山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

外濠vision2036にインスパイアされました!

2020-01-22 | 活動日誌

私が区議になるきっかけとなったのは、久我山緑の散歩道という、杉並区のまちづくり団体の助成金を頂きながら、最終的には区に直接提言が出来る協議会まで発展をした団体を立ち上げた事でした。

結婚後久我山に転居し、子どもが生まれました。

玉川上水や神田川に挟まれ、都立公園の予定地がある久我山を、この先、子どもにもっと良い形で残していきたいと言う思いで、思い思いの活動をしてました。井の頭公園と高井戸公園を神田川と玉川上水で結び、緑の回廊を作ってはどうかと都と区に提言したのもこの頃です。

 

今はあまり活動をしていなくて残念なのですが、その頃の仲間が先日、「玉川上水系(玉川上水・分水網・外濠・日本橋川)保全再生への道」というシンポジウムの資料を持ってきて下さいました。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~tamagawajosui-net/images/event/4th-symposium-20190118.pdf

これは、

法政大学、中央大学、東京理科大学の江戸城外濠周辺にキャンパスを持つ3大学は、外濠の水質改善のための共同研究を行うとともに、近隣の高校や地元自治会等を含めて連携し、水辺の保存再生について多彩な研究・教育・社会活動を展開している活動の一環で、私たちが立ち上げた久我山緑の散歩道も、玉川上水ネットの参加団体として名を連ねています。
 
凡そ370年前に当時の江戸の繁栄を支えた水路である玉川上水に水を通して皇居外濠の水質改善に繋げていこうという壮大な計画は大変魅力的です。残念ながら、今は濁ってしまい残念ですから。
 
外濠再生懇談会では昨年3月に外濠再生憲章を掲げ、小池東京都知事に提言書を提出し下さっています。
 
10年前くらいに杉並区で久我山緑の散歩道の活動をしていた頃には、まさか外濠の再生にまで話が及ぶような展開があるとは思いもよらなかったです。
 
杉並区の令和2年度の第1定例会で、「協働について」をテーマに質疑を予定しており、杉並区が考える狭義の「協働」に止まらず、市民団体、区内士業団体、学識経験者、大学、企業、また場合によっては他自治体との協働も考えられるなど、すそ野を広げて行く観点で進めて行こうと思案中です。
 
以上