昨日、「シャムスカ・マジック」(発行所:講談社 840円(税別))が、大分でも発売になりました。値段も手頃ですし、売り上げの一部がトリニータに還元されるとのこと、また、彼の指導理念を知りたいと思い買ってみました。
なお、私にとって彼は一目を置く指導者ではありますが、私は、盲目のシャムスカ信者ではありませんが。
その日のうちに読み終えました。2008年の快進撃の話が主体ではありましたが、大分に来た縁や2005年の降格危機の浦和戦など興味を持って読みました。個人的には、2007年前半の失敗の総括(特に彼が選んだブラジル人のJリーグへの適性の無さ)、元キャプテン三木をあれだけドラスティックに切った理由(森重が優秀なのは分かりますが)など、言わばダーク的な出来事をもっと彼の言葉で知りたかったのですが、残念ながら深くは言及されてはいませんでした。
ただ、彼が教師である両親のもと、愛情深く育てられたこと、また、両親から、いろいろな考え、性格を持つ他人をリスペクトして付き合わないといけないという考えを教えられたことから、「最も重視するのはコミュニケーション」という言葉が出てきたのだと思います。この本でも、誰の悪口を言っていません。そういう意味では、性善説の考えを持っている指導者かもしれません。
今後、彼がキャリアを積み、ビッククラブで、4-4-2等のフォーメーションで、今と真逆の戦い方をするところを近い将来見たい気がします。
(今の「猟犬タイプの2ボランチ」を配し、相手の長所を消すという、3-5-2のがちがちマンマークディフェンスではない戦い方も見たい)
その時に、「シャムスカ・マジック」は、やはり存在したと確信できるのだと思っています。
なお、私にとって彼は一目を置く指導者ではありますが、私は、盲目のシャムスカ信者ではありませんが。
その日のうちに読み終えました。2008年の快進撃の話が主体ではありましたが、大分に来た縁や2005年の降格危機の浦和戦など興味を持って読みました。個人的には、2007年前半の失敗の総括(特に彼が選んだブラジル人のJリーグへの適性の無さ)、元キャプテン三木をあれだけドラスティックに切った理由(森重が優秀なのは分かりますが)など、言わばダーク的な出来事をもっと彼の言葉で知りたかったのですが、残念ながら深くは言及されてはいませんでした。
ただ、彼が教師である両親のもと、愛情深く育てられたこと、また、両親から、いろいろな考え、性格を持つ他人をリスペクトして付き合わないといけないという考えを教えられたことから、「最も重視するのはコミュニケーション」という言葉が出てきたのだと思います。この本でも、誰の悪口を言っていません。そういう意味では、性善説の考えを持っている指導者かもしれません。
今後、彼がキャリアを積み、ビッククラブで、4-4-2等のフォーメーションで、今と真逆の戦い方をするところを近い将来見たい気がします。
(今の「猟犬タイプの2ボランチ」を配し、相手の長所を消すという、3-5-2のがちがちマンマークディフェンスではない戦い方も見たい)
その時に、「シャムスカ・マジック」は、やはり存在したと確信できるのだと思っています。