のM59のモデルチェンジ版だ。

ドック刑事の銃は下半分が鈍いアルミ色シルバーでスミス&ウェッソン的には”ファーストジェネレーション”モデルだ。こちらは”セカンドジェネレーション”。フィンガーレストのついたトリガーガード、アンビセーフティ、フルアジャスタブルリアサイトなどが違う。実銃に基づいて考証されているのかどうかは解らない。あと、MGC的にはこちらはCPカート仕様になっている。


刻印が浅くて写真になかなか写らない。
そのうち下半分をシルバーに塗装して気持ちだけでもドック仕様に、と考えている。有難いことに”M459”と刻印が打たれている。フレームがアルミ製でスライドがスチールだとセカンドジェネレーション的には”M459”で正解である。上下スチールだと”M559”、オールステンレス製が”M659”。サードジェネレーションになると数字が4桁になってもう、なにがなんだかわからない。S&Wの営業担当も正確には把握していないのではないだろうか?この解りにくさがセールス的にイマイチで、米軍の制式拳銃トライアルにも惨敗した一因であると筆者は真剣に想像している。


マルシン製M39と一緒に。リアル志向のマルシン、作動性能と費用対効果を追求したMGC。模型的楽しみ方でははマルシンに軍配があがる。
メッキモデルを発火させる勇気はちょっとないのでコレは未発火だ。
ドック刑事は初登場のエピソードでM59のマガジンを捨て、「弾は入っていない」などと言って犯人を油断させ、スキをみてチャンバー内の一発を発射して犯人を逮捕していた。実際はM59はマガジンセーフティーが装備されているのでこんな芸は出来ない。どうしたことかMGCはモデルガンにこの機能を再現していないので、小道具にMGCを使ったこのエピソードは正確である・・・アレ?
もちろんマルシンM39はマガジンセーフティーを再現している。
マルシンは最近、ダミーカートモデルだがM39、M439を再販した。再販は10年以上ぶりだとゆう。内部メカはサイドファイアのままで、まるで変わっていない。センターファイアー化はまったく未定だとゆう。


発火させた。若干のジャムや不発はあったがかなり良好な回転をする。
動画はピントが合わなかったり散々に酷いものとなった。