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新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

目標を持って頑張ってほしいですね

2012-03-14 19:28:52 | 医療

もう1つだけ。

 

これは頑張ってほしいという応援と、多くの人に知ってほしいような気がしたので。

がん闘病感謝と決意15歳・東井上君、病棟で卒業式…鹿児島

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=56003

 

 鹿児島県内のほとんどの中学校で13日、卒業式が行われた。鹿児島市立病院内にある甲東中の院内学級でも同日、東井上亮君(15)が卒業を迎えた。1年以上のがんとの闘病を経て近く退院し、4月から高校生として新たな生活を始める

 東井上君は2年生だった2010年8月、柔道部の合宿から帰る途中、顎に痛みを感じた。病院の診断は、主に子どもや若者に発症するがん「ユーイング肉腫」。まだ13歳だった亮さんは同12月に入院し、手術。以降、抗がん剤や放射線治療を繰り返してきた。

 柔道は地区大会で優勝するほどの腕前だったが、入院後は運動もできず、気分が落ち込んだ。体重を量ってくれる母に「僕が死んだ時のために量っているの」と八つ当たりしたこともあった。

 入院中の昨年3月、東日本大震災のニュースを見て、「自分だけがつらいんじゃない」と奮起。「退院して、また柔道をする」と誓い、苦しい治療に耐えた

 この日、病棟の一室で行われた卒業式で、卒業証書を授与された東井上君は、家族、医師や看護師、担任らに「支えてくれて本当にありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。

 4月からは鹿児島情報高情報処理科に進学。「柔道でインターハイを目指します」と夢を語った。

 県内ではこの日、公立、私立の中学232校で卒業式があり、今年度は約1万7000人が巣立つ。

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ぜひ、インターハイ目指して頑張ってほしいです。

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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日本癌学会の禁煙講座:喫煙はがんだけでなく、いろいろなものに悪いので賛成

2012-03-14 19:14:42 | 医療

追加します

 

喫煙の害は大きなものです。僕は非喫煙者なのでたばこ税増税の影響は受けないのですけど、そのような問題とは別に多くの人の健康のために、たばこ税増税をしてもよいのではないかと思います。

 

日本癌学会 17日公開講座

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20120313-OYT8T01139.htm

 日本癌(がん)学会は17日、名古屋市東区の愛知芸術文化センター・アートスペースAで、公開講座「禁煙の日市民公開講座~がん予防のための社会環境づくり」を開催し、喫煙習慣の徹底的な見直しを訴える。

 講座では、松尾恵太郎・愛知県がんセンター研究所疫学・予防部室長や中村正和・大阪府立健康科学センター部長ら4人が、がんの予防からみた喫煙や受動喫煙の問題点、禁煙しやすい環境づくり、たばこ規制の現状などについて講演する。

 喫煙習慣は日本人のがんの4分の1に関与、さらに呼吸器疾患や循環器疾患の原因ともなり、喫煙が原因で亡くなる人は年間約13万人と、日本人の死亡原因の第1位とされている。このため厚生労働省は、策定中の「がん対策推進基本計画」と「国民健康づくり運動プラン」に、喫煙率の数値目標を初めて盛り込み、成人喫煙率を現状の19・5%から今後10年間で12%以下に低下させたいとしている。

 一方、癌学会などの17学会は禁煙推進学術ネットワークを組織。2年前から毎月22日を、2羽の白鳥にちなんで「禁煙の日(スワンスワンデー)」に指定、たばこの害をアピールしてきた。

 今回の講座を企画した田島和雄・愛知県がんセンター研究所長は、「数値目標は大きな前進だが、たばこ1箱700円に値上げするくらいでないと喫煙率の押し下げ効果は小さい。禁煙の取り組みを強める必要がある」と話している。

 受講希望者は、「公開講座参加希望」、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記して、はがきかファクス、Eメールで申し込む。定員280人で先着順。無料。

 【あて先】〒460・0003 名古屋市中区錦3の6の35、名古屋郵船ビルディング4階、日本コンベンションサービス中部支社内、運営事務局(ファクス052・954・2355、Eメール70jca@convention.co.jp)。

2012年3月14日  読売新聞)
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うちの職場でも時々禁煙したいと相談に来る方々がいます。大体チャンピックスが欲しいという話で終わるのですが、うちは医務室ですらなくて薬は置いてないんですよ…ってw
 
まぁ、それはさておき喫煙することの害は発癌以外にも、COPD、胃潰瘍、心疾患など多岐にわたります。僕はお酒を時々飲むのはよいと思っているのですが、たばこは基本的に「百害あって一利なし」というスタンスです。
 
だから健康のためにはたばこの値上げでもなんでもよいので「禁煙するぞ」と強く思えるきっかけをつくってほしいと思っています。
 
 

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自動輸液装置:使用しないとわからないが、現場のために開発してくれる人に感謝

2012-03-14 19:14:35 | 医療

こんばんは

 

今日は寒かったせいか、花粉が少なかったのですかね。ニュースでは多いといっておりましたが、あまり症状はりませんでした。鼻に対してはしっかり準備しておりますが、点眼薬を忘れてしまい、目の症状だけは出ていたのですが・・・。

 

さて、今日の最初の記事ですがこのようなものを作成してもらえると医療現場も助かります。そういう会社に勤めている皆様にも感謝です(この会社だけでなく、より良い医療現場に変えるような何かを作ったりしている会社)。

 

点滴、つり下げなくてもOK 岩手医大など新装置開発

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120314t32001.htm

 精密機械研究開発のアイカムス・ラボ(盛岡市)と岩手医大(同)などは、つり下げスタンドがなくても点滴ができる自動輸液装置を開発した。狭い場所で点滴が可能になり、多くの傷病者が出る災害現場での活用を見込む。
 装置はカメラ・バルブ式とポンプ式の2種類。つり下げて輸液を垂らす代わりにカメラ・バルブ式は板ばねで輸液を送り出し、カメラで滴を画像計測する「自動流量制御機構」で一定の量が流れるよう調整する。ポンプ式はモーターの回転速度で、液量を変える仕組み。振動や衝撃の影響を受けずに安定した輸液を送れるメリットがある。
 従来のつり下げ型はスペースを取り、移動させるのも難しかった。東日本大震災で医療支援の調整に当たった岩手医大の秋冨慎司助教(救急医学)は「災害時の診療や多くの患者を移送する際に有効だ。患者の病院内での移動が容易になる」と開発の意義を語る。
 今後、小型化を図り、製造販売承認を得た上で2015年の商品化を目指す。アイカムス・ラボの秋山恵一環境・品質保証部長は「医療現場のニーズを見て、使いやすい製品にしたい」と話す。開発にはいわて産業振興センターと画像処理のイグノス(北上市)も協力。経済産業省の支援事業に採択された。

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実際の実物を見ないと何にも言えないところがありますが、確かに移動のとき便利かもしれません。

 

現場(今いないだろうという突込みはなし。僕は医療現場にいたい人で、いつでもどこでも気持ちは現場です。もちろん、今いるところも現場ですので全力でやっていますけどね)で思うのは

1、どれくらいゆっくりできるのか

2、逆にどのくらい早くできるのか

3、セットするのにどのくらい手間がかかるのか

4、複数の点滴が使用されている患者に対して、実際にはどのような感じで使用できるのか

など・・・。

 

ただ、記事にも書かれていますが意外と急患さんなどを搬送するときに点滴は不便です。ストレッチャーならストレッチャーで不便ですし、CT室などへ移動する際にこういうのがあると便利ですよね。CTのベッドに移動させた後も、そのまま使えるのならGood

また、今後増えるであろうヘリ搬送などの時にも使えますよね。急な揺れ、その他で速度が変わることもないでしょうし。もちろん、救急車での搬送でも使用できますよね。高さに依存しない分、使いやすいはずです。

 

もちろん、きっと現場で使い始めると改善するべき場所が見つかってくるのだと思います。しかし、患者さんや医療従事者などのためにそういうものを開発してくださっている皆様に感謝します。ありがとうございます。

 

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