R .01,06.10 三 悪 NO.2264
一般に「三悪」言えば、飲む(酒のばか飲み)・打つ(バクチ)・買う
(売春)ですね。 ストレスが溜まった場合には酒でも飲んで発散
したいと思いますが、医学的にはなんの効果もなく・むしろ害の方が多
いらしい。
博打はたまにフィーバーしますが長い目で見れば、決して儲かるもので
はありません。 パチンコ・競馬・株式投資に至るまで、健康的なバ
クチなんてあり得ません。 カジノを作ろうと言うアホ政治家がいます
が論外です。
売春だってお金を払うのでしょうがHIVやBC型肝炎・クラミジアな
どに罹らない保証はありませんし、配偶者がいる場合は金銭だけの問題
でも、自分の健康問題だけでもありません。
同業者のゴルフコンペなどの2次会は概ね「オゴト」という雰囲気でし
たが、あの当時の「紳士諸君」は今頃どこでなにをしているのでしょ
うか?
そういえば、やくざの愛人に(だまされて)手を出して、大金を巻き
上げられて、もう懲り懲りだという「社長」もいましたね。
R 01.06.09 減価償却2 NO.2263
電化製品について考えてみましょう。 古くなった電化製品から
出火して火災になったりします。 電流が悪くなってブレーカーが
劣化し、何度も落ちたりすることは注意信号と考えるべきで
しょう。 それでもなかなか新品を購入しようという気になれません。
もったいない・修理すればもっと長く使えるのではないか・・・と考
えます。 ところが、古い製品ですと部品の材庫がなったり、修理
をするよりも新製品を買う方が安かったりというシステムになってい
ます。 また、古い製品よりも新しい製品の方が省エネになっている
場合が多くあります。
買い替えは一時の出費は増えても、長い目で見ればメリットがある場合
が大半ではないかと思います。 でも、それほど古くもない電化製品
が不調になったと思って、家電店に相談すると必ず買い替えを勧めます。
ところが、製品自体の問題ではなく建築後相当の年数を経た家屋ならば、
配線上のトラブルのことも考える必要があります。
地震や台風・雨漏り・害獣(ネズミ・アライグマ・コウモリなどの障害)
による漏電という場合もあります。 そういう恐れがあると考えられる
場合には、家電店ではなく電気工事業者に点検してもらことが重要です。
R 01.06.08 減 価 償 却 NO.2262
企業の経理や会計を担当した人ならば、聞いたことがあるし・その
意味もおわかりでしょうが、「モノ」にはそれぞれ「命」(寿命)が
あって、毎年毎年寿命は減って行く、つまり価格が下がって行くとい
う理屈です。 軽自動車の法定耐用年数は4年ですから、毎年25万円
ずつ帳簿価格から減額してゆく(新車購入資金として毎年積み立てて行
く)のです。 木造家屋の場合の法定耐用年数は20年ですから、2000
万円で買った家ならば、単純にいえば毎年毎年100万円ずつ減って行く
のです。
「なごみの家」にリフォーム支援隊というのがあって、一時期ボランテ
イアとしてお手伝して感じたことは、高齢者にはこういう「減価償却」
という思想全くない・・言うころでした。
一旦買った家は永久に不滅の資産であるという考えです。
建築後50年以上も経過して、もう手の施しようまないほどに老朽化して
いる家を「補修」して使い続けたいという人がいました。
こういう家にお金を掛けるのは、回復の見込みのない「植物人間」
(いやな言葉です)の延命だけの治療をするようなもので、まったく意味
がありません。
人間に終末があるように「家」にだって終末があるのです。
R 01.06. 成 長 NO.2261
どこかの政党が街中に「大阪の成長をとめるな」というポスターを
貼りめぐらせています。 でも、成長って一体なんなのでしょうか?
それは止めてはならないものなのでしょうか?
樹木が限りなく「成長」して天に届かないように、動物だって限りなく
「成長」が止まらないで恐竜よりも大きくなれないように、人間だって
一定の体重に達すると「成長」は止まるように、社会現象だってそうで
はないのでしょうか?
齧歯(げっし)類(ネズミ類)の動物の歯はほとんど限りなく伸びる
(成長する)ために、自然界では何かを常に齧って歯をすり減らす努力
をしています。 そうしないと歯が伸びすぎて口が開けられないように
なってしまうからです。
人間社会も成長ばかり言ってないでもう「成熟」を考えなけらばならな
い段階に入っているのではないでしょうか?