おはようございます。はぴです。
引き続き低消費電力系のマザーを簡易調査しております。
ここ1、2年ほど低消費電力系のCPUは新製品が出ていないのですが、今回のCPUはintelのGemini Lakeコアを使用した最新のCPUとなります。
ASUS J4005I-C MINI-ITXマザー。
CPU-Z
Celeron CPUのランクになっております。2コア/2スレッドのデュアルコア。
ASUS J4005I-C Celeron J4005(2core Gemini Lake 10W) メモリDDR4-2133(Dual)
CINEBENCH R15 SCORE
OpenGL 19.32fps
CPU(Multi Core) 140cb
CPU(Single) 71cb
ASUS J4005I-C Celeron J4005(2core Gemini Lake 10W) メモリDDR4-2133(Dual)
ファイナルファンタジーXIV漆黒の反逆者 標準品質(デスクトップPC) 1280x720
SCORE 1691(設定変更を推奨)
ASUS J4005I-C Celeron J4005(2core Gemini Lake 10W) メモリDDR4-2133(Dual)
ファイナルファンタジーXV 標準品質 1280x720
SCORE 393(動作困難)
CINEBENCH R15の結果から。
Celeron J4005とデュアルコアのCPUでありながら、4コアCPU搭載のJ1900I-Cや、AMD4コアAPUのKabiniコアやCarrizo-Lコアを凌駕します。
後述の消費電力性能も比較すると、Gemini Lakeの低消費電力性能は半端ないですね。
しかもファンレスマザーだし@@
FF XIVベンチでも良好な成績。
実際にプレイするレベルではありませんがGPU部分も改良されていますね。
AMDのCarrizoコアや、ZENコアのGPU性能は評判通りの高さですが、このクラスのAPUになると消費電力が高め。
CarrizoコアのFX-8800Pが60W越えの消費電力。
ZENコアのAthlon 200GEが50W弱。
Baytrail-DのJ1900I-Cでは、計測不可だったFF XVは、Gemini Lake世代では計測は出来るようになりました^^;
ベンチは出来ますが・・・出来るだけですね。
消費電力はintel製品に一日の長がありますね。
負荷をかけても30W程度というのは低消費電力PCを運用するうえでも選択の目安になるのではないでしょうか。
これより上のクラス、例えばCarrizoコアやZENクラスのA10N-8800や、Athlon 5350、Athlon 200GEになってくると経験上発熱が心配になってきます。
PCケースがほんのりと温かくなります(冷却ファンを増設すればこの限りではありません)
そのうえで、CINEBENCH R15の結果でのCPU性能を考えるとintel製品は魅力的ですね。
AMD APUで期待したいのはZENコア採用の組み込み向けプロセッサではないでしょうか。
例えばRyzen Embedded V1000シリーズV1605Bだと、TDP 12~25Wで4コアスレッドを実現できるのでこれが搭載されたMINI-ITXマザーが出ればおもしろい低消費電力PCが作れそうです。
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