黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
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なでしこリーグ 有料試合とオールスター戦

2008-07-18 06:30:17 | アルビレディース
日本女子サッカーリーグで有料試合を行なっているのはアルビレックス新潟レディースと浦和レッズレディース。さらに日テレ・ベレーザの一部の試合。
日テレ・ベレーザの一部の試合は、日本女子サッカーリーグの有料試合に対する社会的な実験の要素を含む。
その他はすべて無料試合。
先般の日本女子サッカーリーグ田口氏のコメントによると近々全試合を有料化したいとのことだが、反対のクラブがあり難航しているようだ。
日本のトップリーグで無料試合を行なっている競技は非常に珍しい。バレーにしろバスケにしろラグビーにしろ、アマチュアリーグだが当然有料試合だ。
無料試合は本当にマイナーな競技に限られる。
女子サッカーは箸にも棒にもかからないくらいのマイナー競技なので当然だという意見も聞くがそろそろ競技スポーツとして世間が認知し始めたのではなかろうか?
北京五輪での活躍が一つのメジャー化への要素だと思うが、日本女子サッカーリーグに所属しているクラブももう少しメジャー化の意識を上げないとこのままの状態は変わらないと思う。
女子サッカーという協議をスポーツとして世間に認知させるにはそれ相当の費用がかかる。

なでしこオールスター戦は有料試合だ。
有料試合が普及を妨げるという考えの人がいる。
否定はしないが、アルビやレッズサイドから見るとこの意見には賛同できない。
楽しいお祭りに参加するのだから参加料を納めるのは当然ではないだろうか?
むしろこれだけの箱とメンバーを用意するのだから大人当日800円は安すぎると感じる。

今回のなでしこオールスター戦はリーグ有料化への試金石になるのではないだろうか?
少なくとも事務局の田口さんの強いメッセージは感じ取ることはできる。

クラブも観客も時代に応じて変わっていかないと、いつまで経っても現状を抜け出せない。
ただ選手がサッカーをできるだけの環境ではダメで、その活動を多くの人に評価されないとクラブ自体の存在価値がない。
他の競技では当然の考え方をそろそろ女子サッカー界も取り入れるべきである。

ちなみに私が考える将来的に最高のビジネスモデルは、各クラブは入場料収入とスポンサー収入を基本に、リーグがディジタルコンテンツ収入を分配するというbjリーグのような形が取れればいいかなと思う。

だからまずはなでしこオールスター戦のTV放送がCSなりBSなりで行なわれることが必要なんだと思うのだが。

少なくとも今年も新潟県内の地上波TVが深夜枠でもいいので、中継放送をしてくれることを望む。

スポンサーさん、ぜひぜひ今年もよろしくお願いしますね。

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