もう一つ記事を・・・ CBから介護の記事です。
ここにも書かれていますが、どこも現場は一緒だよな~と思いながら、読んでいました。少しは現場の改善に力を注いでほしいものです。
介護現場の労働環境を考えるシンポ-日本介護福祉士会
3月18日19時23分配信 医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090318-00000001-cbn-soci
日本介護福祉士会は3月15日、介護現場の労働環境について考えるシンポジウム「魅力ある介護の職場を創造するために」を東京都墨田区で開催した。この中で、アンケートなどから、経営者と現場の意識のギャップが大きいことなどが指摘された。
シンポジウムでは、介護従事者の労働環境の改善についてのアンケート結果を公表。アンケートは今年2月に実施し、介護福祉士である同会の会員2499人から回収した。
現在の職場への満足度を聞いたところ、「満足」8.1%、「やや満足」37.2%、「やや不満」32.8%、「不満」21.2%となった。「(経営側に)最も改善してほしいこと」については、「雇用されている状況」34.5%、「介護をする人的環境」30.2%、「運営・管理者の姿勢」25.0%の順となっている。
職場環境に対する意見(自由回答)として、「利用者の命を預かる精神的・体力的にきつい仕事の割には、給料が安過ぎる」「介護職が社会的に認められ、生涯を通して働ける環境をつくってほしい」といった意見が多かったほか、「経営者・管理者にもっと現場の状況を理解してほしい」「介護従事者のスキルアップが必要」という声もあった。
同会の三橋一久常任理事は、「労働状況への不満は多い。専門職としての自覚が持て、夢を実現できる環境が必要」と述べた。
続いて講演した伊豆介護センターの稲葉雅之代表取締役は、採用時に以前の職場への不満を聞くと、「経営者と介護職員の意識のギャップが大きい」と指摘。「現場職員は利用者のことを考えたいが、上司や会社は『数字』ばかりだ」という声も聞くという。
同社では、「エクセルスタッフ」と呼ぶ、社員からの相談を受ける相談員を置いており、職員は上司を飛び越して相談できるという。
稲葉氏は、人材が不足しているのは管理職ではないかと指摘し、「しっかりとした管理職がいれば、割と現場職員は辞めない。上司と部下とのある程度『ウエット』な関係は、あの人だから頑張ろうという意識も生むのではないか」と述べた。
介護職専門の派遣会社「パソナスパークル」の田中千世子・ケアワーカー派遣事業部長は、197人の介護職派遣社員へのアンケートの結果を紹介。派遣社員の勤務形態について、約8割がそれなりに満足しているが、「派遣社員は職場での人間関係のストレスを軽減できる一方で、正規職員と一定の距離感を保って仕事をしている」と指摘した。また、最終的には直接雇用されたいという人は多いが、「派遣というスタイルは『踊り場的』な雇用形態としてそれなりの意味を持っているのでは」と述べた。 東京都福祉人材センターの尾百合香・人材情報室統括主任は、都内の福祉施設が集まり人材の確保と交流を進める「福祉人材確保ネットワーク事業」について説明。一昨年から福祉施設の合同採用試験を行っているが、「人を採用できる法人と、採用にまで至らない法人、面接にも至らない法人に分かれる」と指摘した。
現在、福祉・介護の仕事のイメージアップに取り組んでおり、それぞれの施設でも「面接で大変な面だけを言うのではなく、こんなにやりがいがあるというポジティブな側面も伝えてほしい」と述べた。また、学生は職場の雰囲気を細かく観察していると指摘し、「職場の雰囲気を良くして、人が採用できず現場がさらに大変になる『負のスパイラル』を断ち切ってほしい」と訴えた。
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医療現場に関しては「現場」の意識と・・もっと上の病院管理者や事務の方、政治家や官僚の方々とのギャップが大きいのだろうな~と思う。
本当はそのギャップを埋めるべく話し合いを行う必要があるのに、話し合ってより良い状態にする時間さえ取れない。本当はその時間を確保するべく準備もしなくてはならないのでしょうけど
何の職業でも本当は「現場」と「管理」側とのギャップを埋める作業をしなくてはならないのでしょう。それを行うことで効率が良くなると思っています。
http://blog.with2.net/link.php?602868
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実は意見のすり合わせをするだけで問題点が明確化されます。それに対してお互いが持っている情報でそれぞれが解決したりするのではないか、もしくはより良いアイデアが出てくるのではないかと思っています
待遇改善に関しては・・・この言葉を思い出します。
「先ず隗より始めよ」 という言葉です。
状況改善の動きをその会社・・・もしくはその病院が行うことで、そこに人が集まり・・ますますその会社・病院は発展するでしょう
さて、それでは明日も一日頑張ります。週末の3連休は病棟のバックアップです。
何もなければ休めるのですけどねw
では、また。