仕事の関係でXonWindows3をインストールした。今までXonWindows,XonWindows2と順調にバージョンアップしてきたが、XonWindows3には参った。。。とほほ状態ですね。。。。インストールした状態では、以前動いていたソフトが以下のように状況で動かないので、環境修正に半日ほど費やしてしまった。HOLONさん。。イエローカードですね。
1)言語設定がUTF-8がデフォルトになっている。
UNIX/LINUX関係ならEUCがデフォルトでしょう。XonWindows2まではEUCでしたが、なぜUTF-8なんかにしたの? WindowsでもUTF-8で使っている人はどれぐらいいるのかな? 少なくとも、私の周りには誰もいません。
$HOME/.i18nファイルを作成してLANGを以下のように設定
LANG=ja_JP.eucJP
2)なんとcsh起動すると「setenv:Too many argument」でエラーになってしまう。
cshですよ。。csh。。tcshも同じ。。。これは何もテストしていないと思われますよ。HOLONさん。。。調べると、/etc/profile.d/lang.cshでエラーが出ている。気持ち的には/etc/sysconfig/i18n を読み込み、csh用のLANG環境を設定しようとしているが/etc/sysconfig/i18nはbash用の記述のため、そこからの環境変数取得が旨く対応できていないためエラーになっている(XMODIFIERSの設定に=が2回記述されているので、setenv XMODIFIERS @im kinput2 のようなコマンドとなり引数が多すぎるエラーになるっている)。もともとbashで環境変数は設定されているのでcshで再度設定する必要もないので、/etc/sysconfig/i18n の読み込み自体を削ることにする
4行目: foreach file (/etc/sysconfig/i18n $HOME/.i18n) を
foreach file ($HOME/.i18n) に修正する
3)ktermがなくてmltermになっている。
古い人間にはktermで十分なのですが。。。おかげでktermを起動していたスクリプトを全部mltermに変更するはめになってしまった。。。せめてktermを残しておいてよ。。。いいけどさ。。。
/usr/X11R6/bin/kterm を
/usr/bin/mlterm に修正する
。。。と、文句ばっかり言いますが、全体的に動作は軽くなっているようで、まあ~良いか。。。。これもリハビリとして、簡単な問題を残しておくという、深い考察の結果なのでしょうね。。HOLONさん。。きっと。。
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Windowsも、MobileやVistaの深いところはUnicodeにしないといけないし、昔のEUC/SJISからUTF-8/Unicodeへ文字コードが変化していっている状態なのでしょうね。。。きっと
理由は、
1) 海外で作られた最近のソフトはUTF-8をサポートしている事が多い
2) Unix/Windowsでもそのまま使える
3) Ajaxを使おうとすると UTF-8 以外の選択肢は、ほぼ無い
4) アプリの国際化
Web系では 3) が大きいかも ^^;