明野西JFC監督日記

少年サッカーチーム「明野西JFC」の監督所感、活動予定/結果
(明野西JFCを愛し、応援する人々へ)

「シャムスカ・マジック」発売

2009年02月03日 21時58分15秒 | Weblog
 昨日、「シャムスカ・マジック」(発行所:講談社 840円(税別))が、大分でも発売になりました。値段も手頃ですし、売り上げの一部がトリニータに還元されるとのこと、また、彼の指導理念を知りたいと思い買ってみました。
 なお、私にとって彼は一目を置く指導者ではありますが、私は、盲目のシャムスカ信者ではありませんが。

 その日のうちに読み終えました。2008年の快進撃の話が主体ではありましたが、大分に来た縁や2005年の降格危機の浦和戦など興味を持って読みました。個人的には、2007年前半の失敗の総括(特に彼が選んだブラジル人のJリーグへの適性の無さ)、元キャプテン三木をあれだけドラスティックに切った理由(森重が優秀なのは分かりますが)など、言わばダーク的な出来事をもっと彼の言葉で知りたかったのですが、残念ながら深くは言及されてはいませんでした。
 ただ、彼が教師である両親のもと、愛情深く育てられたこと、また、両親から、いろいろな考え、性格を持つ他人をリスペクトして付き合わないといけないという考えを教えられたことから、「最も重視するのはコミュニケーション」という言葉が出てきたのだと思います。この本でも、誰の悪口を言っていません。そういう意味では、性善説の考えを持っている指導者かもしれません。
 今後、彼がキャリアを積み、ビッククラブで、4-4-2等のフォーメーションで、今と真逆の戦い方をするところを近い将来見たい気がします。
(今の「猟犬タイプの2ボランチ」を配し、相手の長所を消すという、3-5-2のがちがちマンマークディフェンスではない戦い方も見たい)
 その時に、「シャムスカ・マジック」は、やはり存在したと確信できるのだと思っています。



2/1練習試合お疲れ様でした

2009年02月03日 21時15分54秒 | Weblog
 先日の日曜日、明治の4・5年チームと練習試合を行いました。
 先ず、4年チームの反省は、トップに入っているリョウセイ、シュン、テルの3人が入った時(ベストメンバー)の流れの悪さです。勿論、3人は4年の中ではうまいのですが。トップでは5年に使われる身ですが、4年チームに入ったいた時に周りの子を使えるまでのリーダーシップがないこと、周りも頼りすぎて主体的に動けないことが原因です。
 逆に3人の入っていない時の1試合目の方が良い試合運びでした。
 改めて感心したのは、カジの動き、ポジションの良さ。フィジカルがない子ですが、オーバーラップも掛けられますし、左サイドも苦になりません。本当にうまくなってきました。
 また、今回初めて3年のユウタを呼びましたが、まだまだ遠慮がち。ユウタ遠慮するな! 2年のタツ、タカのコンビの頑張りに比べれば、3年のリュウダイ、ナオキももっと頑張らないとね。

 次に、5年チームですが、今日もサイドになかなか起点が出来ず、スルーパス等の縦縦サッカーが主体。相手がリトリートしてスペースを消せば、そう簡単に裏は取れない。また、少年用ゴールでは中央突破だけでは点は取れない、もっともっとサイドから抉っていきたいところだが、疲れれば1対1を勝負せず、安易な横パスか放り込み。特にリョウは、この傾向が強い(勝負しろよ!それだけの能力はあるはず)。
 また、「明野西パスサッカー」というフレーズが泣いてしまう、パスの精度の無さ。もっと練習をしないといけません。イッキ、ユウスケもDFのレギュラーを取りたいならトラップ、パスを真剣に練習しないと!
 また、中央ラインのショウゴ、シュンのボディシェープの悪さ(体の向き)、いつも相手ゴールに尻を向けてのトラップになっています。修正しないと!!

 新チーム一人一人の頑張りに期待しています。