明野西JFC監督日記

少年サッカーチーム「明野西JFC」の監督所感、活動予定/結果
(明野西JFCを愛し、応援する人々へ)

ジェフ連勝するも反省の残る失点

2010年05月05日 23時26分55秒 | Weblog
 4年生以下の練習から帰宅し19:15頃、J's Goalで試合経過を確認しましたが、後半始めで0-0の状態、富山に苦戦しているのだなと思いました。
 その後、後半24分に洋平にイエローカードが出たことを確認しましたが、直ぐに黒部のPKで失点でしたので、洋平がPKを与えてしまったことが分かりました。
 ちょっと重苦しい何とも言えない時間が続きましたが、後半終了間際とロスタイムの得点で救われました。
 21時からのNHK-BSのJリーグ速報で、失点シーンと得点シーンの映像が流れましたが、失点シーンは確かに判断の悪いプレーでした。セーフティーにいけば何でもないシーン、大いに反省すべきプレーでした。
 5/9に連戦が続きますが、サポーターと監督の信頼を継続して得られるように、フィジカル/メンタルコンディションを整え、再チャレンジしてほしいと思っています。


【J2:第11節 千葉 vs 富山】試合終了後の江尻監督、各選手コメント(ジェフHP、J's Goalから抜粋)
5月5日(水) 2010 J2リーグ戦 第11節
千葉 2 - 1 富山 (18:03/フクアリ/10,313人)
得点者:69' 黒部光昭(富山)、85' ネット(千葉)、90'+3 谷澤達也(千葉)

試合後のコメント
●江尻篤彦監督(千葉):
「今日はコメントが難しいゲーム。最後に追いついて引っ繰り返した選手と、信じて応援してくれたサポーターの皆さんに感謝しています。本当にありがとうございました。
ただ、やはりカターレ富山の戦い方に苦労しました。相手がしっかり守備から入ってカウンターということをやってくるのは当たり前ですし、それに我慢し切れずに失点してしまうというのは最悪のケースです。我々は戦っていないわけではないですが、やはり戦っている中で、一瞬、サボっているという表現が適切かどうかはわかりませんが、相手はしゃにむになってきっちり走っているのに我々はできていない時もあった。
逆に前節の大分トリニータ戦では90分間続けられましたが、今日は続けられない時間帯がありました。そういうスキの差でこういうゲームになってしまった。やはり、メンタルの部分ではもっと選手とチームのベースとなるメンタリティを鍛え上げないと改めて思いました。
しかし、追い付いて引っ繰り返すというメンタリティはザスパ草津戦とこのゲームと、徐々につき始めてきている部分はあります。しっかり90分間戦って勝ち点3をとるゲームをやらないといけないと思っています」
Q:もうちょっとのところで攻めあぐねていたが、それはカターレの守りがよかったのか、ジェフのつめが甘かったのか。
A:正直、後者の方です。我々の最後の質、ラストの20メートルというところがチームの課題でして、そこの手前までは何とか段階を踏んでくるようになっていますが、最後ゴールを決めるところ、7メートルの枠に入れる部分は相手ももちろん全神経かけて守ってくる中で、我々はもっと質の高いものを求めていかなければいけない。
三角地帯(サイドバック、センターバック、サイドハーフとボランチの地帯)でのボールの受け方、それに入った時のサイドバックの絡み、もしくはセンターフォワードの斜めに出ていくランニング、そのランニングに空けたスペースを中盤が取りに来る、もしくは逆サイドの3トップの一角が取りに来る、という作業をもう少し質を高めてやっていかなければいけない。当然最後の20メートルはどのチームも必死に守ってくるので、やはりその20メートルの手前のミドルシュートの質も上げなければいけない。また、パスだけではなくドリブルも、パスなのかドリブルなのかという判断を上げていかなければいけないやることはたくさんあると思っています。


●ネット選手(千葉):
「昨年と違い、ホームでしっかりと勝つことができているのはサポーターの皆さんの協力のおかげです。今後も点を取って、結果を出していきたい。攻撃面ではボクたちに足りないところもあった。そこで、しっかりと反省をいかして、この先も結果を出し続けていきたい。柏レイソルのことは常に意識している。レイソルを上回るためにも、努力を継続していきたい」

●佐藤勇人選手(千葉):
「動きが足りなかった。最後、PKを取られてから動き出すのではなく、最初からやらなくてはダメ。結果的に勝ったけれど、こういう展開だと疲労度が違ってくる。連戦だけに次の試合に影響が出てしまうので、もっと前半からしっかりと戦います。前半、先に点を取れていればよかったが、取ることができなかった。攻撃面で最後のプレーの質を上げていくことが必要。ペナルティエリア付近でのプレーがまだまだ。もっとアグレッシブにやりたい」

●谷澤達也選手(千葉):
「苦しい戦いでしたけれど、フクアリの雰囲気に救われました。ただ、個人的には反省ばかり。リズムが悪かったし、相手を抜くことができていない。タイミングが一つ遅いように感じているので、その部分を修正していきたいと思います。この前に出場した試合では、チャンスを得点に結び付けることができなかったので、逆に、それでふっきれて、今日は落ち着いてゴールを決めることができました。ほかの場面では反省ばかりですが、得点シーンはよかったと思います。ボールを受けたときに、あそこにボールを動かさないとシュートは入らなかったと思います。あそこのトラップの場面は100点満点の出来でした。今後、ほかでももっといいプレーができるように頑張ります」
「(前半は)ベンチから見ていて(ゴールまで)あと一歩のところまでいけていた。あとは最後のところの個々の勝負の問題だったので、自分が試合に出たら仕掛けていこうと思っていました。失点した時はヤバイなと思ったけど、ウチは90分あれば最低でも1点は取れるチームなので、そんなに焦りはなかった。
(得点シーンは)それまでに(チャンスでシュートを)2本外していたので、あの場面では逆にリラックスしてシュートを打てました。相手の選手の位置とか動きが見えていたので、シュートはイメージできていました。
(今季の)初ゴールはすごく嬉しかった。
フクアリ(フクダ電子アリーナ)で試合をやっていると、ウチは負ける気がしない。フクアリでの試合では千葉はかなり強いと思う」

Q:以前、今季は試合後に「周りから活躍した」と言われていても、自分はまだ結果を残していないと話していたが、今日のゴールはその結果のうちの一つになるのではないか?
「どうですかね。ゴールを取れたことはよかったけど、他のプレーでもっと存在感を出していけるようにならないといけない。まだ課題がたくさんあります」

●福元洋平選手(千葉):
「反省の一言です。プレーが怠慢でした。クリアするのか、下げるのか、もっとハッキリとプレーすべきだった。ほかの場面でも自分らしいプレーができず、反省ばかり。チームが勝ってよかったけれど、自分のプレーは不満ばかりなので、今後、こういうことがないように、90分集中して、また試合に臨めるように練習からやります」
「(福元選手のファウルによって富山にPKが与えられた場面に関しては)最初は自分がボールに行くのか、他の選手に任せるのかをちょっと考えてしまったところがあったし、来たボールを単純に蹴って処理するのか、それとも違う処理をするのか迷ったところがあった。僕の判断ミスです。本当に申し訳なかったです。ああいう失点の仕方をしてしまったことはしっかり反省します。
(攻撃面では)今日はボールの出しどころがないような時間帯もあった。前のほうの選手にはもうちょっと動き出しをやってほしいところもありました。今日みたいな引いた相手に対しては、縦にボールを入れたところで攻めのスピードアップをしていくようなプレーも必要だと思います」

●倉田秋選手(千葉):
「試合の運び方として、もっと裏に抜け出す動きが必要だったかなと思います。ボールを蹴った後の動き出しをもう少し速くしないといけない。連戦での疲れがあるにしても、やりきらないといけない。疲れといっても、そんなに体が重いというわけではなかった。今日の相手みたいにある程度まで引いてブロックを作る守備をしてくるチームはいるので、そこを崩す動きができないとゴールはなかなか取れない。自分たちのサッカーをもっときちんと出すようにしていかないといけない。連戦で次の試合まで時間が短いけれど、そういうところを修正したいと思います」

●工藤浩平選手(千葉):
「前半からボールをしっかり回せていたので、そういういい時間帯に1点取れれば、もっと楽な試合になったんじゃないかと思います。前半を0-0で終わったことで、難しい試合になってしまったかなと思います」

●黒部光昭選手(富山):
「前半は非常によかったけれど、90分という試合の中で逆転されたことが今、ウチのチームが最下位にいるということを表わしているのかなと思います。ただ、試合内容はすごく良かったと思うし、結果がついてこなかっただけという感じがします。結果に関しては千葉が上回っていた。正直、勝ちたかったです。今のチームの問題点を一つ、二つときちんと修正していけば、勝てるようになると思います。
(PKでの得点シーンは)千葉のGKが僕の動きを読んでくるようなこともなかったので、自分のイメージ通りに蹴ることができました」

Q:1-1と同点の状況だった後半のロスタイムの富山のCKでは、苔口選手と2人でボールキープしようとしていたが?
「富山は最下位のチームで、アウェイゲームで千葉を相手に同点だったので、僕は勝点1は取っていこうという気持ちで、僕の他にもそういう選手はいた。
ベンチからの指示も特になかったんですが、試合後に楚輪監督から『富山は勝ちにいくチームだから、引き分けでいいわけではない』ということを言われて、そこは理解しました」

●中川雄二選手(富山):
「90分を通して自分たちがやりたいサッカーができていた時間が長かったけど、最後のところで試合をこわしてしまったかなと思います。ウチはセットプレーからの失点が多いから気をつけなければいけないのに、簡単に千葉にCKを与えてしまったところはよくなかった。(同点の状況で黒部選手と苔口選手がCKでボールキープをしたことについては)僕は同点に追いつかれたあと、ウチが1点を取りにいくべきだと思っていて、1-1の引き分けでいいとは思っていなかった。
アウェイゲームであっても2点目を取りにいく姿勢、勝ちにいく姿勢を見せないといけないと思う。今日は、選手の中でそこに関して意思統一ができていなかった。
今日は、特に前半に関しては、流れの中から千葉に点を取られるような感じはなかった。センターバックの選手も集中力を維持していて、失点するというリスクはなかっただけに、試合の終盤で簡単に相手にセットプレーのチャンスを与えてしまったことが、本当に悔やまれます」

2010ジョイフルカップ 西日本少年サッカー大会(5/3-4)結果

2010年05月05日 12時45分37秒 | Weblog
 下位パートになった明野西でしたが、私は明野西小会場や本部に詰めていましたので、試合は見ていません。
 良かったり、悪かったりだったようですが、5/9の全日予選前に良い経験を積めたものと考えています。
 初日、もっと出来るはずだと思っていましたが(決勝トーナメントに行ける力はあるはず)、球際に速く寄せられた時に明野西らしいパスサッカーが出来ていませんでした。
 そういう課題を真摯に受け止め、また5/6から頑張りましょう。
 お疲れ様でした。
 お父さんお母さんに御礼を言って下さい(後援会の皆さん有難うございました)。


◆明野西 2次リーグ(5/3)結果
 明野西○5-0●ヴェジッド(大阪府)
 明野西△0-0△ミネルバ・野口
 明野西○1-0●森岳(長崎県)

 2勝1分けで5位トーナメントへ

◆明野西 5位トーナメント1回戦(5/3)結果
 明野西●0-3○中井(福岡県)

◆5位トーナメントフレンドリーマッチ(5/4)結果
 明野西○1-0●明治
 明野西○9-0●三佐



 私は、優秀選手選考委員(開閉会宣言担当、規律委員長も)もしていましたが、最も感心/感動したのは、優勝したアルバランシア熊本のDFラインの4人です(3番、6番のCB(優秀選手選ばれました)に11番、5番のSB)。
 決して大きくない(小柄な6年生)4バックでしたが、ソレッソの大きなFWにマンマークではなく、ソーンでマークを受け渡しながらアプローチ・カバーリングをお互いに声を掛けながらこなしていました。攻守の切り替えも速く、高い位置どりでラインを構成していました。
 へたな高校生よりも、小学生の彼らの方がうまいのではないかと感心しました。



◆総合結果
 優勝:アルバランシア熊本(熊本県)、準優勝:ソレッソ熊本(熊本県)、3位:帝人(愛媛県)

◆順位トーナメント結果
 3位トーナメント優勝:FC津久見
 4位トーナメント優勝:判田
 5位トーナメント優勝:中井(福岡県)
 6位トーナメント優勝:ひびき(福岡県)
 7位トーナメント優勝:宮前(愛媛県)
 8位トーナメント優勝:高津FC(島根県)



 5/4夜に大分市16チームの指導者反省会がありましたが、来年に向けての反省や課題が出されました。
  ・帯同審判の質の問題(ファールをとれない保護者審判等)
  ・喫煙者のマナーの問題(吸殻のぽい捨て)
  ・会場移動の際の地図の用意(県外チーム)
  ・地図にない会場の入り口等の案内/看板掲示
  ・会場ローカルルールの説明資料の用意(明野西方式)
  ・試合結果報告(メール送信)時のイエロー/レッドカードの選手番号送信
  ・登録番号と異なるユニの着用(県外チームにあり)
  ・2次リーグ後の結果確認/移動確認の監督会議が必要
  ・明治北後援会の負担が大きい。他チームももっと積極的に協力してほしい。
 等々

 その他、他チームの親御さんからの純粋な感想として(指導者経由)、
 ・大分16チームの協力で開催されているということがどうも分かっていない県外チームが多く、感謝の気持ちが少ないのではないか(試合後、各会場本部に御礼の挨拶に来るチームが非常に少ない)
 ・試合中、大きな声を出して選手を怒りとばす指導者が多い、これが普通??
 などなども挙がっていました。

 我々の苦労の割には、感謝の気持ちを県外チームが示していないという感想を私も持っています。
 また、試合中の(指導者の)コーチングについては、指導者は、真剣にその時その時に選手と向き合っているので何とも言えませんが、アフターゲームの対応がどうかまで見れば、その指導者の質が分かるもののだと思っています。私は、とても勉強になることが多いです。


 最後に、大会事務局、大分16チーム指導者、後援会/育成会の皆さん、お疲れ様でした。
 明日はゆっくり休んで下さい。