本能寺の変 「明智憲三郎的世界 天下布文!」

『本能寺の変 431年目の真実』著者の公式ブログです。
通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。

『本能寺の変 四二七年目の真実』amazonカスタマーレビュー1

2013年09月17日 | 427年目からの挑戦
 amazonで「最も参考になったカスタマーレビュー」に選ばれた読者書評をご紹介します。まことに的確にとらえていただいています。
【説得力あり、納得感高い】
byなんちゃん 2009/8/22
 感想を一言でいうと、「ええ?まさか・・・でも、あり得る、おもしろい!」
 筆者は、当時を記す史料の記述から事実を丁寧に読み取り、それらを積み重ね本能寺の変の「真実」を推論していくのですが、このプロセスが非常に無理なく頭に入ってきます。説得力があるので、「まさか」と思うような結論なのですが、「あるかも」と思ってしまいます。
 筆者の主張する推論のポイントに感情論の排除があります。誰しも責任ある立場の人間は、得ている情報の中で合理的な決断をするはずだ、という前提です。これは日常の仕事で感情的判断の排除を求められる私自身から見ても非常に納得できます。これも説得性を増すポイントだと思います。
このシナリオに沿った大河ドラマが作られると、大名達のリアルな苦悩が描かれ、さぞおもしろいだろうなと思います。
 また、記述されている「事実」とされるものすべて、しつこいくらいに出典を記述しており、また筆者の推論と記載事実の区別もはっきりしているので、読み手としても検証しやすくなっています。
筆者が「明智光秀の子孫」とのことで、この時期の歴史に特別な想いを持ち、それが推論に影響を及ぼしているところもあるかもしれませんが、それを割り引いても十分読めます。逆にそうでなければこの書は生まれなかったでしょう。
 もっと大勢の方の目に触れて、多くの方に検証してほしい、非常に興味深い一冊でした。

【参考ページ】
 残念ながら本能寺の変研究は未だに豊臣秀吉神話高柳光寿神話の闇の中に彷徨っているようです。「軍記物依存症三面記事史観」とでもいうべき状況です。下記のページもご覧ください。
 ★ 本能寺の変の定説は打破された
 ★ 本能寺の変四国説を嗤う
 ★ SEが歴史を捜査したら本能寺の変が解けた
 ★ 土岐氏とは何だ
 ★ 土岐氏を知らずして本能寺の変は語れない
 ★ 長宗我部氏を知らずして本能寺の変は語れない
 ★ 初公開!明智光秀家中法度

***************************************
 『本能寺の変 四二七年目の真実』のあらすじはこちらをご覧ください。
 また、読者の書評はこちらです
 講演もお引き受けしています
>>>トップページ
>>>『本能寺の変 四二七年目の真実』出版の思い
本能寺の変 四二七年目の真実
明智 憲三郎
プレジデント社

このアイテムの詳細を見る

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おっとどっこい生きていた!... | トップ | 『本能寺の変 四二七年目の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

427年目からの挑戦」カテゴリの最新記事