弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

trait or state?

2018-04-28 23:38:12 | メンタル
不安には特性不安と呼ばれる個人の比較的持続的な性質であるものと、状態不安と呼ばれる場面や時に応じて変わるものの二つがある。

おそらく、ではあるが、前者も後者も高い。というか、いつも思考の背後で特性不安が蠢いていて、場面場面-特に社会的場面によって-後者が強く出る。

認知行動療法でいう認知的な処理を施しても、自分にはあまり意味はないのだと思う。
カウンセラーとも話し合ったが、結局、

理屈の上ではそれはそうなんだが、しかし・・・

という風にしかならない。だから、行動的な側面と生理的な側面に焦点を当てていくしかない。
マインドフルネス瞑想と腹式呼吸を覚えてから少しは楽になった。


・・のだけど、不安が気分の波と絡んでくるときは本当に厄介だ。
単純に2×2の4通りにしても、

気分+不安-=一番楽。この状態になることはない。
気分-不安-=そこまで辛くはない。行動量は限られる。
気分+不安+=混乱状態。こういう状態で考え行動した時に後で不利益を被ることが多い。一番厄介。
気分-不安+=何もできないが、ある意味大人しくしておけばいいだけ。

実際はこんな単純にはいかない。上述したように、特性の不安に状態の不安が重なり、更に気分もそれに応じたりそれとは独立にであったりして動く。

・・・不安自体は警告信号だ。適応上の機制だ。それが正常な範囲であれば。
でも、生まれつきの不安が強い個体も淘汰されずに残っているということは、それはそういうものだということだ。
自分がそういう個体であっただけ。
まあ、でも、「異常な不安→不安障害」というものは、ある意味、「正常な落ち込み→異常な落ち込み→気分障害」というものより理解され難いこともしばしばある。むしろ、うつ病の方が市民権を得ている。(近頃は発達障害も)

だからどうというわけでもなく、こういう状態だから障害年金をもらえている訳で・・・そこは察して欲しい。
(誰に?)