アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

そして、のだめ「魔笛」を読み返す

2011年01月26日 | ピアノ
…DVDで「魔笛」を見たら、そりゃこんどは「のだめ」オペラ編を読み返さないとね。

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この壮大なストーリーを〆るのに、こんなにふさわしい題材もないと思う。まさにオールスターキャスト。千秋とのだめが、ピアノ協奏曲じゃなくてチェレスタ共演ってところがまた、のだめらしい終わり方で好き。

これまで、のだめに出てきた曲はあまたあるけれども、何も全部知っていろということではないと思う。ま、ほぼ全部知ってる音楽ファンもいると思うし、のだめのCDまで買っちゃうファン(私を含む)は結局なんでも押さえることになると思うけど、別に知らないのがあったって十分楽しめるもんね。

でも、この24巻、25巻を、まったく魔笛知らないで読んだらもったいない…そりゃ、漫画としておもしろいところはたくさんあるだろうけど。夜の女王が調子上げてきて「お前がザラストロの息の根を止めないなら 親子の絆はことごとく砕かれる!」のところでオケメンバーが「すげー」「鳥肌たった」といってるけど、女王のアリアを聞いたことなくてここを読んじゃったらもったいない。

私は、女王のアリアもパパゲーノの歌もあらかた覚えていた状態でこの二冊を読んだけれども、DVDでオペラをまんま見てから、すぐのだめを読み返したら、印象はがらりと変わった、というか豊かになった。

清良がバイオリン弾きながら「このオペラ、女に対してホントひどい…」といってるのもすっごいよくわかったし(^^;;

オペラの中で衣装の持つ意味、演出のあり方というのがいきいきと頭の中で動き出し、峰くん(演出)と真澄ちゃん(衣装)の働きが大きな意味を持ってくる。

衣装をつけてみたとき、「ステキかもしれない~」「さっきみたいに回ってみてよ」「ドレスがネジが回るみたいに…」「だから私たち回るのー!!」おぉーっ…と、侍女たちは踊りの振り付けに納得し、「そーだったんだ…たしかにこれは…羽をばさばさしてかわいく見せたくなるよね…」と、パパゲーノはバカやることにふんぎりがつく。

衣装と演出が噛み合って、舞台のおもしろさを作っていくし、それはまた、最終的に歌の感動にもつながっていくんだよね。

私は個人的に、「性格に難ありののどオタク」(タミーノ)が最後、ステージ上では存分に力を発揮して歌い、「愛って、こんなにのどにいいんだ…」とか思ってるところも結構スキ。ちょい役だけど。あと、スポンサー関係がザラストロに入ってたり、そういう細かいところがいいの。オペラお金かかるもんね…

だから何がいいたいかっていうと、オペラみないで漫画読んじゃった人は、今からでもぜひオペラみてください~

あらためて感動のラストが待ってますよ(^-^) のだめのチェレスタが奇跡を起こすんです。

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2 コメント

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Unknown (yoyo)
2011-01-26 13:10:12
魔笛は 見たことあるんだけど、ほとんど 忘れていて…(^_^;)
そうか。オペラみてから読むとそんなに感動するのね。
見ることにします♪
> yoyoさんへ (アンダンテ)
2011-01-26 17:10:59
確か、音楽の時間に、映画版の魔笛をみたよね。非常におぼろげな記憶なんだけど…

ま、DVD探してみて(^^) 私がみたのは図書館のだから貸せないんで。

あ、でもこれから買っちゃうかも(^^;;

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