新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

母校のJMECCの指導をして来ます

2018-07-29 07:08:53 | Weblog

おはようございます。

 

昨日は少し早いですが、娘の誕生日のお祝いをしました。バースデーケーキを買って、ろうそくを吹き消して。

台風でしたが、外に食べに行きたいということで、外に食べに行き・・・。

 

娘が嬉しそうにしていたので、ともかく「良し」としたいと思います。

 

本日は母校のJMECCの指導をしに行きます。新しい職場に来て4ヶ月になりますが、まだまだ人間関係には苦労します。お互いわかっていませんから。そういう意味では母校に時々帰るのは、リフレッシュになって良いかなと思っています。他にもいろいろ苦労するところはありますが、看護師さんからの信頼は得ることができて来たと感じてはおります。

 

昔から後輩に言っておりますが、「大学病院や各病院群ごとに細かいところでやり方が違うので、なぜそういうやり方をしているのか「こころ(理由)」を学んで来なさい(根拠があるかどうか)」と常に思っております。僕も自分のやり方が絶対に正しいとは思っていなくて、より良いものを作り出せると思っているのですが、作って行くというのは大変なことだと思います。

 

とりあえず僕がやることは、今の医学知識をフル回転してベストと思う診療を行い、より良い形にmix upできるようにして行くことだろうと思っています。

 

さて、今日のJMECCはなぜか血液内科が3名もいます(12名の受講生のうち)。久々に後輩たちとの会話も楽しみたいと思います(って、学会の時に色々話をしたような)。

 

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P.S

イラストで理解するみんなの血液内科学がアマゾンでも出て来ました。僕の手元に何冊か届いたので、嫁さんと見ておりました。

うちの嫁さん(血液病棟に勤務していた看護師)は「看護学生は図書館で見るくらいだけど、血液病棟に配属された看護師が血液内科を理解するにはちょうど良いかも」と言っておりました。

今日、母校に行くついでに何冊かもって行く予定です。

イラストで理解する みんなの血液内科学
クリエーター情報なし
中外医学社
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2冊目の本が今週あたり発売予定です

2018-07-23 05:33:49 | Weblog

おはようございます。

 

暑い夏が続いておりますが、なんとか体調を維持して頑張っております。娘が夏風邪をひいているので、うつる可能性はありますが、そこは休んでられないので気を張って頑張りたいなと。

 

土曜日にアメリカで仕事をしていた友人が帰ってきたこともあり、同期で集まって飲み会をしておりました。18時スタートで23時終わり・・・。

 

飲みすぎた・・・(汗

 

翌日の体調に影響が出るほど飲んだのは久しぶりです。

 

飲みすぎたとは思いましたが、楽しい時間を過ごせました。やはり同期はいいですね。

そこでも少し話が出たのですが、例の2冊目の本が今週あたりに発売になる予定です。

 

イラストで理解する みんなの血液内科学

http://chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=2523

 

多分、これほどゆるくて、理解しやすい本(一応、これだけでも国家試験対策まで行けると思いますが、どちらかというと理解して、覚えるのを楽にできるようにするのが目的です)はないと思っております。

 

値段がもう少し安くなればよかったのですが、これ以上は下げられないということでしたので。イラストレーターさんにも色々お願いしていますので(下絵は僕が書いていますが、何せ美術2ですので・・・とてもそのまま本にはできないw)、必要経費が色々かかったのでしょう。

 

血液学を理解したり、楽しむことができるようにはしたつもりですが、学生さん(医大生)を中心に、血液内科で勤務する看護師さんや薬剤師さんなどの疾患理解などに役立てたら良いなあと思っております。

 

一応、僕の人生の目的の1つは「教育」で、少しでも教育分野に役立つことができたらと常々思っております。

 

僕自身よりいい医師を大勢育てることができれば、それに寄与できれば「我が人生に一片の悔いなし」・・・と思います。

 

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医師の労働時間上限特別条項の話

2018-07-15 15:08:03 | 医療

こんにちは

 

昨日は日本血液学会関東地方会がありました。座長をさせていただきましたので、それなりに準備はしていったのですが(多分、自分が発表するとき以上に論文を探した気がします)、少しでも演者の先生や参加されていた先生のお役に立てたのであれば幸いです。

 

その後は現所属で打ち上げをし、その後母校の打ち上げに合流し・・・ということで、楽しく過ごすことができました。

 

明日は当直なので、今日は少しゆっくりしたいと思っているところです。さて、先週半ばにこんな記事が出ていました。

 

メディウォッチからです。

医師の労働時間上限、過労死ライン等参考に「一般労働者と異なる特別条項」等設けよ―医師働き方改革検討会(1)

http://www.medwatch.jp/?p=21407

 

 医師は労働者であるとともに、「患者の生命を守る」責務を負い、またその働き方は極めて複雑・多様である。このため一律の上限規制を設定することは難しく、▼医師の労働時間上限に関する特別条項を設け、過労死ライン等を参考に労働時間上限を設定する▼「特別条項」を超えた労働をしなければならない時期等もあり、「特別条項の特例」を設け、第三者機関で特例の対象としてよいかの承認を得る―といった仕組みを検討する必要がある。

 こういった提言・意見書が、7月9日に開催された「医師の働き方改革に関する検討会」に医療界の統一見解として提出されました(検討会に関する厚労省のサイトはこちらこちら(参考、日医委員会の答申))。

意見書では、このほかにも「自己研鑽の在り方」「宿日直の在り方」「研修医等の在り方」などについて基本的な考え方を示すとともに、今後、具体的な検討を行うべきと提言しています(関連記事はこちらこちらこちら)。

(中略)

【労働時間上限の考え方】
 一般労働者では「時間外労働を原則として月45時間・年360時間までとし、特別に月100時間・年720時間までなどの例外を認める」こととされているが、医師について、その特殊性に鑑み、次のような仕組みを設ける
(1)脳・心臓疾患の労災認定基準(過労死ライン、「発症前1か月間の時間外・休日労働が概ね100時間超」「発症前2-6か月間の月平均時間外・休日労働が概ね80時間超」など)を基にした、医師の労働時間上限に関する「特別条項」を設ける(厚労省令)
(2)(1)の「特別条項」を超えざるを得ない場合には、精神障害の労災認定基準(「発病直前2か月間連続して月当たり概ね120時間以上の時間外労働」「発病直前3か月間連続して月当たり概ね100時間以上の時間外労働」など)を手掛かりに、「特別条項の特例」を設け、そうした労働を認めてよいか否かを、都道府県の医療勤務環境改善支援センターや地域医療支援センターを中心とした第三者機関で判断し、承認を得ることとする

(以下略)


また、キャリアブレインからはこんな記事も

 

 

 日本医師会(日医)は11日、医師の働き方について「自己研さんの在り方」や「宿日直の在り方」など重点分野12項目を盛り込んだ意見書を公表した。重点項目の一つの「時間外労働時間」の上限を設定する「医師の特別条項」を提言。松本吉郎常任理事は同日の定例記者会見で、長時間労働をする医師が多い実態を踏まえて、特別条項で設定する上限を「過労死ライン」で設定すると、医師不足などで地域医療が崩壊する危険性もあり、「命を救える患者さんも救えない状況になる」と指摘。「医師の特別条項」の上限を超えることも「特例」として認めるべきだとの認識を示した。【越浦麻美】

(中略)

松本常任理事は、医師の働き方の実態を踏まえると、「過労死ライン」での上限設定は医療現場が努力しても対応が難しく、医師不足などで地域医療が崩壊する恐れを指摘した。その上で、「命を救える患者さんも救えない状況になる」と訴え、上限を超えることを「特例」として認めるべきだとの認識を示した。意見書では具体的な上限を提言していないが、医師の健康への配慮が必要になる一方で、上限が高過ぎると働き方改革の取り組みが進まなくなることも考えられるため、松本常任理事は、「慎重な議論が必要だ」と述べた。


医師の働き方の実態が、常識から外れすぎていたから常識に合わせると成り立たなくなるという話だと思うのですが・・・。

 

実際にうまく対応できる医師はいいのですが、医師も人ですので潰れていく可能性があります。だいたい偉くなっていくような方々は、事務能力を含めそれなりに対応能力が高い方々なので、それができない人のことをうまく考えていないと思います。

 

患者さんや家族の要望に合わせたりする医師の対応(時間外勤務として給与を払うのか)や、急変対処をどうするかなど(急変対処をしているのであれば時間外勤務として扱うのか)、またそういうことをしなくて良いシステム作り(患者さんの家族が病状を聞きにいくときは会社も休めるような雰囲気・システム作り)はしないといけません。

 

主治医制ではなくてチーム制、少なくとも夜間などはチームや診療科として対応・・・というようなやり方もできると思います。ただ、大きな病院ではそれが成り立つかもしれませんが、中小病院では対応が難しい可能性はあります。そうすると集約化したりする必要が出てくるかなと思います。

 

 

コンビニ受診のようなものを減らすような対応と、夜間であっても受け入れが可能な病院と人員の集約、そこへの搬送能力(時間的距離はできるだけ変えない)ようにすることが必要なのだろうと思います。

 

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今週末は血液学会関東地方会です

2018-07-10 22:29:53 | Blogを書く理由

こんばんは

 

最近色々忙しく(予想外にw)、ブログを書く暇がなくなっております。

医師としての忙しさもありますし、父親としての忙しさもあります。

まぁ、患者さんの診察すること自体が楽しいので、あまりストレスはないのですが。

 

ようやく2冊目の本の最終校正近くまできました。あとは細かい修正をメールでやりとりするくらいで、印刷が始まる予定です。3冊目の本の話はきていませんが、そのうち情報が来るかなと思います。

 

もう少し余裕が出てきた頃に研究(基礎・臨床)や論文書きなどをしたいなぁと思うところです。

 

今週末は血液学会の関東地方会(http://jsh-kantokoshinetsu.jpがあります。学会の準備だけでなく、学会打ち上げの幹事+母校の打ち上げへの参加を予定していますので、週末はそういう別の意味でも忙しいなぁと思っております。

 

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7月ですね

2018-07-01 05:53:00 | Weblog

おはようございます。

 

早いもので、今日から7月ですね。毎日暑いなぁと思って過ごしております。

 

そして・・・僕も新職場にきて3ヶ月が経ちました。

 

だいぶ慣れてきましたので、そういうストレスからは解放されつつありますが、まだまだ新人さんという感じです。

たまに「こういう時はどうするんだろう」とか「先生、この場合は手続きはこうです」などわからないことを教えていただくことがちょこちょこあります。

 

サッカーのW杯。たまたまコロンビア戦は見ました。セネガルもちょっと見ました。とりあえず、ベスト16に残れたということで、良かったと思います。

 

今日はER当番なので1日頑張ってきます。

 

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