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新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

琉球大学附属病院、中国病院と提携の調整:医療ツーリズムなどを念頭に?

2012-03-20 20:21:00 | 医療

そして沖縄でも、こんな動きが。

 

琉大、中国病院と提携 医療ツーリズムを期待

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-188914-storytopic-4.html

2012年3月20日 

 琉球大学付属病院(村山貞行院長)は、技術・人的交流を目的に中国最大の国立病院「中日友好医院」(北京)と包括協定締結に向け調整している。1月に村山院長らが北京の同医院を訪ね、事務調整を実施。5月にも中国側から医院幹部を招く。交流の具体的内容は未定だが、調整を進め、年内の締結を目指す。
 同医院は1984年、日本政府の政府開発援助(ODA)を受け開院。ベッド数は1500床で年間外来患者数は200万人。米ハーバード大など世界の一流大学30校以上と交流している。
 19日に那覇市の沖縄産業支援センターで開かれた「万国医療津梁協議会(会長・岩政輝男琉大学長)」の2011年度成果報告会で報告された。同協議会は、官民連携で国際医療交流や医療ツーリズム商品の造成を目指している
 同協議会によると、中国ではリハビリ分野の専門医師不足や医療技術の低さから、沖縄に関心を寄せる関係者が多数いるといい、沖縄の気候を生かしたスポーツキャンプとリハビリを組み合わせた医療ツアーが有望とされている。
 同協議会の石原守次郎ネットワーク・マネージャーは「初めは国際医療交流がメーンだが、関係を深め、将来的には医療ツーリズムなど民間交流も発展してほしい」と期待する。

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医療交流、医療ツーリズムなどを大学の附属病院が調整しているのは面白いですね。

ただ、沖縄はほかの部分で少し繊細な場所でもあるので(中国とは特に)…とか思いました。

 

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地方自治体が出資して寄付講座:医師不足対策に

2012-03-20 20:13:19 | 医療

さて、もう一つ面白い記事を見つけました。

 

 医師不足が深刻な伊賀地域の医療態勢を充実させようと、伊賀、名張市が三重大(津市)に寄付講座を設置する。両市の資金負担で、三重大の医師が地域医療を研究し、2次救急輪番制を担う地元3病院で診療にあたる。同大で19日あった協定書調印式で、内田淳正学長は「3病院との連携により、2次救急医療態勢の充実が図られるなど、市民の不満解消につながる」と意義を語った。複数の自治体による大学寄付講座を利用した医師確保の取り組みは全国でも極めて珍しいという。
 三重大大学院医学系研究科に新設されるのは伊賀地域医療学講座。内科系や外科系の医師ら7人が所属する。4月1日から2年間、伊賀と名張市が総額計7400万円を寄付。2次救急輪番制を実施する伊賀市の市立上野総合市民病院、岡波総合病院と名張市立病院の機能分担や連携▽輪番制についての調査研究と支援▽研修医への教育▽災害時の相互連携--に取り組む。
 伊賀は県内で最も医師が不足している地域だ。上野総合市民病院には現在、内科の常勤医は1人しかいない。2次救急医療の継続のためにも、伊賀、名張市は医師確保に向けた取り組みを進めていた。
 内保博仁・伊賀市長は「伊賀地域の18万市民は地域内でのきちんとした病院を望んでいる。相互連携のシステムが構築できればありがたい」と期待。亀井利克・名張市長も「(医療の)難しい環境を回復するには三重大の力が必要。市立病院では研修医を多く採用しており、教育と指導も重要だと思う」と話した。【矢澤秀範】
〔伊賀版〕

3月20日朝刊
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面白いですね。
僕も寄付講座と言われて連想するのは、どこぞの企業がお金を出して講座を設立するとかそういうイメージだったので、地方自治体がお金を出して大学に専門講座を設立するという話は初めて聞きました。
 
正直、どのような運用をするのかイメージがわかないところもあるのですが、そのように前向きな取り組みをするというのは悪くはないと思います。失敗したとしても、それを糧に新しい何かができると思います(前向きでいる限りは)。
 
三重大って意外と面白いことをしている印象があるんですよね。僕だけかなぁ。
 

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第106回医師国家試験合格発表

2012-03-20 19:54:30 | 医療

こんばんは

 

今日は春分の日ですね。あと数日後くらいから徐々に暖かくなるみたいですし、夏至が来るまでは日が長くなるし。

そのうち桜も咲くだろう・・・。

 

今年は花見とかやるのかなぁ・・・・。

 

さて、春というと合格発表の季節ですよね。医師国家試験の合格発表があったみたいです。

 厚生労働省は19日、2月にあった第106回医師国家試験に7688人が合格したと発表した。8521人が受験し、合格率は昨年より0・9ポイント高い90・2%だった。

 男女別合格率は男性89・2%、女性92・4%で、データがある1991年以降、22年連続で女性が男性を上回った。女性の合格者は2441人で全体の31・8%。

 大学別の合格率は兵庫医科大が99・0%でトップ。次いで自治医科大(98・1%)浜松医科大(同)慶応大(98・0%)筑波大(同)の順。

 「個人情報保護のため」として合格者名は明らかにせず、受験地と受験番号だけを公表した。

 

詳細はTECOMより情報をお借りします。

http://www.tecomgroup.jp/igaku/news/kokushi/info/106/106gj01.asp

 

 

 

僕らが受験したころは「3年連続100%の壁』というのがありました。うちの大学もそれにはばまれましたが・・・・w

3年連続1位は意外とあるんですけどね、100%は難しい。

順位をつけてみると

新卒では

1位 慶應義塾大学

2位 兵庫医大

3位 筑波

4位 埼玉医大

5位 北里

6位 自治医大

7位 浜松医大

7位 藤田保健

7位 熊本

7位 広島

7位 東北大学

7位 北大

 

みたいですね。昔は目立たなかった私立が上の方に来ていますね。

受験者数が少ないのは結構留年させているんだろうな~。

 

僕の時うちの大学でも「留年させる、させない」でもめましたが、あの時は学生側の頑張りで(僕の暴走?)全員卒業して・・・で全員合格にならなかったのよね。まぁ、翌年合格されているのでOKですけど。

 

そんな我が大学ですが・・・・。今年も・・・(汗

大丈夫かしら・・・本当に。

 

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