山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

【動画のご紹介】高井戸公園に来て!見て!知って楽しもう!vol.1~これまでの高井戸公園の歩み

2023-04-19 | 活動日誌

高井戸公園に来て!見て!知って楽しもう!vol.1

~これまでの高井戸公園の歩み

https://www.youtube.com/watch?v=Pje7V0pIdYM&t=1s

 


応援メッセージが届きました!

2023-04-19 | 活動日誌

必勝!杉並区議会議員!!4期目!!!

写真:すしぱく

 

【天沼在住、40歳代、女性】

あけみさんは、産後ケアを手厚く拡充してほしいと願う区民の声に耳を傾け、応援してくださいました。それは一回だけでなく、何度も必要な時に手際よくアドバイスをくださり、とても助かりました。

議員というと派手な印象がありますが、あくまで区民のためにサポートをしてくださる、縁の下の力持ち的な印象を明美さんはお持ちで、私はその姿勢がすごいなと感じています。

これからも応援しています!

 

【久我山在住、70歳代、女性】

福祉の谷間に落ち込んでいる多くの方々のため、ご活動よろしくお願い申し上げます。

 

【荻窪在住、60歳代、女性】

山本さんには個人的に本当におせわになってます。私が脳出血して高次脳機能障害を負い生活がままならなくっても、近所まで来てくださり、励まして頂きました。
また、障害に関してもご理解があり、区議会議員として区内の環境の保全にも取り組まれてる方です。
緑豊かな杉並区。
将来、子供達にも「杉並区が好き、遊び場も沢山」と言って貰えるよう引き続きあけみさんには発言の機会を持っていただきたいと思ってます。
人に寄り添う山本さん。 応援してます。

 

【善福寺在住、40歳代、男性】

山本あけみさんのこれまでの活動で培われた、専門的な経験や知見は、まさにこれからの新しい杉並を区民みんなで築く上で、大変、大切なものだと思います。これからも、様々な暮らしの環境や建築、カーボンニュートラルという課題を地域の人たちと共に取り組んでいって欲しいと思います。

 

【阿佐ヶ谷在住、60歳代、女性】

まちづくりをはじめとして、社会の諸問題に真摯に取り組み、日々勉強を重ねて行動に移そうとされている姿勢に感銘します。そのエネルギーをこれからも持続して活動を続けてください。

 

【福岡県在住、50歳代、男性】

山本様の気候変動に関するお取組とりわけ家庭部門(住宅関連)を支持しています。気候変動は現世代共通の課題であり、国や都だけで無く全ての自治体での草の根の取組が求められています。そのお導きのご活動を応援しております。

 

【世田谷区在住、60歳代、女性】

世田谷在住ですが、最寄り駅が久我山なので、気分は杉並区民です。
山本さんは、久我山の緑を保つため、地道な努力を重ねてこられました。
その姿を間近で見てきましたので、信頼しています。

 

【区外、50歳代、男性】

区民目線であることを最優先し、いつも丁寧に見つめ、寄り添おうとする山本さんの活動を、遠くからSNSで拝見しております。無所属になられたお覚悟やそれ以降も変わらぬ「志」は頼もしい限りです。新しい区長さんとの議論や協調はいかがですか?あくまでも区民の便益向上との思いは共通のはず、住みやすい地域自治のさらなる実現を、ますます期待しております(^^)

 

【成田東在住、50歳代、男性】

日ごろから区内のことに対して積極的な活動しているように見受けられます。街づくりに関する取り組みを特に頑張っていただき、よりよい住環境を実現していただきたい。

 

【区外、50歳代、女性】

文化事業、文化芸術の分野、活動を推進できる、あけみさん!少ない政治家です。
それが、どれほど文化で生きる我々の励みか!幸せです。

 

【宮前在住、50歳代、女性】

柔らかく優しい声で、押しつけず、なのに良く通る!
その声通りの人物だと思っています。
建築士としての視点と経験が、区政に役立っていると思います。
今後の活躍も期待しております!

 

【永福在住、60歳代、女性】

インテリアコーディネーターを生業として30年近くになります。
山本明美さんとは、某住宅メーカーで工事ねいちゃんなどと言われた頃からのお付き合いです。この仕事は、お客様のご希望をお聞きし、ご提案し、現場に足を運び、お引き渡し後もお客様のアフターを考える。1件のお家造りを最初から最後までお付き合いします。
色々なお客様を通して人となりのお勉強もし、責任感は、人一倍無ければ務まりません。
その成果なのでしょうか。荻窪にある中央図書館リノベーションは、利用される方を考えた、人に寄り添った素晴らしいものになったと思います。人に寄り添う気持ちは、以前の仕事で培った財産です。きっと、杉並区に暮らされるすべての住人に対して、その寄り添う気持ちを持っていると、私は山本さんを日々、激励し、応援してます。

 

【久我山在住、70歳代、男性】

いつも地域のために尽力いただき多謝。山本さんには是非リンカーン大統領の精神を発揮していただきたいと思います。

that government of the people, by the people, for the people.

Think a new and act a new!

 

 

【成田東在住、60歳代、女性】

木曜茶話会に参加した時に、日ごろから疑問を感じていたひきこもり支援対策について伺いました。すると山本議員から早速行政に働きをかけるためのアドバイスをいただき、要望書を作成し区長、区議会議長、区議会議員へ提出。そして、山本議員もすぐに動いてくださり、決算特別委員会で要望書に基づいた質疑をされました。その結果、担当部署から連絡があり、意見交換をした後にはじめて行政からご支援をいただけました。まだまだ課題はありますが、区民の声が区政に届いた瞬間でした。山本議員のスピーディーなご対応のおかげです。わたしの質問に対してもご丁寧に返信くださり、行政への橋渡し役を担ってくださいました山本議員に感謝しております。これからも山本議員のご活動を応援します!

 

【西荻南在住、70歳代、男性】
ひとが真ん中の政治でありたい
柔らかいけど、未来にとどくチカラ
やろうよ!可能性の杉並
(時には、人々の心の中に、驚きと感動が混じり合うような発想ができること)

前区長は、枯渇していた
夢がなくなっていた
流行った「政治家を育てる」も、
発言するたびにコトが後手後手になる政治の力不足が見えている

新区長は、みんなの話を聞いて
スマートに政策をすすめるだろう
ただ、スマートには、新鮮で持続する政策内容がともなうコトが条件

スマートに求められてるのは、正しいことではなく、失敗を認める柔らかさ
できないことが多くなっても、今日、新しく小さなことができたと気づく、高齢ご婦人の可能性を応援するチカラ
経済でない豊かさな社会を求めている、Z世代の可能性をカタチにするチカラ

頑張れ、トップ当選!

 

【宮前在住、60歳代、女性】

広く区民の声を拾い、活動の幅を広げていただいていると思います。
何が区民(=国民)のためなのかをベースに活動している山本あけみさんを応援します‼️

 

【松庵在住、50歳代、女性】

娘が幼稚園の時にママ友としてお付き合いが始まり、今も仲良くさせていただいています。
飾らない気さくな方で、ちょっと天然なところも可愛らしく親しみ易いです。
こうしたいという想いは強く、信念を持って頑張られている姿勢をとても尊敬しています。
これからも杉並区の環境をより良くしていただけることと期待しております。
陰ながら応援させていただきますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

【西荻南在住、50歳代、女性】

ご出馬を祝し、心よりお祝いを申し上げます。
ぜひともご当選の上、区民の夢や希望を形にする政治家に! 期待しております。

 

【上高井戸、60歳代、男性】

12年間の区議でのキャリアを生かした提案を期待しています。

 


山本あけみのプロフィールをご紹介します!

2023-04-19 | 活動日誌

オフィシャルサイトprofileはこちら!

⇓ ⇓ ⇓

https://yamamotoakemi.com/etc/profile.html

 

profile

1965

1月22日東京都生まれ
茨城県鉾田市出身で技術者だった父と母と姉の4人家族
 公立小中学校、都立高校卒業

小さい頃
母の手作りのスカートを着て、嬉しくてたまらない様子

雲雀ヶ丘団地
昭和37年の頃のひばりヶ丘団地、UR都市機構HPより

現在の西東京市にある大規模なひばりヶ丘団地で育ち、
小さい頃は幼馴染みの友達と砂場遊びやかけっこ、木登りや自転車、
その頃流行っていた竹馬などで時間を気にせず活発に過ごしました。
いくら遊んでも飽き足らないほど楽しい毎日を過ごしました。

母と七五三のお祝い
母と七五三のお祝い

8歳の時に母を病気で亡くし、
日野市に転居後の14歳からはご飯づくりや掃除洗濯など家事を担当、
家族や親戚、ご近所の方々に支えられながら学校に通っていました。

バスケットボール バスケットボール
高校同期会での女子バスケット部

中・高生時代はバスケットボールに熱中し、その時の仲間は生涯の友人となっています。

1987
武蔵野女子大学(現・武蔵野大学)文学部日本文学科卒業
在学中は50種類近くのアルバイトを経験

大学生時代
大学生時代

華道 古流松應会で学ぶ

花展での作品
花展での作品

お茶席でのお手伝い(中央)
お茶席でのお手伝い(中央)

ミサワホーム株式会社(高井戸本社)に事務職として入社

会社員時代 会社員時代同期
会社員時代

将来にわたって続けて行ける技術を得るため、インテリアコーディネーターを目指す

1989
東京デザイン専門学校 インテリアコーディネーター科(夜間・在職中)修了

1990
インテリアコーディネーター資格試験合格
パリへ初の一人旅

パリへ初の一人旅

1991
前職退職

三井ホーム株式会社とアシスタントの後インテリアコーディネーターとして専属契約
住宅・介護用住宅・医院併用住宅・モデルハウス等の設計に従事
「インテリア全般」・「女性のためのキャリアカウンセラー」講師

インテリアコーディネーター時代の打ち合わせの様子
インテリアコーディネーター時代の打ち合わせの様子

スウェーデンの高齢者施設の視察、福祉先進国の凄さを実感
スウェーデンの高齢者施設の視察、福祉先進国の凄さを実感

インテリアのコラムを書いていた時代
インテリアのコラムを書いていた時代

1998

さらに技術力を付けるため、独学で2級建築士を取得

従妹と一緒にニューヨーク
従妹と一緒にニューヨーク

2003
6歳年上の会社員と結婚
仕事に理解があり、様々なアドバイスをしてくれます

2004
世田谷区から、緑豊かな杉並区久我山に転居

2005

40歳で息子を授かる

子育てをしながら設計担当したモデルハウスの子供部屋の写真(長野県佐久市)
子育てをしながら設計担当したモデルハウスの子供部屋の写真(長野県佐久市)


息子の保育園の様子
息子の保育園の様子

2008

武蔵野美術大学(通信課程)造形学部スペースデザイン学科編入学、
デザインの基礎を学び直しました
杉並区まちづくり団体「久我山緑の散歩道」設立

杉並区まちづくり団体「久我山緑の散歩道」設立



緑豊かな環境を子どもたちの世代へ継承する活動を開始
「井の頭・久我山緑のパークウェイ構想」を推進 ★詳細別途

旧NHKグラウンド桜のころ
旧NHKグラウンド桜のころ


2010

武蔵野美術大学卒業、
子育て中の卒業制作は大変でした
武蔵野美術大学卒業時の写真
武蔵野美術大学卒業時の写真

杉並区議会議員補欠選挙に出馬するも惜敗
(次点、33,024 票)

2011

杉並区議会議員に初当選 (20位、2,802.980 票 )
都市環境委員会副委員長
杉並区議会議員に初当選



都市環境委員会副委員長
都市環境委員会副委員長

2012
フィンランド教育環境視察(自費)
フィンランド教育環境視察

2013

都市環境委員会委員長

都市環境委員会委員長
視察先で委員長としてご挨拶

2015

杉並区議会議員再選(24位、2,779 票)
文教委員会副委員長
区民フォーラムみらい会派政策調査会長
区民主催のワークショップに参加
区民主催のワークショップに参加


議会
議場

2017
映画「太陽の蓋」上映会開催、
約250名にご覧いただく
映画「太陽の蓋」上映会開催

民進党離党

2017・12
旧立憲民主党 入党

2018

保坂展人(世田谷区長)政治スクール参加
自治体での政策の実践を学ぶ
保坂展人(世田谷区長)政治スクール参加
保坂展人世田谷区長と


「久我山まちづくり展」開催、
久我山近辺での公共事業を一堂に紹介
「久我山まちづくり展」開催


2019

杉並区議会議員再選(9位、4,336.425 票)
文教委員会委員長
立憲民主党杉並区議団副幹事長
杉並区議会議員再選
2019年 選挙戦

オシドリマコさんと
おしどりケンさん、マコさん(芸人)、山縣有斗さん(俳優・脚本家・演出家)、村男(作曲・アーティスト)

文教委員会委員長
視察先にて

2020

杉並区基本構想審議会委員

杉並区基本構想審議会委員

杉並区広報課Facebookより
写真右 杉並区広報課Facebookより

2021

災害対策・防犯等特別委員会委員長
災害対策・防犯等特別委員会委員長

災害対策・防犯等特別委員会委員長
杉並区総合震災訓練に参加

全国市議会議長会から10年目の表彰を頂く
全国市議会議長会から10年目の表彰を頂く、会派で記念撮影

2021・11
現立憲民主党 離党

無所属議員として再出発
立憲民主党・無所属クラブ副幹事長



【資格】
二級建築士、福祉住環境コーディネーター3級
インテリアコーディネーター資格試験、高等学校教諭免許(国語)
華道古流・現代華師範

【趣味】
おしゃべりウォーキング、朗読、旅行、美術・映画・演劇鑑賞
朗読

【家族】
夫と息子

【好きな言葉】
ひとりをつつしむ


【4/20岸本聡子杉並区長来たる!】木曜茶話会「決意を新たに、区民との約束。」

2023-04-19 | 活動日誌
岸本聡子杉並区長来たる!
 
 
特別開催の木曜茶話会のゲストとして、
岸本聡子杉並区長にご参加いただきます。
 
杉並区政において、区長と区議は車の両輪。
 
山本あけみは、区議の役割の一つである行政の監視役を果たしながらも、
具体的な政策課題を区長と共有し、切磋琢磨をして、
暮らしやすく豊かな杉並区を目指して参ります。
 
特別開催の木曜茶話会では、
区長と区議というそれぞれの視点で語ります。
 
皆様のお越しをお待ちしております!
 
日時:4月20日(木)19~20時
場所:アクロス 京王井の頭線久我山駅改札正面 
[会場が変更になりました]
 
 
 
タイムスケジュール
19:00~ 山本あけみごあいさつ
19:15~ 岸本区長から区政に関して
19:30~ 質疑応答
20:00  散会
 
お席に限りがありますので、立ち見になる可能性があります。
大変申し訳ございませんが、ご了承頂けます様よろしくお願い申し上げます。
 
杉並区民限定イベント、参加無料、予約不要
 
お問い合わせ先
yamamoto.akemi1965@gmail.com

杉並区 成人期の発達障害者支援の拡充について【2019/03/02ブログ再掲】

2023-04-19 | 活動日誌

区議に初当選をした8年前から、成人期の発達障害者支援に関して質疑を通して区に取り組みを求めてきました。平成24年に初めて一般質問でテーマとして取り上げ、その後、区の取り組みの進捗を見ながら、提言を続けています。

一般質問動画→ http://suginami.gijiroku.com/voices/g07_Video_View.asp?SrchID=1086

 

当時は、発達障害児、主に未就学児や小学校低学年での早期発見と早期療育に繋げていく必要性の認識が定着しつつある時期でした。発達障害児に関しては支援が充実してきたと実感し始めた頃です。一方で成人期の発達障害者に関しては認知されつつある状態でした。

 

では、成人になれば発達障害に悩む人は居なくなるのか。残念ながらそんな事は無いのだと思います。かえって分かり辛く、孤立化しやすいといった大きな問題と結びついていくのだと捉えています。

小さい頃に発見しやすい発達障害のケースは主に学習障害や多動など、そして小さい頃に発達障害と認識されずに、中学・高校・大学と進学し、社会人となる頃、初めて自分の中の障害に悩まされる事にぶつかる。

学生だった頃は保護者の元で社会的なサービスを受ける側ですが、社会人となれば提供をする側となってくる。アスペルガー障害と言われる人とのやり取りがうまく行かない、相手の言っている事が理解しづらいなどで会社に居ても居心地が悪い、上司の指示がうまく把握できない、などで困難を抱えていくケースがあるのだと思います。そして支援策に結びついていかなければ、社会的な孤立を深めることも。

 

平成24年の一般質問を皮切りにその後の予算特別委員会や決算特別委員会に置いては、成人期の発達障害者支援の必要性を訴えました。杉並区の相談窓口が複数ある事で、分かり辛く、悩んだ人の相談先が定まらずたらい回しの危険性があるのでは、一人の人が就労相談や生活相談など様々な窓口を訪れることで、相談者の実数や実態が見えづらくなっているのでないか、など具体的に提言を続けました。

区ではその後、杉並区の各窓口で成人期の発達障害者に悩む方を把握するためのスクリーニングシートを独自で作成し、運用を始めてくれました。来週から始まる平成31年度予算を審議する特別委員会では、その後の取り組みを確認して行きます。

 

また、杉並区の実行計画の中にも「発達障害者支援の充実」が盛り込まれ、来年度は青年期プログラム検討・実施と家族教室の実施が明文化されました。

※杉並区実行計画147ページ!写真が横になってしまいます。すみません。

 

拡充に向かっている事は本当に嬉しい。一人でも多くの支援を必要とする方に、届いて欲しいと考えています。

私は長く設計の仕事をしてきたので、大風呂敷を広げることが出来ません。着実に目標を定め、手順を追って提言を繰り返し、目標へと近づいていく。その事を繰り返すのみ、といった議員生活が続いています。

それにしても、発達障害者と発達障害児という名称の違いが対象年齢の違いだと普通は分かるのかなぁ、といった単純な疑問も残ります。お役所言葉では明確に違うんだろうけれど、分かり辛いですよね。やはり、成人期の~~といった名称を付けた方が良いのでは無いでしょうか。

ご参考までに、平成24年の一般質問の質疑と答弁を掲載いたします。

 

質問(山本あけみ)

私たちの生活に発達障害という耳なれない言葉が登場したのは、一体いつごろからだったでしょうか。この障害が認知され始めたのは、大変残念なことに、障害を持ったとされる児童生徒による重大事件が日本中を震撼させたことによるとする報告があります。
 平成14年に文部科学省から出されている、通常の学級に在籍する特別な教育支援を必要とする児童生徒に関する全国実態調査の中で、学習面か行動面に著しい困難を持つと担任教師が回答した数として6.3%、ほかに知的障害及びその周辺と推察される者3%、合計しておよそ10%、10人に1人の児童生徒が特別な教育支援を必要とすると報告されています。
 平成17年に施行された発達障害者支援法により、発達障害という概念が一般に認知されるようになり、支援体制の整備に向けて大きく前進をしました。


 厚生労働省のホームページによる発達障害とは、以下のように記述されています。「発達障害は、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかないことがあります。成長するにつれ、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、生きにくさを感じることがあるかもしれません。」「幼い頃には配慮が受けられず困難な環境の中で成長してきた発達障害の人も、周囲からの理解と適切なサポートが得られれば、ライフステージのどの時点にあっても改善への道は見つかるでしょう。」とあります。


 発達障害については、杉並区議会でも多数の議論があったことが記録に残っております。会議録を検索すると、平成15、16年に各20件弱、発達障害者支援法施行の平成17年、そして18年にはおよそ各25件。そして、一たんは件数が下がるものの、平成22年には27件、23年には30件を超える記録があり、近年においても件数が増えていることからすると、区議会においても多数の議員が、発達障害の支援はこれからも議論を続けていかなければならないという共通の認識があるのではないでしょうか。
 

 また、区議会での動向と時期を同じくして、国においても議論の記録が残されています。平成20年の厚生労働省の障害児支援の見直しに関する検討会においては、「地域自立支援協議会について」が議論されました。それまでの発達障害に対する議論は乳幼児期や学童期が主であったのに対して、発達障害者としての人の一生を通しての支援が必要であるという大きな方針の転換が行われました。


 地域の障害福祉に関するシステムづくりに関しての実施主体を市町村とし、そしてその主な機能を、1、地域の関係機関によるネットワーク構築等に向けた協議、2、困難事例への対応のあり方に関する協議、調整、3、地域の社会資源の開発、改善としています。平成20年6月現在では、全国に先駆けて岩手県内の市町村はすべてこの協議会が設置済みでありますが、その半年前の平成19年12月時点での全国の状況を見ると、約半数の自治体には、この時点では設置されていませんでした。

 その後、これらの動きに大きな進捗がありました。それは、平成23年8月に障害者基本法の一部を改正する法律により、発達障害が障害者基本法の対象になることが明文化されたというものです。これまでの身体障害、知的障害に加え、精神障害に付記する形で発達障害も含むとあり、そのほかの心身の機能の障害がある者をすべて障害者と認め、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活または社会生活に相当な制限を受ける状態にある者という定義がされました。


 ここで、当区におけるライフステージごとの具体的な支援体制についてお伺いいたします。
 まず、就学前の乳幼児期を育成する施設、いわゆる保育園や幼稚園においてですが、発達障害がある乳幼児に対する早期発見のための取り組みや支援体制については、区としてどのようにお考えでしょうか。また、発達障害の乳幼児に関して、保育者のスキルの向上策について、区としてどのようにお考えでしょうか。
 続いて、小学校や中学校等の学齢期における発達障害の早期発見や支援体制等について、どのような取り組みを行っていますでしょうか。


 さらに、義務教育修了後の時期にどのような支援がされているでしょうか。また、自立に向けては就労支援が重要と考えますが、成人期を含めて発達障害のある方に対する相談窓口や就労支援について、区ではどのように行われていますでしょうか、お尋ねをいたします。


 ここで、1人の杉並区の教育者のご紹介をいたします。この方は、中学校の教師を務める傍ら、発達障害生徒の指導に当たってこられました。平成15年には、文部科学省の小中学校におけるLD、ADHD、高機能自閉症への教育支援体制の整備のためのガイドライン試案策定に向けて、特別支援教育コーディネーター部門のリーダーとして協力をし、また現在も、平成25年まで厚生労働省科学研究班LDガイドライン研究協力者として活動をされています。
 日常的に障害のある生徒とかかわり、指導をしてこられた豊富なご経験の中からは、深い洞察による障害への認識と対応がなされてきました。そして中学校教師という枠を超えて、この障害に取り組んでこられたといいます。


 発達障害が適切にサポートされないまま中学生になると、生まれ持った一次的な障害とは違い、環境要因、つまり家庭、保護者、きょうだい、学校、友人、教師による影響を受け、障害が理解されないことへの不満や差別、偏見などから、深刻な人格障害を起こしてしまう可能性があるといいます。
 また、これから杉並区に必要な支援体制として、乳幼児期と学童期を通して早期の発見と療育を日常の教育現場において対応していく体制の強化、そして人として幸せに生きていくためには、たとえ障害を持っていたとしても、その特性を理解して、継続した支援を通じて障害者自らが自立を目指し、就労していくことの重要性があるといいます。


 障害のある子どもをいち早く発見し、個別の教育支援計画をつくり実施していく。これまで発達障害児支援の改善を目指してこられた方々のご努力により、現在では、この認識を私たちは共通のものとして持つことができました。
 それに加えて、昨年の法改正においては、ライフステージごとに応じた相談支援体制を地方自治体が独自に整えていくことが盛り込まれているのです。具体的には、相談支援ファイルの作成により、これまでのようなライフステージごとに違う担当者のばらばらな対応ではなく、早期の発見から就労に至るまで一貫して支援をしていくという方法が示されています。
 また、それによって、保育、医療、教育、福祉の関係者が連携をするための情報の共有がなされると考え、私は、それを支える区内の支援体制の連携、言いかえると横軸を通したプラットホームの創設が不可欠であると考え、これを提言いたします。
 

 ここで、質問の冒頭を振り返ってみようと思います。平成14年、通常学級に在籍する特別な教育支援を必要とする児童生徒として報告をされた、およそ10%の方々がいらっしゃいました。当時6歳から15歳であった児童生徒は、現在16歳から25歳になりました。その方々は、高校や大学、そして社会人としての生活をどのように送っていらっしゃるでしょうか。区には、発達障害があったとしても明るい将来を思い描くことができるよう、切れ目のない支援体制の整備をお願いいたしまして、次の質問に移ります。

 

答弁(田中良区長)

対人関係などの場面において特別の配慮を必要とする発達障害の問題は、近年になって顕在化してきておりまして、今回の障害者自立支援法改正により、給付の対象となったところであります。当区においても発達障害の相談が急増しておりまして、各分野、年齢層において、発達障害者支援の充実が課題となっております。
 こうした中で、保育園、幼稚園などにおける発達障害の早期発見の取り組みについては、心理職が定期に巡回をしまして、幼児の様子を小まめに観察をしたり、保育者からの相談に応じて適切な指導助言を行って、こども発達支援センターの早期療育につなげているところでございます。
 また、成人期においては、障害者相談支援事業所、障害者雇用支援事業団のほか、保健センターの精神保健相談、社会教育センターのすぎなみしゃべり場などが発達障害者の身近な相談窓口となっております。
 今後さらに支援を充実させていくためには、各部門がそれぞれの役割を十分に果たし、互いに連携していくことが重要であると考えておりまして、効果的な支援につながっていきますように努めてまいりたいと存じます。

 

以上

 

山本あけみオフィシャルサイト

⇓  ⇓  ⇓

https://yamamotoakemi.com/


12年間の木曜茶話会で頂いた、区民の皆様からのお声を大切に。

2023-04-19 | 活動日誌

3期12年間にわたり、毎月第4木曜日に、

「木曜茶話会・区民意見交換会」を開催してきました。

 

区政は日々の暮らしに密着した課題に囲まれています。

ご参加者の方がお気づきになった様々なお話を伺い、

区政への提言に繋げて来ました。

 

地域特有の課題や、子どもたちの育つ環境、

教育や福祉、まちづくりなど、テーマは多岐にわたります。

 

区議の活動の基礎となるのは、区民の皆様から寄せられるお声だと、

確信を持ちながら、活動を続けています。

 

是非、皆様のご支援を頂けます様、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

山本あけみオフィシャルサイトのご案内です!

https://yamamotoakemi.com/


決意を新たに、区民との約束。

2023-04-19 | 活動日誌

「課題は私たちの暮らしの中にある」

3期12年間にわたり区民との対話を重ね、そこから発見する問題や課題点の解決策を提言!

 

「先駆的な杉並区へ大きな転換を」

教育・福祉・区民生活、そして環境や都市計画分野の政策実現を

くじ引き民主主義等で区民と共に歩みを進める!

 

「誰一人取り残さない」

SDGsの目標である社会の実現に全力を尽くす!

 

 

◆お問い合わせ&ご提言等
yamamoto.akemi1965@gmail.com
◆オフィシャルサイト
http://yamamotoakemi.com/
◆ブログ
https://blog.goo.ne.jp/akemiyamamoto


【4/20岸本聡子杉並区長来たる!】木曜茶話会「決意を新たに、区民との約束。」

2023-04-19 | 活動日誌
岸本聡子杉並区長来たる!
 
 
特別開催の木曜茶話会のゲストとして、
岸本聡子杉並区長にご参加いただきます。
 
杉並区政において、区長と区議は車の両輪。
 
山本あけみは、区議の役割の一つである行政の監視役を果たしながらも、
具体的な政策課題を区長と共有し、切磋琢磨をして、
暮らしやすく豊かな杉並区を目指して参ります。
 
特別開催の木曜茶話会では、
区長と区議というそれぞれの視点で語ります。
 
皆様のお越しをお待ちしております!
 
日時:4月20日(木)19~20時
場所:アクロス 京王井の頭線久我山駅改札正面 
[会場が変更になりました]
 
 
 
タイムスケジュール
19:00~ 山本あけみごあいさつ
19:15~ 岸本区長から区政に関して
19:30~ 質疑応答
20:00  散会
 
お席に限りがありますので、立ち見になる可能性があります。
大変申し訳ございませんが、ご了承頂けます様よろしくお願い申し上げます。
 
杉並区民限定イベント、参加無料、予約不要
 
お問い合わせ先
yamamoto.akemi1965@gmail.com

桜の頃、NHKグラウンドの思い出。もう直ぐ高井戸公園へ。

2023-04-19 | 活動日誌

この風景はもう無いけれど、やっぱり素敵な思い出です。

桜の頃、近くに住む人々が三々五々集まって、この空間を楽しんでいました。



旧NHKグラウンドの思い出は私の子育てと重なり何とも愛おしい。

今は都立高井戸公園として野球場とサッカー場(ラグビー場併設)が完成、

令和5年度にはテニスコートの整備が進む予定です。

東京都HPより、https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000050946.pdf

 

 

今後とも高井戸公園整備に向けて、区民のお声を行政へ繋げて参ります。



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フィンランド教育環境視察に行きました。

2023-04-19 | 活動日誌

2012年1月、真冬のフィンランドの教育環境の視察に行ってきました。

冬の寒い時期を選んで行ったのは、一番厳しい条件を知り、人々の暮らしを見撃つめながら、

いまや世界に冠たる教育改革を成し遂げた行政主導の成果の一端を、

実際に見たい、触れたいとの強い思いからでした。

 

続きはこちら

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http://yamamotoakemi.com/fin/index.html

 

 

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防災に関し地域防災力や被災者支援、高次脳機能障がいについて質問!

2023-04-19 | 活動日誌

防災に関して、建物の不燃化や耐震化といったハードの他にも地域防災力や震災救援所訓練から見えてきた、短期長期にわたる震災救援所としての学校建築などを質問しました。

この他にも事前復興という、被災後の復興事業の困難さを考え、事前に復興まちづくりを実現し、災害に強いまちにしておく様提言を続けています。

動画と議事録を掲載いたしますので、是非ご覧になってください。

 

平成29年第3回定例会一般質問(会議日:平成29年9月12日)

動画:http://suginami.gijiroku.com/voices/g07_Video_View.asp?SrchID=4745

    テーマ

災害に強いまちについて」

「公共建築物の設計について」

「高次脳機能障害について」

◆12番(山本あけみ議員) 

まず冒頭に、このたびの故小泉やすお議員御逝去に際しまして、深く哀悼の意をあらわすとともに、これまでにいただいた御厚意に深く深く感謝を申し上げます。


 私は、区民フォーラムみらいの一員といたしまして、通告に基づき質問をいたします。テーマは、災害に強いまちについて、公共建築物の設計について、高次脳機能障害についてです。


 最初に、災害に強いまちについて質問をいたします。
 今般、当区では、区内建築物の耐震化、不燃化などの状況や、区が保有する地盤データ、さらに東京消防庁のデータなどを活用して、50メートルメッシュごとに震度予測や被害想定、減災対策の効果のシミュレーション結果を地震被害シミュレーションとして、概要版を発行。続いて、「広報すぎなみ」9月1日号では、「特集 M7.3首都直下地震被害想定」「その時、震度6の激しい揺れが杉並区を襲う。」とし、区民に示しました。まずはこの取り組みを大きく評価するところです。これは、区内の建築の専門家集団である杉並建築会が平成25年2月に行ったシンポジウムでも御講演をされた東京大学生産技術研究所准教授・加藤孝明氏による御指導が大きいと考えます。


 区が現在行っている防災・減災対策を行うことで、家屋の焼失や倒壊、そして何よりもとうとい命が、現状では死者541人という予測が10分の1にまで抑えることができるといった試算結果は、驚きとともに、区が実際に行っている減災の効果を数字で示すインパクトを感じました。そして、こんなにも自分事として捉えることができるものなのかと実感をいたしました。


 しかしながら、このシミュレーションの前提となる減災対策の目標値は、耐震化率96%、不燃化特区の不燃領域率70%、狭隘道路拡幅整備100%、都市計画道路第4次優先整備路線及びすぎなみの道づくりに掲げる優先整備路線の整備完了という項目が並んでおり、残念ながら、これはそう簡単には到達できるものとは思えません。今後は、これを目にした区民が、目標値を共有しながら、区とともに防災・減災のための具体的な行動をより自分のこととして積極的に取り組みが進んでいく大きなきっかけとなることを願いながら、また、区の引き続きの粘り強い施策の推進を望み、以下質問をしてまいります。


 防災・減災に関して、ハードの部分の対策も不可欠ではありますが、このほかにも目を配らなければならない項目は多数あると考えます。今回は、議会において私なりの視点で質疑を通して提言をしてきた内容を中心に、1、地域防災力について、2、建築物について、3、被災者支援について質問をいたします。


 まず、地域防災力について。
 中央区では、マンションの防災対策に関し、住民が大地震発生に備えた活動計画や組織づくりなどを進める際に参考となるように、「震災時活動マニュアル策定の手引き」を作成しました。また、「備えて安心!マンション防災~震災時にも住み続けられる高層住宅~」では、東日本大震災の教訓も踏まえ、高層住宅にお住まいの方、管理組合、管理会社向けに、震災時にも住み続けられる高層住宅に向けた防災対策に取り組んでいただけるようまとめ、普及を図った事例を紹介し、当区での取り組みを求めてまいりました。


 区では、自治会と連動した防災組織を中心に地域防災力向上を目指してきましたが、区内にも多く存在するマンション等の大規模集合住宅の自主防災組織の活動支援を強化する必要があるとのこれまでの訴えに対して、当区の現在の取り組み状況をお伺いします。あわせて、こうした取り組みは地域防災力を高める上で有効と考えますが、地域防災力の向上についての区長の御見解をお伺いいたします。


 次に、当区では、区内在住の建築士の御協力のもと、応急危険度判定員の体制整備が進められています。建築士団体からは、震災が起きたときの連絡方法や発災時の具体的な活動に関しても御要望や御意見を伺っていますが、区のネットワークについて、今後の杉並区における応急危険度判定員の体制整備について、区の見解をお伺いします。
 次に、建築物についてお伺いします。


 区内小中学校が学校施設であるとともに震災救援所であるとの区民認識が深まりつつあります。震災救援所運営マニュアルを見ますと、既存の校舎に設営することが前提の基準となっていると思われる記述もあると考えます。私はこれまで、今後建設が進む新たな学校建築では、設計時において、発災時には救援所となることを想定に入れたものとなるように配慮すべきと訴えてきました。物資の保管庫や災害時に使えるトイレ、障害者の受け入れなどに関しては、新たに学校改築等を進める場合に、震災救援所として活用されることに配慮した設計が既になされていると聞いていますが、一方で、震災救援所を運営する側に十分伝わっていない現状があります。区ではこうした課題をどう認識しているのか、お伺いをします。


 震災救援所として使用することを大前提として設計時に配慮をしていけば簡単に実現をすることでも、いざ完成した後、機能を追加していくことは、費用の面でも難しいことが多いと考えます。例えば多くの被災者を長期間受け入れたときに、体育館だけではおさまらず校舎を利用する場合には、残念ながら、人の目が届かないところでの事件や事故につながる場合もあると考え、対応が必要となります。また、救援所の本部となる部屋を想定し、情報収集のためのネット環境等を整備するといった配慮も不可欠だと考えます。当区においては引き続き事例を研究し、設計時に配慮をしていく項目をより精査していくことを強く要望いたします。


 次に、区内を見渡しますと、人の手による管理がされていない、放置されている住宅が散見され、発災時には大きな被害を出す要因になるのではないかと危惧をしています。せっかく対策を進めていても、こういった要因を残しておいては安心を得ることはできません。地震被害シミュレーションにおいて、火災が発生したら、木造住宅密集地域を中心に、5棟に1棟の焼失被害が想定されるとのことですが、火災時には空き家が原因となることも考えられます。特定空家や老朽危険空き家について区は把握していると思いますが、空き家の解体は進んでいるのかどうか、現状をお伺いします。


 新築の建築物に関しては一定の性能は担保されているものの、既存に関しては不安が残ります。まちを歩いていても、傾斜しているのではないかと思われる建物や、店舗の1階部分の間口全体を開口としているため、耐力壁が足りていないのではないかと思われる建物があります。当区では耐震化支援事業に取り組んでいますが、いわゆる手挙げ方式のため、所有者からの申し込みがなければ耐震性を知ることはできません。このままでは、耐震性に欠ける建物の全体数の把握や、まちに与える危険度を把握するには至らず、対策としては限界があると考えます。


 防災・減災対策を進めていく上でも、新築や改築時において違法な建築物を許さないことは当然ですが、違法ではないものの、区内では、築年数の古い住宅の外壁や屋根を剥がし、骨組みだけを残してリフォームをしていく大規模修繕が行われています。特に2項道路に面しているために通常の建てかえが困難な場合などに多いと思われますが、このような修繕工事は確認申請の必要がなく、耐震性が担保されていない住宅が再生されています。


 こういった問題の解決策の1つとして、リフォーム工事全般を包含し、区民にわかりやすく、耐震、省エネ、バリアフリーに関するリフォームへの工事費用一部助成制度の創設、また、その担い手としては、顔の見える関係であり、ともに防災・減災に取り組んでいる実績のある区内業者の紹介をし、安心・安全なまちをつくる担い手の層を厚くしていくことなどもあわせて進めることで、良質なリフォーム工事を区内で推進していくことにもつながると考え、これまでも提案をしてまいりましたが、当区の見解はいかがでしょうか。


 区内での実例を幾つか取り上げましたが、既存の建築物の安全性を向上させていくためには、今後どういった施策に取り組めばよいのか、現状を踏まえて、幅広い視点でさらなる検討を進めていくことを強く要望いたします。


 私は、建築物の安全性は、第一義的には所有者が確保していくことが求められると考えています。災害に強いまちの実現には、区民一人一人が意識をしていくことが重要でしょう。行政主導だけでは防災・減災対策には限界があります。建物や塀などの所有者が自分の持ち物に責任を持ち、みずから対策に努めていくという意識を醸成していくことも必要なのではないかと考え、区には取り組みを求めておきます。


 さて、この項の最後に、被災者支援についてお尋ねします。
 昨年の第2回定例会において、災害時復興で、住民、地域合意が得られやすくなる事前復興の取り組みと今後の展望をお尋ねしました。区からの回答は、あらかじめ可能な準備をし、発災後直ちに着手するための事前復興の観点は重要であり、現行の杉並区震災復興マニュアルをより効果的かつ実践的なマニュアルとなるよう、修正の検討に着手するとありました。今後マニュアルの改定が行われると聞いていますが、改定することとした背景、進捗状況についてお伺いをします。


 このほかにも、罹災証明書の円滑な発行体制の構築、地下にピットを設置し、手動に切りかえて使用ができるといった、平時と災害時にも使える災害用トイレの設置、また、台東区災害ネットワーク専門職会議の取り組みを紹介し、弁護士、土地家屋調査士、建築士などによる専門知識を結集した被災者支援のあり方を事前に検討していくなどの取り組みを求めてまいりました。再度、今後の区の取り組みを要望しまして、次の質問に移ります。


 次に、公共建築物の設計についてお伺いします。
 杉並区区立施設再編整備計画で示されたとおり、区内には数多くの公共施設が存在し、維持管理をしています。区には、今後も建物の更新の時期に合わせ、次代を見据えた新たな建築物をつくり出していくことが求められています。私は、誰に設計を任せるかということが、その建築物のでき上がりのよしあしを左右する最大の分かれ目となってくると考えています。


 昨年の第2回定例会において、建築・設計業務委託の設計者選定において、入札とプロポーザル方式の優位点の違いと、これまでのプロポーザル方式での実績と評価、課題をお伺いしました。区からの回答は、プロポーザル方式は、高い技術力や創造力、実績などを求められる施設の設計者選定に適しており、区内にも多くの成果を生み出した実績はあるものの、事業費の高騰や、デザイン優先となり維持管理の負担が重くなる一面があるとの認識が示されました。


 国土交通省では、「質の高い建築設計の実現を目指して」とし、実現のためにプロポーザル方式を推奨しています。設計者の選定に当たっては、物品購入などと同じような設計料の多寡だけでは判断できず、よりよい建築の実現のためには、最適な設計者の選定が重要であるとしています。また、公共工事の品質確保の促進に関する法律の中でも、よりよい公共工事の実現には、調査、設計の品質確保が重要であり、競争参加者の技術的能力の審査が必要とされ、プロポーザル方式による設計者選定が有用とされています。私は、当区において、設計業務に特化したプロポーザル方式の検討が必要なのではないかと考えます。


 そこで質問をいたします。設計者選定のプロポーザル方式の成果や課題を庁内で共有し、建築性能とコストが最適化され、区民の利便性向上を目指した建築物となるよう、積極的にプロポーザル方式を検討していくよう要望をいたしますが、区の御見解はいかがでしょうか。


 当区では中央図書館改修において、区民意見聴取を丁寧に行い、よりよい改修となるよう準備を進めてまいりました。そして来年度はいよいよ本格的な設計へと入っていく段階になってまいりました。これまでの区の取り組みを大きく評価するとともに、今後への期待が高まります。


 設計者は、それぞれが独自の視点、考えに基づき設計をしてまいります。ある設計者は、建物内のデザイン性に注力をし、そしてまたある設計者は、建物内のみならず、まち全体を俯瞰して中央図書館を捉え、例えば読書の森との連携を最大限に生かしていくといった視点で設計を進めていく場合もあると考えます。加えて、設計力のみならず、初期建設コストや光熱費などのランニングコストまで踏まえた総合的な検討、力が必要となってくるでしょう。


 また、プロポーザルを実施する場合の選定項目は、よりよい設計者を選ぶ上で最も重要であり、誰が杉並区の中央の図書館の改修をする設計力があるかをどういった基準で選定していくかに関しても、多くの議論をもって決めていくべきと考えています。今後着手をする中央図書館改修における設計事業者の選定では、これらのことを念頭に置き、プロポーザル方式の実施を求めますが、いかがでしょうか。


 また、ここまで進めた成果を踏まえ、中央図書館改修に向けた意気込みを改めてお伺いをします。


 この項の最後に、区民の方からの要望を申し上げます。
 当区は昭和63年に杉並区平和都市宣言を行いました。世界の恒久平和を願い、核兵器のなくなることを願い、高らかに平和都市を宣言したことを誇りに思っている区民が多くいらっしゃいます。宣言が行われてから、来年は30年目を迎えます。今回の中央図書館改修を30周年の記念行事と位置づけ、館内に、さきの大戦の貴重な記録を後世に残すため、杉並区独自の平和を祈念するための資料をまとめたコーナーをつくるよう強く強く要望いたしまして、次の質問に移ります。


 最後に、高次脳機能障害についてお伺いをします。
 今般、医療技術の進歩によって、病気や事故などの重篤な場合でも命が助かるケースがふえています。そのような場合には、例えば脳の一部が損傷したことによって、考えや言語などの脳機能の一部に障害が起きる中途障害の1つとして、高次脳機能障害があります。記憶障害や、ぼんやりしていて、何かをするとミスばかりする、2つのことを同時にしようとすると混乱するといった注意障害。人に指示してもらわないと何もできない、行き当たりばったりの行動をするといった遂行機能障害。また、社会的行動障害といって、1つの物事にこだわって容易に変えられない、いつまでも同じことを続けることもある固執性、また、場違いの場面で怒ったり笑ったりする、ひどい場合には、大した理由もなく突然感情を爆発させて暴れることもある感情コントロール低下などがあります。また、脳の言語機能の中枢である言語野が損傷されることになり、一旦獲得した言語機能である聞く、話すといった音声にかかわる機能、読む、書くといった文字にかかわる機能に障害が出る失語症では、自分の気持ちを的確に表現することができないもどかしさに襲われる。そのつらさは、心中察するに余りあると考えます。いずれも目には見えない障害であって、当事者のみならず、支える御家族も、障害に向き合い、受けとめていくことは大変な御苦労があると推察をいたします。


 まず、区における高次脳機能障害の方々の支援状況についてお伺いをします。


 私は、ある区民の方から御相談をいただきました。40歳以上の高次脳機能障害で脳血管疾患の方は、認定を受ければ介護保険サービスを利用することができるそうですが、介護認定をするケアマネジャーがケアプランを作成するに当たり、十分に障害特性を理解しないまま進めたために、適切な支援内容へとつながっていない現実があるとのことでした。ケアマネジャーには、高次脳機能障害を含め、個々の障害特性の理解を深めてもらいたいと考えますが、区の御見解をお伺いします。


 医療の進歩は大変うれしいことであり、それによって助かる命がふえてきましたが、その中には、全面的に回復することができずに、障害を抱えながらも就労を目指す区民の方もいらっしゃることと思います。区の全面的な支援を求めてまいります。


 当区においては、現行の支援制度のどこに課題点があり、どういったことが支援へとつながるのかといった情報を収集することに注力をし、今後とも区民にとって頼れる存在であり続けるための不断の御努力をいただけますよう要望をいたしまして、私の質問を終わります。

○議長(富本卓議員) 理事者の答弁を求めます。
 区長。
      〔区長(田中 良)登壇〕

◎区長(田中良) 

私からは、山本あけみ議員の御質問のうち、大規模集合住宅における自主防災組織の活動支援の取り組み状況及び地域防災力の向上についての御質問にお答え申し上げます。


 私は、首都直下地震は必ず発生するという危機意識から、それに備えた万全な災害対策を推進し、区民の生命、財産を守ることが最も重要な役割だと考えております。災害対策を推進する上では、自助・共助・公助それぞれの分野で災害に対応する力を高めて、連携し合うということが大切でございます。中でも、発災時には、自分たちのまちは自分たちで守るという共助の取り組みが重要な役割を果たすと考えております。そうした認識のもとで、区ではこれまで防災市民組織を支援してまいりました。現在は163の組織がございますが、その多くは町会・自治会を母体としておりまして、面的には充足している状況でございます。


 一方、区内にはマンション等の大規模集合住宅の建設も進んでおりますが、町会・自治会には未加入の場合も多々あり、また、中高層住宅あるいは集合住宅として特有の防災上の課題も抱えております。そこで、昨年度に中高層住宅向けのマンション防災マニュアルを策定いたしまして、それを活用して、大規模集合住宅特有の問題や組織化に向けての相談に応じております。こうした取り組みは地域防災力の向上に有効と考えておりますので、引き続き力を入れて取り組んでまいりたいと思います。


 それに加えまして、地域防災力を向上させていくには、区民の防災意識を高めるということが必要であります。区ではこれまで、防災市民組織のメンバーを中心とした防災リーダーの養成を行って、現在2,010名の防災リーダーがおりますが、まだまだ数的にも不足をしておりまして、とりわけ女性リーダーの養成が課題であります。また、受講内容も資器材訓練が中心であるために、受講後のスキルアップも課題となっております。


 そこで、区では来年度から地域大学を活用して、地域防災コーディネーターを養成することを計画しております。コーディネーターに、震災救援所訓練への参加等を通じて地域の方々に指導、アドバイスを行うことや、防災リーダー養成講座の企画運営等を行うことをお願いしたいと考えておりまして、こうした取り組みを通じて地域防災力の底上げを図っていきたいと考えております。


 私からは以上です。残りの御質問につきましては、関係部長より御答弁申し上げます。

○議長(富本卓議員) 都市整備部長。
      〔都市整備部長(渡辺幸一)登壇〕

◎都市整備部長(渡辺幸一) 

私からは、建築関係の所管事項についてお答えをいたします。
 まず、応急危険度判定員の体制整備に関するお尋ねでございますが、応急危険度判定を十分に機能させるためには、応急危険度判定員の方々の貴重な御意見が欠かせないものと考えてございます。そこで、区におきましては、応急危険度判定員の方々の御意見なども踏まえまして、昨年度は情報伝達訓練を実施したところでございます。今後、震災時の応急危険度判定が円滑に進むよう、東京都とも連携しながら体制整備に努めてまいります。


 次に、空き家の解体に関するお尋ねにお答えいたします。
 地域に重大な影響を与える特定空家等及び特定空家等に準じる老朽危険空き家につきましては、平成27年5月の特別措置法施行時で総数15件と区では把握しておりまして、このうち8件が既に除却され、現在は7件と認識してございます。このことにつきましては、杉並区空家等対策協議会による貴重な御助言や区職員による粘り強い対応などが所有者の御理解を得たものと考えてございまして、老朽空き家に対する除却費助成制度などの周知も含め、今後も引き続き管理不全の空き家への対応に取り組んでまいりたいと考えております。


 次に、リフォームへの一部助成制度の創設と区内業者の紹介に関するお尋ねでございますが、区におきましては、木造住宅等の耐震改修助成、低炭素化推進機器等導入助成、住宅修築資金の融資あっせん制度などを行ってございますが、このような各所管課にまたがっております諸制度の紹介につきまして、今後も区のホームページなどを通じまして、区民の皆様にわかりやすく情報提供をしてまいりたいと考えております。


 また、区内業者の紹介につきましては、毎週月曜日と金曜日の午後に実施しております杉並区増改築無料相談会や相談会の事務局を御案内してございますので、本件につきましても周知にしっかり努めてまいります。 私からは以上です。

○議長(富本卓議員) 危機管理室長。
      〔危機管理室長(寺嶋 実)登壇〕

◎危機管理室長(寺嶋実) 

私からは、初めに、震災救援所の運営に関するお尋ねにお答えいたします。


 区では、小中学校を震災救援所として活用するため、学校を改築する場合は、学校防災倉庫やマンホールトイレ、非常用コンセントの設置など、救援所としての使用に配慮した学校整備に努めております。こうした施設を最大限に活用していくためには、震災救援所の運営に携わる役員等にその配置や使用方法などを熟知してもらい、訓練を行っていただくことが必要です。そのため、設備、機能の一覧表や訓練時の使用方法の簡易なマニュアル、一般区民の方にも見やすい図面の作成など、救援所運営に携わる役員等の御意見も聞きながら、わかりやすくお伝えする方法を工夫してまいりたいと考えております。


 次に、震災復興マニュアルの改定についてのお尋ねにお答えいたします。
 このマニュアルは平成16年3月に策定いたしましたが、この間の震災等を契機に災害対策基本法などが改正され、これを踏まえて、東京都が平成29年3月に修正した区市町村震災復興標準マニュアル等との整合性を図るとともに、現行に即した所要の修正を行うものです。


 主な変更点といたしましては、被害想定を杉並区で被害が最大となる東京湾北部地震に改めること、また、復興施策の基本的視点に新たに、区民との合意形成に努めながら復興を進める区民との協働連携や、平時から他自治体と受援、支援について調整するといった都や交流自治体との連携の項を加え、さらに、被災住民や事業者が主体的に参加して、地域力を生かして復興に取り組む地域協働復興推進を追加していきます。あわせて、復興業務のプロセスは、災害対策本部業務と並行し、あるいは連続して行うこととなりますので、事業間の連携調整が必要となります。今回新設するフローチャートでは、復興マニュアルに示した各項目を網羅するとともに、各事業の開始時期や終期の目安を明示することで、全体の進行管理にも資するものとしてまいります。


 復興マニュアルは年度内の改定を目指しております。
 私からは以上です。

○議長(富本卓議員) 政策経営部長。
      〔政策経営部長(白垣 学)登壇〕

◎政策経営部長(白垣学) 

私からは、区立施設の設計者選定に関する御質問にお答えいたします。


 区立施設の設計に当たっては、施設の規模や性格に応じ、その施設にふさわしい設計者を選定し、安全性や快適性、省エネなどの建物性能とコストが最適化された施設づくりを行っていくことが重要であると認識しております。その点でプロポーザル方式は、さきにも御答弁申し上げたとおり、高い技術力や創造性、実績などを求められる施設に適しており、区でも幾つかの特徴ある施設で採用しております。


 一方で、プロポーザル方式には、事業費の高騰や維持管理の負担が重くなるケースがあるなどの課題もあり、経費の抑制を図るための工夫などを行いながら、採用の検討をしてまいります。


 私からは以上でございます。

○議長(富本卓議員) 保健福祉部長。
      〔保健福祉部長(有坂幹朗)登壇〕

◎保健福祉部長(有坂幹朗) 

私からは、区における高次脳機能障害の方の支援状況についてのお尋ねにお答えします。


 区では障害者福祉会館におきまして、高次脳機能障害の方とその御家族、支援者などを対象とした相談窓口の設置、御家族を含む当事者の交流会、障害理解を学ぶ場としての支援セミナーや関係機関との連絡会を開催するなど、高次脳機能障害者支援事業を実施しております。また、家族会の活動や運営を支援するための助成、親睦会開催への協力なども行っております。特に相談窓口におきましては、相談内容や個々の状況に応じて、会館で実施しています生活リハビリ事業やふれあい広場事業への御案内や、就労支援機関などの適切な支援先につないでおります。


 なお、平成28年度の相談実績は、延べ約1,300件でございました。
 私からは以上でございます。

○議長(富本卓議員) 高齢者担当部長。
      〔高齢者担当部長(田中 哲)登壇〕

◎高齢者担当部長(田中哲) 

私からは、ケアマネジャーの高次脳機能障害を含めた個々の障害特性についての理解に関する御質問にお答えいたします。


 御指摘のとおり、40歳以上の高次脳機能障害で脳血管疾患の方は、基本的に介護保険サービスが優先されますので、ケアプランを作成するケアマネジャーが個々の障害特性について理解を深めることは、大変重要であると認識しております。現在、区では居宅介護支援事業者協議会と連携し、区内のケアマネジャーを対象に、障害者分野を含めたさまざまなテーマで研修等を行ってございます。今後も、高次脳機能障害を含め、個々の障害特性についてのケアマネジャーの理解がより一層深まるよう、高齢者部門と障害者部門とが連携して取り組んでまいります。


 私からは以上です。

○議長(富本卓議員) 中央図書館長。
      〔中央図書館長(齋木雅之)登壇〕

◎中央図書館長(齋木雅之) 

私からは、中央図書館の改修に向けた設計事業者選定に関する御質問にお答えします。


 中央図書館は築35年が経過し、施設設備の老朽化が著しいため、昨年度改定した杉並区実行計画において、平成30年度に設計、31年度に大規模改修工事に着手することとしております。これに先立ち、昨年度は、中高校生を含む延べ1,400名余の区民、利用者から、意見交換会やアンケートなどさまざまな手法により意見、要望を聴取し、それらを踏まえて、施設の老朽化対策に加え、レイアウトの変更及び機能拡張の方向性などを盛り込んだ改修基本計画を本年8月末に策定したところです。


 こうした改修基本計画を着実に実施するための設計を行うに当たっては、単に価格競争をするのではなく、すぐれた技術力や創造力、実績を持つ設計事業者を選定する必要があると考えております。そのため、来年度当初予算の編成を通じて、議員の御指摘も踏まえつつ、適切な設計事業者の選定方法を検討してまいります。


 教育委員会といたしましては、広範な区民の意見を踏まえた中央図書館の大規模改修を通して、杉並区立図書館サービス基本方針に掲げた10年後の図書館像の具現化を図り、図書館サービスの一層の向上を目指してまいりたいと考えております。
 私からは以上です。

 


山本あけみに熱き1票を!杉並区議会議員選挙投票日は4/23(日)です!

2023-04-19 | 活動日誌

先駆的な杉並区へ!引き続き尽力して参ります!

是非、皆様の熱き一票を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます!!

 

 

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【4/20岸本聡子杉並区長来たる!】木曜茶話会「決意を新たに、区民との約束。」

2023-04-19 | 活動日誌
岸本聡子杉並区長来たる!
 
 
特別開催の木曜茶話会のゲストとして、
岸本聡子杉並区長にご参加いただきます。
 
杉並区政において、区長と区議は車の両輪。
 
山本あけみは、区議の役割の一つである行政の監視役を果たしながらも、
具体的な政策課題を区長と共有し、切磋琢磨をして、
暮らしやすく豊かな杉並区を目指して参ります。
 
特別開催の木曜茶話会では、
区長と区議というそれぞれの視点で語ります。
 
皆様のお越しをお待ちしております!
 
日時:4月20日(木)19~20時
場所:アクロス 京王井の頭線久我山駅改札正面 
[会場が変更になりました]
 
 
 
タイムスケジュール
19:00~ 山本あけみごあいさつ
19:15~ 岸本区長から区政に関して
19:30~ 質疑応答
20:00  散会
 
お席に限りがありますので、立ち見になる可能性があります。
大変申し訳ございませんが、ご了承頂けます様よろしくお願い申し上げます。
 
杉並区民限定イベント、参加無料、予約不要
 
お問い合わせ先
yamamoto.akemi1965@gmail.com

応援メッセージが届きました!

2023-04-19 | 活動日誌

必勝!杉並区議会議員!!4期目!!!

写真:すしぱく

 

【天沼在住、40歳代、女性】

あけみさんは、産後ケアを手厚く拡充してほしいと願う区民の声に耳を傾け、応援してくださいました。それは一回だけでなく、何度も必要な時に手際よくアドバイスをくださり、とても助かりました。

議員というと派手な印象がありますが、あくまで区民のためにサポートをしてくださる、縁の下の力持ち的な印象を明美さんはお持ちで、私はその姿勢がすごいなと感じています。

これからも応援しています!

 

【久我山在住、70歳代、女性】

福祉の谷間に落ち込んでいる多くの方々のため、ご活動よろしくお願い申し上げます。

 

【荻窪在住、60歳代、女性】

山本さんには個人的に本当におせわになってます。私が脳出血して高次脳機能障害を負い生活がままならなくっても、近所まで来てくださり、励まして頂きました。
また、障害に関してもご理解があり、区議会議員として区内の環境の保全にも取り組まれてる方です。
緑豊かな杉並区。
将来、子供達にも「杉並区が好き、遊び場も沢山」と言って貰えるよう引き続きあけみさんには発言の機会を持っていただきたいと思ってます。
人に寄り添う山本さん。 応援してます。

 

【善福寺在住、40歳代、男性】

山本あけみさんのこれまでの活動で培われた、専門的な経験や知見は、まさにこれからの新しい杉並を区民みんなで築く上で、大変、大切なものだと思います。これからも、様々な暮らしの環境や建築、カーボンニュートラルという課題を地域の人たちと共に取り組んでいって欲しいと思います。

 

【阿佐ヶ谷在住、60歳代、女性】

まちづくりをはじめとして、社会の諸問題に真摯に取り組み、日々勉強を重ねて行動に移そうとされている姿勢に感銘します。そのエネルギーをこれからも持続して活動を続けてください。

 

【福岡県在住、50歳代、男性】

山本様の気候変動に関するお取組とりわけ家庭部門(住宅関連)を支持しています。気候変動は現世代共通の課題であり、国や都だけで無く全ての自治体での草の根の取組が求められています。そのお導きのご活動を応援しております。

 

【世田谷区在住、60歳代、女性】

世田谷在住ですが、最寄り駅が久我山なので、気分は杉並区民です。
山本さんは、久我山の緑を保つため、地道な努力を重ねてこられました。
その姿を間近で見てきましたので、信頼しています。

 

【区外、50歳代、男性】

区民目線であることを最優先し、いつも丁寧に見つめ、寄り添おうとする山本さんの活動を、遠くからSNSで拝見しております。無所属になられたお覚悟やそれ以降も変わらぬ「志」は頼もしい限りです。新しい区長さんとの議論や協調はいかがですか?あくまでも区民の便益向上との思いは共通のはず、住みやすい地域自治のさらなる実現を、ますます期待しております(^^)

 

【成田東在住、50歳代、男性】

日ごろから区内のことに対して積極的な活動しているように見受けられます。街づくりに関する取り組みを特に頑張っていただき、よりよい住環境を実現していただきたい。

 

【区外、50歳代、女性】

文化事業、文化芸術の分野、活動を推進できる、あけみさん!少ない政治家です。
それが、どれほど文化で生きる我々の励みか!幸せです。

 

【宮前在住、50歳代、女性】

柔らかく優しい声で、押しつけず、なのに良く通る!
その声通りの人物だと思っています。
建築士としての視点と経験が、区政に役立っていると思います。
今後の活躍も期待しております!

 

【永福在住、60歳代、女性】

インテリアコーディネーターを生業として30年近くになります。
山本明美さんとは、某住宅メーカーで工事ねいちゃんなどと言われた頃からのお付き合いです。この仕事は、お客様のご希望をお聞きし、ご提案し、現場に足を運び、お引き渡し後もお客様のアフターを考える。1件のお家造りを最初から最後までお付き合いします。
色々なお客様を通して人となりのお勉強もし、責任感は、人一倍無ければ務まりません。
その成果なのでしょうか。荻窪にある中央図書館リノベーションは、利用される方を考えた、人に寄り添った素晴らしいものになったと思います。人に寄り添う気持ちは、以前の仕事で培った財産です。きっと、杉並区に暮らされるすべての住人に対して、その寄り添う気持ちを持っていると、私は山本さんを日々、激励し、応援してます。

 

【久我山在住、70歳代、男性】

いつも地域のために尽力いただき多謝。山本さんには是非リンカーン大統領の精神を発揮していただきたいと思います。

that government of the people, by the people, for the people.

Think a new and act a new!

 

 

【成田東在住、60歳代、女性】

木曜茶話会に参加した時に、日ごろから疑問を感じていたひきこもり支援対策について伺いました。すると山本議員から早速行政に働きをかけるためのアドバイスをいただき、要望書を作成し区長、区議会議長、区議会議員へ提出。そして、山本議員もすぐに動いてくださり、決算特別委員会で要望書に基づいた質疑をされました。その結果、担当部署から連絡があり、意見交換をした後にはじめて行政からご支援をいただけました。まだまだ課題はありますが、区民の声が区政に届いた瞬間でした。山本議員のスピーディーなご対応のおかげです。わたしの質問に対してもご丁寧に返信くださり、行政への橋渡し役を担ってくださいました山本議員に感謝しております。これからも山本議員のご活動を応援します!

 

【西荻南在住、70歳代、男性】
ひとが真ん中の政治でありたい
柔らかいけど、未来にとどくチカラ
やろうよ!可能性の杉並
(時には、人々の心の中に、驚きと感動が混じり合うような発想ができること)

前区長は、枯渇していた
夢がなくなっていた
流行った「政治家を育てる」も、
発言するたびにコトが後手後手になる政治の力不足が見えている

新区長は、みんなの話を聞いて
スマートに政策をすすめるだろう
ただ、スマートには、新鮮で持続する政策内容がともなうコトが条件

スマートに求められてるのは、正しいことではなく、失敗を認める柔らかさ
できないことが多くなっても、今日、新しく小さなことができたと気づく、高齢ご婦人の可能性を応援するチカラ
経済でない豊かさな社会を求めている、Z世代の可能性をカタチにするチカラ

頑張れ、トップ当選!

 

【宮前在住、60歳代、女性】

広く区民の声を拾い、活動の幅を広げていただいていると思います。
何が区民(=国民)のためなのかをベースに活動している山本あけみさんを応援します‼️

 

【松庵在住、50歳代、女性】

娘が幼稚園の時にママ友としてお付き合いが始まり、今も仲良くさせていただいています。
飾らない気さくな方で、ちょっと天然なところも可愛らしく親しみ易いです。
こうしたいという想いは強く、信念を持って頑張られている姿勢をとても尊敬しています。
これからも杉並区の環境をより良くしていただけることと期待しております。
陰ながら応援させていただきますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

【西荻南在住、50歳代、女性】

ご出馬を祝し、心よりお祝いを申し上げます。
ぜひともご当選の上、区民の夢や希望を形にする政治家に! 期待しております。

 

【上高井戸、60歳代、男性】

12年間の区議でのキャリアを生かした提案を期待しています。