切手収集、果てしなき旅そしてロマンを求めて...

小学校2年生の国語の教科書で挿絵に日本の記念特殊切手が紹介されていました。その魅力に取り付かれて早50年近く...。

10円鹿コイル切手6連貼り実逓便

2021年02月06日 | コレクション

 10円鹿コイル切手、この切手が多くの収集家を巻き込んだオーダーキャンセル、特に満月消しに貢献した役割は大きい。コイル切手は都市部の大きな郵便局やオフィス街の郵便局の自販機で販売されているというイメージが強く、一定の郵便局限定発売の切手...といった感じでした。

 10円鹿コイル切手は単価額面も安く、満月消しで押印しても消印が鮮明で判読し易いという理由で、販売後、中央郵便局の郵趣窓口でもなかなか購入することが出来ませんでした。私は当時、大学進学を目指す予備校生で、授業が終わった午後に大阪中央郵便局の郵趣窓口に顔を出しましたが、「10円コイル切手、売り切れ」という張り紙に何度も出くわしました。

 1巻1000枚でマジックペンで消したリード紙も入手出来ることから、在庫があるときは“巻”単位で購入しました。自販機での購入は最大で5枚単位で切断されましたので、実逓便では普通便で6連貼りが収集家の間では一つのトレンドでした。

 鉄郵印を押印して差し立てて下さったり、

 普通に郵便ポストに投函して下さって自動取り揃え機械印を通過して、漏れた切手に手押しの櫛型印が押印されたり、

 消印漏れ消印を押印...とか。

 思い出多き10円鹿コイル切手でした。

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