小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

もぐさ

2013-04-15 13:42:09 | 日記
            も  ぐ  さ
一人前の猟犬に育てるために猟師は犬を訓練する。
野鳥のぬいぐるみの中に針山を入れておいて、それを取ってこさせる。
犬は獲物の中に針山が入っていることを知らないから、最初はガブリとかぶりつく。
そうすると針が口に刺さるから痛さを知る。
次には獲物をきずつけないように、そして自分の口に針山が刺さらないように柔らかに咥えるようになる。
言葉で説明してもわからないからそうせざるを得ない。
父親が子供に授ける教育というものはそういうものだ・・と言う意見がある。
痛さや・苦しさ・辛抱強さ・厳しさ・つらいことを耐えることを教えるのが父親の役目。 お母さんはそうでなくてもよい。
厳しいお母さんもいらっしゃるが、草かんむりに「母」で「苺」(いちご)甘酢っぱく・砂糖とコンデンスミルクをまぶしたお子様向きでいい。
優しさ・物分かりの良さ・時には騙されて小遣いをせびられるお人よしでいい。
ところが、草かんむりに父は「艾」(もぐさ)。 昔子供が寝小便をしたりヒステリーを起こしたり、不作法をしでかした時などには懲らしめとして「お灸」をした。
そのお灸の際に使用したのが「艾」です。
母は苺であってよいが、父親は子供が社会に出て恥をかかないように厳しく社会の常識を叩き込まなければならない。
最近、物分かりのいい・優しいお父さんが多くなったが、それが過剰になって暴走族・登校拒否児・エトセトラ・・・子供が怪しくなってきた。
お父さんも会社の仕事ばかりに没頭してないで、子供の教育にも気を注いでいただきたいものです。
*川柳を一句
 おふくろは もったいないが だましよい。 (親父はそうは行かない)

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