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定年後の人生、日々の ”こと” つれづれ思いつくままに・・・

犬山:有楽苑

2015年10月15日 | 庭園・公園
有楽苑は、犬山市犬山城の東にあります。

有楽苑とは、織田有楽斎(1547~1621)、信長の実弟で大茶匠。
有楽は晩年、武家を棄て京都健仁寺の正伝院を隠棲の地とした。
如庵はその境内に1618年頃建てた茶室であり、現存する国宝茶席三名席の一つとして茶道史上貴重な遺構である。
旧正伝院書院は如庵に連なる隠居所であり重要文化財である。
明治以降、これらの遺構は各地を転々としたが、ようやく有楽の生まれ故郷に帰りつき、安住の地を犬山に得て、有楽苑と名づけられた。

下の写真は入り口から最初の案内にあった元庵中門の前にあったシラカシの木です。
あまりにも立派でしたのでパチリ。

入り口から最初の元庵中門を通り、藤村庸軒旧蔵石燈籠を見て、岩栖門に入る。

岩栖門は、茶室への入り口にあたる門。
この門をくぐると「別世界」という雰囲気作りに重要な役割です。
文明年間(1469~1486年)に、細川満元が京都新町頭に建立した、岩栖院の唐門とつたえられている。
明治末年に三井家の手に渡り、如庵と共に大磯に移されたが有楽苑の門として犬山へ移築。
数少ない武家屋敷の門として貴重な建造物といわれている。

下の写真は岩栖門の内側から撮ったものです。上の写真の左側の松の木です。
マツの木が素晴らしくパチリ。

旧正伝院書院
織田有楽が建仁寺の塔頭正伝院を再興し、隠居所として建築したもので、昭和47年(1972)に如庵とともに現在地に移された。建物は、三方に縁をめぐらし、南面に細長い沓脱石(くつぬぎいし)を据え、主室の前に簡素な手摺をつけ、室と縁の境には腰高障子と舞良戸を立てる。屋根は入母屋造で、銅板葺としている。
下の写真は左端をアップしたもの。
下の写真は建物の裏側。

含翠門(がんすいもん)
ここでの最も美しい景色の一つと言われている。含翠門を内側から見た写真です。門の先に庭園が見えます。
更に奥に入って撮ったのが下の写真です。
真ん中に石畳が敷かれ、その一つ一つの石が素晴らしい。
この石畳の両サイトに見える翠(みどり)が素晴らしく、この名前が付けられたとか。
秋には木々が紅葉で色づき、その美しさは格別だとか。
下の写真は上の写真の反対側から撮ったものです。

庭園を見学。
いろいろな角度から撮ってみました。
それほど大きくない庭園でしたが、見る角度によって大きく感じました。

国宝 如庵
茶室というと、固いイメージだったり、敷居の高い印象ですが、「如庵」は別格。
柿葺(こけらぶき)の端正な外観を示す。
この茶室の内部は二畳半台目で床脇にウロコ板を入れ斜めの壁を作っているところから「筋違いの囲」といわれています。古暦を腰貼りにした暦貼り、竹を詰め打ちにした有楽窓(5つも窓があり明るい)、躙口(にじりぐち)の位置等随所に独創的な工夫がこらされているとか。


元庵
有楽斎が大阪・天満に構えた茶室を古図にもとづいて復元。
三畳台目の茶室内部は奥に深い間取りで、亭主床と呼ばれる床構えになっている。
マツが見事に剪定されていたのでパチリ。
他にも、弘庵や竹林、茶花園等々ありました。

豊田:スタジアム

2015年05月17日 | 庭園・公園
スタジアムは、2002年日韓W杯のために建設された施設であるが、落選し規模縮小で現在に至るとか。
総工費308億700万円というから凄いね。建物も田圃の中に巨大な建物がという感じで周りには何もない。
なお、2016年5月開業予定のロシア・サンクトペテルブルクのガスプロム・アリーナは豊田スタジアムがもととなっておりほぼ同一であるとか。


スタジアムは豊田市駅から徒歩で15分程度。
途中、矢作川に架かる道路橋・豊田大橋を通るが”恐竜の骨”のような橋はなかなかの見ものである。
橋は1999年竣工。その特異な形状は、自然の優れた造形物である動物の骨格をモチーフにデザインされたものだそうです。


スタジアムから左側に久澄橋が見える。1993年完成した橋で、放射状の吊材が特徴的な白いアーチ橋である。


名古屋:名城公園

2015年05月13日 | 庭園・公園

名城公園は、名古屋城を中心とした約80haの総合公園です。
緑豊かな樹林地に囲まれ、せせらぎや芝生広場、池、藤の回廊などがあります。
また、野球場や庭球場などの施設があり、スポーツの場ともなっています。

公園内には、
名古屋城、名古屋能楽堂、名城公園フラワープラザ、愛知県体育館、愛知県スポーツ会館、名城自転車天国などがあります。
なかでも、愛知県体育館では、毎年7月に大相撲七月場所(名古屋場所)が開催されます。

藤の回廊から見た名古屋城です。
名古屋城の金鯱は頭部が異様に大きいとか。
これは遠くから眺めた時に均整がとれ立派に見えるように配慮されているためだとか。
アップしてみました。納得ですね。

名古屋:徳川園

2015年05月07日 | 庭園・公園
徳川園も白鳥庭園と同じように瀧、渓流、池といった流れで出来ていた。

山は木曽山脈を、瀧、渓流は木曽川を、徳川園の中心的存在である龍仙湖は伊勢湾を、牡丹園、菖蒲田は濃尾平野に見立てられてのものであり、自然の景観を凝縮しているとか。

ここも町の中にあるので周りのビルが気になりました。白鳥より規模は小さいです。
始めに、源流にあたる瀧です。

海ですね。残念ながら周りのビルの一部が入ってしまいました。

鯉のぼりが綺麗でしたので撮った見ました。

カルガモさんもいました。

名古屋:白鳥庭園

2015年05月06日 | 庭園・公園
庭園の正面入り口。
熱田神宮の近くで町の中の庭園であるため周りのビルが気になります。
写真はビルが入らないよう気を遣いました。
清羽亭(庭園本館)の全景です。
角度を変えて撮った清羽亭です。
築山を御嶽山に見立て、そこを源流とする流れを木曽川とし、水が遠のく御嶽山の麓を流れて寝覚の床の渓谷へと下り、流れの水が注ぎ込む池を「伊勢湾」に見立ていく風景を描写とか。
写真は源流の部分。
ここは木曽川?
伊勢湾?
その他にもいろいろと。