新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

今はまだ小さな光ですが、導かれ大きな光となり・・・

2020-09-24 21:59:47 | Weblog

こんばんは

 

1ヶ月ぶりの投稿になってしまいました。

新しい病院に就職して1ヶ月半が経過しました。ようやく職場にもなれて来ました。

 

メインの職場に関しては今までいた病院の中では「一番仕事はしやすい・・・」と思っております。問題が全くないわけではないですが、そこが解決して、新しい血液内科医が集まってくれたらなと思っております。

 

もともと医療過疎の埼玉県ですが、血液内科はその中でも少ない診療科です。9月に入ってからは週に2−3人は新しい患者さんが来ている状況です。僕と一緒に病院を移動した患者さんを含めると70-80人くらいに既になっております。1日他の病院に言っておりますが、そこにも新規の患者さんが増えて来ております。

 

とはいえ・・・メインの病院で対応できる患者さんのレベル(もうすぐホームページが刷新されますが、そこにも記載しております)と対応できないレベルがありますので、今は無理をしないで紹介をして行く方向で行きたいなと思います。

 

常勤の血液内科医が2−3人になると移植適応の白血病以外は診ることができるようになると思います。今は患者さんの人数が少ないので、僕一人の方が病院の収益的にも良いと思いますが、このペースだと1年後には200名近くになるかなと思っております。そのあたりで少し医師が増えると良いなぁと。

 

また、この1ヶ月の間にいろいろな手続き(血液学会の専門研修教育施設の申請をして承認されました。それに伴いいくつか準備中)をしておりました。そして・・・自分の本の準備、現在講演会の依頼が3つ(結局大学病院でなくても変わらない・・・現在準備中です)。臨床は忙しすぎないので(一度だけパタパタしましたが・・・)、いままでと同じようなことをしながら・・・病院に体を慣らしています(心も慣らしております)。

 

血液内科をいろいろな意味で軌道にのせて、僕自身が「この病院・ここの血液内科は高いレベルになって来た」と思えるようになれば、多少は僕の待遇が良くなり、その分誰かが来た時に良い待遇で迎え入れることができるだろうというのが今の考えです(隗より始めよ・・・というやつです)。

そうすれば地域の患者さんたちへの貢献もできますし、病院そのものの評価も上がって行くのではないかと。

 

夢みたいなことを書きますが、5年くらいで一定のレベルまで押し上げられたらなと思っています。

 

看護師さんやクラークさんから「先生はやめないで欲しい」と言われましたが、やめる予定はなくどうやって血液内科を高いレベルに持って行くかを楽しみながらやっているのが現状です。

 

できれば大学の後輩をはじめ・・・若手の先生(失礼ながら一定の知識や経験はあって欲しい)がきてくれて、一緒にやっていければと思っています。

 

冗談のようなことを書きますが・・・昔のゲームのセリフです。

「今はまだ小さな光ですが・・・・導かれ大きな光となり・・・・」

そんな血液内科ができれば良いなと思っております(笑

 

というか、作り上げるつもりですけど・・・

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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それでは、また

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2 コメント

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Unknown (女王様)
2020-10-01 03:43:34
≪10月になっちゃいましたね≫
え~?今年もたったの3ヶ月?! と手帳売場や年賀状印刷受付コーナー見て絶句しちゃいました。
コロナ騒動と長い梅雨に猛暑、ふっとんだ五輪となんか色々日本中が翻弄されてバタバタ過ぎた気がします。 10月すぎると年末まで猛スピードなんですよね。
11月になるともう透析丸2年。 人工の新しい命が二歳になったということで、早かったような長かったような不思議な感じがします。 2年で数人が旅立たれたり足切断するために大きな病院に移ったり「現実」を目の当たりにして複雑な気持ちもあるし。

そんな中でも アンフェタ先生にうれしい報告が。
IS、ついに0.0026に!
0.0038の指針突破したなんてびっくりです。 実際は薬をやめられないというか、一握りを抽出してやめてどうなるか、まだ実験中なんだそうで今後もコツコツとタシグナを続けて 転化するまでの時間を蓄えておく‥みたいな話でした。

でもとりあえず 完全寛解と解釈していいんですよね?
発覚して6年。⬅ソチ冬五輪とW杯の年
なんとかここまでこれたのは、大学病院の3人目の主治医とアンフェタ先生のおかげです。 たくさん教わり、大丈夫と励まされ、勉強にもなりました。ありがとうございます。
6年はもしかしたら遅いのかも知れないけれど(グリペックが合わなくて効果が出ずみるみる腎機能が落ちて) アンフェタ先生が「おそらく五輪見てますよ」と仰ったのが励みでした。
五輪そのものが逃げたのでなんとも言えませんけど(笑)

アンフェタ先生のいう「小さな光」は開拓者ならではですね。 耕して種まきをするまでが本当は一番大変なんだと思います。 日本人メジャーリーガーのパイオニアである野茂さんと同じで、今ある安定や地位や収入を捨てて選んだ道が、気づいたら後進のための大きな道となった。 すごいことですよ。
好きだと言ってた研究や実験は出来なくてもどかしいかも知れませんが、大学病院までいかなくても血液内科があることは患者さんには便利だしありがたいことです。

私の病院も血内は一人みたいなもので、大学から二人派遣されて週の半分づつ交代で外来をやっている状態です。
私の主治医が白血病関連で、もう一方の医師がリンパ腫や骨髄腫とかの専門。 常勤がいないとやはり入院は大学病院に回すんだと思います。
根本的に、血液内科医が増えなくちゃ無理がありますね。
志望する研修医が多くなるとか。
難しい専門領域だけに簡単にはいかないでしょうが、アンフェタ先生の仕事ぶりで志願者も増えますよ。
小さな光がいつか焚き火になりますように。

今年は国勢調査です。5年毎ですからアンフェタ先生宅はずいぶん変わって記入欄が一杯ですね(笑)。 万年かわらぬ我が家と逆で、幸せの悲鳴が聞こえるようです。
次回も生きて記入できるようにとささやかだけど自分には大きな願いを込めて提出しました。

日がずいぶん短くなり朝は冷え込むようになりましたので、体を労ってくださいね。
そして、運動会があったらぜひ見に行ってあげて。 このご時世だからわかりませんけれど‥。 お父さん業も頑張ってくださいませ。
おめでとうございます (アンフェタミン)
2020-10-15 22:13:33
>女王様さん
こんばんは、コメントありがとうございます。

まず、ISの件ですが、おめでとうございます。主治医の先生もおっしゃっているように、今のところはMR4.5未満、特に感度未満という領域に達成して、2年間はその状態を維持しよう・・・というのが目標で良いと思います。

小さな光・・・少しネタバラシをしますと、ドラゴンクエストIV 導かれしものたち(ファミコン版)でミネア(占い師)が勇者に初めて声をかけられた時に言うセリフがこんなだったような・・・(笑

ただ、おっしゃられるようにこれから血液内科を大きくしていけるようにと思っています。

国勢調査はとりあえず来た時にすぐやりました。多分大丈夫だと思うのですが

一人血液内科なので、休むに休めませんが(ついでに一般内科も3割くらい診てます)、しばらくはこのまま頑張ろうと思います。

また、コメントいただければと存じます

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