珠洲で中華と言えば、こちらの「みやこ」と「ひろし」。今回訪ねたのは日曜日なので「ひろし」は定休日。そういえば昨年訪れた際は火曜日で「みやこ」がお休みだった。なかなか来れないところなのに両方いっぺんにって言う訳にはいかないもんですね。そのみやこですが、なんでこんな処にって思うような場所に立地しています。中心商店街から離れているのはいいです。しかし、小高い丘にドン着いた行き止まりみたいな寂しい所の更に住宅のの奥に引っ込んだ場所。表の看板がなかったら完全に素通りです。しかもその看板は道沿いの民家に掲げてあって、どう見ても中華料理屋さんではない一般住宅に中華料理みやこと書いてある。
「中華料理ひろし」といい、最果て・秘境系のお店です。12時少し過ぎてからの訪問だったんですが店内満席。中待ちが発生する盛況ぶり。厨房と正対するカウンターはどうしたんでしょうか？昔は本来のカウンターとしての役割を果たしていたんでしょうね。今はこりゃぁ棚ですね。(笑) 待つこと15分、テーブル席が空きました。考えてみればテーブル・ボックス席オンリーなのでお一人様では行きづらいですね。相席覚悟というか、相席させてもらえれば、という事ですが(笑)
それとOLさんが焼きそばを大量にお持ち帰りしてました。近所の会社関係でしょうね、安くてボリュームがあって美味しい、人気の所以です。ラーメン300円 食堂系中華そばでもここまでのプライスはよう出さん(笑) たったの300円。麺もスープもしかもこんな立派なチャーシューまで入ってこのお値段は奇跡です(笑) 富山からわざわざ食べに行く値打ちはあります(笑) ま冗談はともかく本当に頭が下がる思いでメニューの価格を見つめました。
これだけ並んで300円のラーメン1杯で帰るわけには行きません。
人気の焼きそば550円、
ふっくらギョーザ300円も頂きました。
皮はモチモチ、餡はびっしり詰まってしかも特大。食べ応えあり過ぎ。
ご高齢のご夫妻が営む最果ての中華やさん。愛情と熱意で味を守る姿がひしひしと伝わってきました。とうぞお元気で、いつまでも厨房に立ち続けて下さいと願いつつお店を後にした。
