こんばんは
今日は今年度最終日です。
現行の体制の最終日。明日からは新教授のもと・・・新しい体制が敷かれます。と言っても新教授は流石に病棟は持たなくなりますが、今まで(というか、今週一週間は)病棟を持っていますし、現場を見ているのでいろいろ現場の意見を聞いてくれます。
現場の意見と言えば・・看護師さんも数が足りなくなり、そのためさらに人が辞めていきます。今日で3名の方が辞めていきました。
2月に辞めた一番頼りになる看護師さんと、同じくらい頼りになる看護師さんが辞めてしまい・・・それ以外にも2名が辞めました。 そこに補充されるのはなんと・・・新人が3名だという。
新人は夜勤などにつかせてはいけない・・・というお達しのもと、残った看護師さんはほぼ休みなく勤務しないといけないため大変です。
今日すでに普段より一名看護師さんが少なかっただけで大混乱でした。
まぁ、病棟が荒れていたのも一因でしょうけど。
今朝は
「早めにいっておいたほうが良いような気がする」
と思い、6時半に病棟に行いました。
その時は何も起きておらず、ゆっくり患者さんと話をしました。 その後、胸水貯留と肺炎がある患者さんの胸腔穿刺を行い、処置室から出てきたらその20分くらいの間に病棟があわただしくなっています。
「ど~したの?」
「○○さんのSpO2(酸素モニター)が80台まで下がって」
「酸素投与量は?」
「リザーバーでMaxです」
モニター画面を見ると研修医があわただしく何かをしています。
病室に行くとかなりの頻呼吸
「助けるなら挿管するしかないな」
外来をしている主治医に連絡し、家族に連絡し挿管して現在に至ります。
当初、2年目研修医が行いましたが入らず、僕が入れました。どういうわけだか、この5日間で3回挿管しているという・・・・。
その後も呼吸状態は安定せず、血圧も微妙でシビアな状態です。
今夜も病棟から呼ばれる恐れは高く、ゆっくりは休めそうにありません。
こんな現場ですけど、厚労省の方も含めて
「患者を助けたい(と書くとおこがましいですけど、人のためになりたい)」という思いで必死で働く現場の人間のためにも「医療制度改革」を実現してほしいように思います
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それでは、今日の記事に行きます