黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

日本女子代表関係メモ

2009-02-12 20:31:51 | 女子サッカー
JFAの日本代表スケジュールを再度確認。



日本女子代表(なでしこジャパン)
5月下旬 親善試合 (対戦国未定)


U-18日本女子代表
8/1(土)~8/12(水) AFC U-19女子選手権 予選 (中国)


U-15日本女子代表
10/28(水)~11/15(日) AFC U-16女子選手権 予選 (開催地未定)



11月後半に代表関係のスケジュールが入りそうな感じなのだが、どんなもんだろう。

次なるステージへ アルビレディースU-18

2009-02-12 17:30:55 | 女子サッカー
アルビレッジにU-18の郷野太郎監督が登場。しばしお話を。

アルビレディースU-18は2/13~15にJヴィレッジで開催される小学生の8人制サッカーの大会「Jヴィレッジなでしこカップ」に新潟県から出場する「FC五十嵐ガールズ」と練習試合をしていたそうです。


地元に相手をしてくれるチームがあるってことはお互いに良い環境ですよね。


で、今年のアルビレディースU-18の活動についてちょっとだけ教えてもらいました。

詳しくはそのうちクラブから何かの形で出るでしょう?


1月に行われた全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権に出場して、やはりこれからは日本のユース世代のトップチームと対戦しないとこれより上は狙えないと選手皆が感じたそうです。

そりゃ~そうでしょうね。対戦相手には吉良(神村学園高)とか加戸ちゃん(岡山作陽)とか山崎円美(レッズJr)とか年代別代表勢揃いって感じでしたからね。

そういう気持ちになったことだけでも、出場してよかったんじゃないでしょうか。


北信越女子サッカーリーグのレベルを鑑み、今年は参戦しないとのことでした。

全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権・全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権そして全日本女子サッカー選手権に出場することだけでなく、勝利することに照準を絞ったということでしょう。

日本のトップに近づく為の努力をするということですね。

まずは選手個人のレベルを上げる為には、強豪チームと対戦しなければならないでしょうから、主に関東の強豪チームとの対戦を通して強化を図っていくとのことでした。

具体的なことは調整中らしいです。


今年は退団者が卒業による2名だったのに対し、入団者が10名程度らしく、レッズJrユースレディースと同様に女子ユース(U-18)と女子Jrユース(U-15)を編成してそれぞれのチームが活動をし、またお互いに対戦することで強化を図りたいとのことでした。

それに新潟にはもっと強い相手だったら、それこそアルビレックス新潟レディースがいるんですから、対戦相手には事欠かないですよね。男子と対戦しても良いわけだし。


ネクストステージで勝つためには、今まで以上に大変かもしれませんが、勝ったら嬉しいでしょうね。

今年、選手自身がレベルアップできれば、女子ユース世代のトップゾーンに入っていけるかもしれません。

今年はアルビレディースU-18にとって「チェンジ」の年であり、「チャレンジ」の年でもあるようです。



※ 本当は夏に高校選手権の裏で女子クラブユース選手権でもやれれば良いんですけどね。
でなければ、夏休みにJヴィレッジかアルビレッジにでもクラブチームの「JFAアカデミー福島」「浦和レッズJYレディース」「日テレ・メニーナ」「アルビレックス新潟レディースU-18」等を中心に集めて、3~4日間、ずっとリーグ戦すると目茶苦茶上手くなりそうな気がしているのですが。合同トレーニングの時間も設けながら。
たぶんそんなことをするんだったら全国には参加したい強豪ユースチームがいるような気がします。おそらく。

ぽかぽか陽気の中で練見

2009-02-12 06:46:13 | アルビレディース
今年は男子トップチームのお披露目の抽選にもはずれ、代わりに予定していたことも急遽キャンセル。

ということで、アルビレッジにレディースチームの練習見学。(同時にユースとJrユースも見学)




午前の部は5000m走(400mトラック12周と半分)を小休止を挟んで2本(計10Kmをランニング)。

タイムを計りながら、自己ベストと現在の状況とを判断して自己管理でのペース走。

2本目はユースの選手をペースメーカーに付けて、ちょっとだけペースアップ。


JヴィレッジでのU-19日本代表合宿に参加中の#18山崎円美選手と#25小原由梨愛選手、所用の#14波佐谷灯子選手、まだ合流していない#13菅澤優衣香選手の4人を除いた計20名の選手が練習参加。

菅澤優衣香選手はJFAアカデミー福島の最初の卒業生(男女を通じて)なので、いろいろと大変そう。


メンバーを見ていると3Cの内の「チェンジ」ははっきり感じる。もちろん、日常を含む選手間の「コミュニケーション」はこれから図っていかなければならないだろう。


アルビレディースの「メグ」と言えば#10上尾野辺めぐみ選手のことだが、#20落合恵選手が入団してきたのでどうするんだろう。おそらく落しどころは「オチ」だろうが。

#25小原由梨愛選手も「ユリア」だと「ユーリ」や「ユリ」と区別する為に変えるのだろうか? まさか「ラブ」ではないだろうが。


で、5000m走であるが、選手毎のコンディションが違っていて、開幕までに全員がベストコンディションにすることが必要かなっと感じた。

全体的に抑え気味だったので、何とも言えないが、長距離走と言えば#5川村優理選手が先頭を引っ張っていくわけだが、大卒新人の#6伊藤知沙選手とチーム最年長のベテラン#7法師人美佳選手が先頭を切って走っていったのには驚かされた。

今まで本格的な移籍組というのをアルビレディースは受け入れた経験が少ないのだが、新卒とは違ったコンディション作りをしているなと感じた。


チームでは年長者になる#2山本亜里奈選手が、他の選手達に声を掛けて気合を入れていた。

リーダーとして引っ張っていく意識の表れだろう。


GK同士の争いが熾烈で、#22橋本泰子選手が#1大友麻衣子選手や#21諏訪江利乃選手を引き離して走っていた。一つ一つがライバル争いである。#22橋本泰子選手は良い感じに身体が絞れていてオフのコンディション作りが良かったように感じた。


ほとんどの選手がだいたい同じペースで走っていた。あと2週間もすると本格的にピッチを上げてくるだろうから差がつくかな。

見るからにかなり厳しそうな様子ではあったが、大卒新人の#19堂下弥里選手と#20落合恵選手も集団についていけていた。

移籍組にとって前の所属チームのグラウンドには陸上トラックがなかったから(それも陸連公認トラックなんて)、走る環境としては良くなったのではないだろうか?走るのは好きかな?




お昼ごはんを摂った後に今度は午後練。



午後はボールを使った練習。





まずは手で持って妥協を許さない鬼ごっこ。



それの応用で足を使った1対1の個人練習。一人が攻撃、一人が守備。

これがフィジカル、ボールの扱い、身体の入れ方など、個人の技術力を上げる要素がたっぷり入った練習。

最初は余裕を持っていた選手達も段々と息が上がってくるのがわかった。




GK練習を終えたGK達も加わって、フィールドプレーヤーの技術レベルを要求されていた。



奥山監督、典型的な新潟県人で、ちょっと無愛想な感じの人ではあるが、練習内容の工夫は天下一品である。

さすがはプロサッカークラブでコーチ業をしている人である。毎度感心する。

口数は少ないのだが、アドバイスは的確で、ちょっとした言葉で選手のポジショニングや体の入れ方がみるみる変わってくるのが分かる。

いわゆる「コーチング」で、選手に「気づき」をさせるのが上手いタイプだ。


単純にボールを止めるだけのことでもしっかりやらないと次に進めないからプレーに気が抜けない。

ボールも人も男子の基準で動かすから速い。

基本をしっかりやる練習こそ実はきつい。それはどの競技も同様だな。




次はコートを狭めて、GKとFP4人の5対5。

こういうゲーム形式になるとサッカー選手はとたんに元気になる。

やっぱり楽しいんだね。

#8大石沙弥香がバンバンゴールを決めていた。さすがだね。軟攻も混ぜてGKをかわしていた。



何と言っても一番目立ったのは今年からFW登録の#11口木未来選手で、明日から開幕してもいいくらいにフィジカル・テクニック共に絶好調だった。

相当、オフにトレーニングを積んできたんだね。



空がだんだん怪しくなってきた頃に、練習終了。「シャンシャン。」



まあ大卒新人さんはまだ大学の行事も残っているので、本格的に生活の拠点を移すのはもうちょっと先になりそう。

コンディションを整えて5月の連休くらいには試合に出れるようになったら良いな。

その点、#6伊藤知沙選手は大卒新人と同様の条件なのだけど、しっかりコンディションを作ってきたよね。

さすがはクラブチームに所属していた選手だと関心。



高卒組の#18山崎円美選手・#25小原由梨愛選手・#13菅澤優衣香選手の状態がどんなもんだか気になってきたな。

昨年の#16斎藤友里選手のようにテクニックがあっても線が細いと試合に出るまでに時間がかかるのだけど、今年の新人さんは見るからに身体は強いタイプなのでどんなもんなんだろう。




全体的にもう暫くはランニングを中心にフィジカルトレーニングをして心肺能力を引き上げないことには、90分間走り続けるサッカーはできませんね。


ちなみに練見のギャラリーは10名程度。

ちょっと慣れない様子に怪訝そうな#6伊藤知沙選手。たぶん。

見られながらプレーするのに慣れる為にもサポーターさんが「練見」なんてしてあげると、実戦に役立つかもしれない。

特に今年は新人さんが多いので。



選手が引き上げたピッチには雨粒がポツポツ。

その晩は大荒れの天気になった新潟であった。