Andyの日記

不定期更新が自慢の日記でございます。

Bon Jovi in the TOKYO Dome

2006-04-11 12:39:58 | 音楽・楽器
先週の土曜日、ひさしぶりに Bon Jovi のライブを見に行ってきました。
直前に、ギターのリッチーが左腕を骨折したという情報が入ってきたので、
すわ、チケット払い戻しか、と心配しましたけど、ライブは予定通りに
開催されるというので安心しました。しかし、ギタリストにとって腕は命。
大丈夫なのだろうか・・・。

ライブが始まると、リッチーがギターを右肩に吊るして弾いているのが
わかりました。やはり、普通には吊ることができないようです。そして、
当然のようにサポートギタリストがステージに立ってリッチーのパートを
かなり弾いていました。見た限りですが、リッチーは決めの部分(ソロや
曲の出だし)だけを弾いて、あとは弾いているまねだけしているようでした。

このサポートギタリストさんが、なかなかの腕前で、リッチーっぽくギターを
上手に弾いていました。使っていたギターはストラトとレスポールで、
リッチーの音と若干異なってはいましたけど(リッチーのギターとは、特に
ピックアップが違うために、音に差が出ている)、特に違和感なく聞くことが
できました。それより気になったのは、ベースの音がやたらに大きかったこと。
なぜあそこまでベースの音が大きいのか?最初はリッチーのギターの音を
あまり聞こえないようにするために、わざと大きくしているのかと思いました
けど、サポートギターがきちんと弾いているんだから、そんなことする必要
ないのに・・・。個人的には、ドラムのティコよりも、ベースの人のほうが
リズム感がいいように感じました。

技術的な話はさておき、やはり、かっこいい!Bon Jovi を見ていると、
バンドに必要なのは、ライブがいいかどうかだ、ということを再認識させられ
ます。CDでどれだけ上手であろうと、ライブがメタメタだったり、うまくても
仏頂面で演奏していたのでは、見ているほうは「もう見なくていいや」と
思ってしまうはず。

エアロスミスも同じ系統ですが、やっぱり演っている本人たちが、人前に
出るのが大好き、目立つのが大好き、スターとしてちやほやされるのが大好き、
そして何よりライブで観客と大騒ぎするのが大好き、というタイプでないと、
続かないのでしょう。ジョンなんか、放っておくと4時間でも5時間でも
歌い続けてしまいかねないほどのライブ好きです。

今回は5時スタートでしたから、リッチーが骨折さえしていなければ、
あと2時間はやっていたはず。というか、絶対それが目的であんなに早い
時間にスタートさせたんだと思います。4時間やり続けて、東京ドームから
クレームがついた数少ないバンドの1つがボンジョビなので。それくらい
体力ばっちり、サービス精神旺盛なのがボンジョビ。これからも、何度も
日本に来てほしいものです。